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Yakov

2009年11月30日

続・サングラス(1)軍用タイプ

 例によってアバウトな表題で失礼。民間工場で生産されたものを軍が買い上げて支給した、というのが正確なのだが、某基地から出たものが中心なのでこのように題しても問題なかろう(国防省発注のカマンディールスキー腕時計ほどの「独自性」はない)。





某友人にもらったセルロイド製。経時変化で弦が溶けてしまっているが、仮に完全品でも掛けて歩くにはあまりに難易度が高い品である(ファッション的な意味で)。
友人が持っている添付書には1962年、とあるのでキューバ危機の頃に熱帯地域用に買い上げ・支給されたものと言えるだろう。入手先は後に紹介するものとは別らしい。





某基地から出た60年代製。デザイン的には同じく難易度が高いが(笑)フレームがプラ製なので劣化はしていない。ボロボロの紙容器は特に軍用を意識させるものではない。





同じところから出た7~80年代のロット。アフガニスタン向け、といってもまあよいのではなかろうか(もちろんアフリカとか中東とかにも需要はあったわけだが)。紙箱もやや丈夫なものになってきたが、眼鏡本体は特に立派なものではない。
  

Posted by Yakov at 18:15Comments(0)

2009年11月29日

INTERPOLITEX再訪

・・・まあここ数年、(書籍や雑誌のバックナンバー目当てで)必ず足を運ぶようにはしているのだが。



ロシア独自のGPSシステム・グローナスは国家的にもリキを入れているところなのだが、こういう場所ではイメージ展示くらいしかすることがない。



ロシア版ハマーの"ティーグル"も官公庁型、軍用といろいろなヴァリエーションが展示されていた。画像が小さくて見えないがフロントのエンブレムには虎の顔、そしてなぜか英語でTIGERと書かれているので日本人としてはどうしても「魔法瓶」を連想してしまう(笑)。



内務省のパネル展示。一般企業以外に国境警備隊やFSB、内務省博物館など官公庁のブースも充実している。
この展示はえらく殺風景な場所にあるが、去年までとは別のパビリオンで行なわれたせいだろうか、全般的に勝手が違って落ち着かない感じであった。



オセチア紛争で(敵側に)イスラエル製無人機が使われていたせいもあるのだろうか、ロシア企業もかなり売り込みに力を入れていた。







マニアとして、こういう新型被服のネタは欠かせない。
さて、国境警備局のブース(国境警備隊の展示会との共催、という体裁をとっているので結構大きい)で新型制服のデザイナーが出した国境警備隊制服写真集」というのを買ってみたのだが、ソ連時代の解説はミスが1ページに何箇所も見つかる、というかなりなザル本であった。
まあ写真はいいので買って損にはならなかったが。



こういうネタも大好物である。これは犬用の防爆衣だが、腰には(生意気にも)「スペツナズ」の記章がついている。
犬本体は割とぞんざいなつくりの縫いぐるみだが、隣のマネキンも負けず劣らずぞんざいだった・・・(手の部分に注目)。







面白い展示は多いのだが、解像度の低い画像ばかり並べても何なのであっさり端折ってしまいたい。



それでもお姉ちゃんの写真とかはちゃんと押さえておくのだ。もちろん内務省系の国家企業体であるこの警備会社の制服もそれなりに貴重な資料なわけだし(<実に言い訳くさい)。



主催者と出展者それぞれが「装備品の変遷」を見せるために古今東西のヘルメットその他を展示しているわけだが、その中で「電話機」の展示にとりわけ食いついた筆者はマニア的にどうなのだろうか。





屋外展示。こういう正統派の軍用車両よりも・・・。



こういうどうでもいい車両の方が筆者には「たまらん」のである。



高価な新型車や外車に押されているとはいえ、UAZもまだまだ現役である。軽装甲タイプやほぼ装甲車、足回り強化タイプなど結構な数が展示されていた。

・・・さすがに長くなりすぎたので総評とかはあっさりパスするのであった(笑)。
  

Posted by Yakov at 20:01Comments(0)

2009年11月28日

工兵バッグ(1)

 INTERPOLITEXの話を紹介しそびれてだいぶ経つが、写真も少し整理できたので近いうちにネタにしたい。まあ筆者は軍事専門家でもなんでもないので、「役に立つ」情報など皆無なのだが(笑)。
今回はネタ的に少し近い?ソ連時代の工兵バッグでも紹介してみよう。





7~80年代の工兵バッグ。工兵といっても任務は様々だが、この例では爆破作業のほか破壊工作、地雷処理などに対応した簡易キット的な内容である。
このタイプは画像のように箱状にまとめて運搬、拡げて腰に巻いて携帯、の2形態で運用できる。





内容的にはこのような感じ。木製の雷管ケース(もちろん中身はあるわけない)、(導火線への)雷管セット用絶縁ペンチ/プライヤー、ブービートラップ用の糸やワイヤーに釘・・・といったものから地雷処理時に刺す安全ピン(<用語的に不適切かもしれないが)の類までがコンパクトにセットされている。
・・・筆者は日常作業用にソ連製の絶縁ペンチを愛用しているのだが、こういう特殊規格のペンチは(単品ではまず手に入らないため)貴重なコレクションとなりそうだ。

木製の雷管ケースに短く切ったアルミ管など詰めると雰囲気はよくなるのだが要らぬ誤解を招くので(笑)野外に持ち出すのは止めておこうと思う。  

Posted by Yakov at 17:22Comments(0)

2009年11月27日

大統領警護隊再び(2)

 だいぶ間が空いてしまったが派手派手な特別警護部隊パレード服の続き。



制服の前立ての裏。涎掛けではないが、飾り布を上から止めるタイプである。
帝政末期にカーキのキーテェリに飾り布をつけて礼装にする・・・という計画があったようだが、この服の場合は「経費削減」対象外。なんといっても見栄張り衣装なのである。

ここで紹介する兵用はまだまだ安上がりな服だが(襟章や袖章とか)、将校用礼服(ロシアの軍装雑誌に載っていた)の金のかけ具合といったら、もう半端ではない。



兵用キーベルと礼装ベルト。ここではソ連式バックルのエンブレムを変えただけのようなつくりだが、後期型ではオーストリアハンガリー軍のような(要はふちが少し折り曲げられているのだ)ズボンベルト用バックルを大きくしたようななんともいえない形になっているようだ。



金属顎紐の下にはゴム製の顎紐が隠れているのだ。



裏から見ると調整ベルトが「婦人用ハンドバッグ」のように見える。
内側には「第2小隊」と個人名(画像では消しておく)が記されていた。
  

Posted by Yakov at 16:51Comments(0)

2009年11月26日

現用制帽(3)

 この春入手した制帽の続きを。ユダシキン制帽・・・の試作品も含め、ソ連解体後の制帽の中から、これまで簡単にしか触れていなかったものをつらつらと紹介する。連続だと飽きるのでまあおいおいと。





正規採用されたのかどうかよくわからないロシア連邦元帥(および上級大将)制帽。94/97制帽だと元帥常勤は帽体・バンドともにカーキでつばには刺繍がなし、礼装も配色は同じでつばにこの制帽と同様の刺繍がつくだけであった。
ユダシキン制帽でブルーグリーンの礼装が採用された以上(普及とは程遠いが)カーキ帽体に赤バンドの礼装は「試作」にとどまったものと思われるが、この制帽に傾注した労力がなんとも勿体ない(正式採用とかするともっと勿体ないのかもしれないが)。ちなみに帽章が94/97のままなのは特に意味がない。





同じく正式採用されなかったと思われる将官常勤(?礼装かもしれない)制帽。
94/97でも元帥礼装(これは「制服上着」の話だが)にのみ襟に金コイルの縁取りがついたようのだが、ひょっとすると元帥のみ常時つばに金刺繍、将官にはなし・・・という計画だったのかもしれない。
帽章が新型(すでに2007年には採用されていた)で帽体に鷲がないことからユダシキン制定直前の試作だったのだろう。



94/97式の元帥(&上級大将)常勤制帽。鷲は94年式だが、97式の鷲がついた元帥制帽は見たことがない。
実は以前レプリカを購入したことがあるのだが、この軍指定工房製の「納入品」と比較してもあまり差が見られない。結局レプリカも同じ刺繍職人が作っているのかもしれない。



手持ちのレプリカ元帥肩章をつけたブルゾンと並べてみた(笑)。袖の「国旗」はビニールプリントのままだが、当時のセルギエフも(写真を見ると)この辺、意外とおおらかだったようである。
ま、国家章を刺繍にするのは完全に「好み」なのだ。
  

Posted by Yakov at 17:18Comments(0)

2009年11月25日

鉄道・交通ネタ(13)民間航空

 またも趣味性全開なネタを。まずは数年越しでやっと完成・・・なものから。





制帽とネクタイ、胸章を入手してから幾歳月、ようやく到着した2005年型制服(パーサー用)本体。
まあ遅れた原因は「売り手が酔っ払って待ち合わせ場所に来なかった」とか実にしょうもない理由が度重なっただけなのだが。

制服改定直後から気になっていたのだが、見たところ普通の(剣襟だけど)シングル背広と間違えやすいのだがれっきとした制服で、パイロットはこれに直接袖章がつく。
ボタンにもアエロフロートの刻印(文字だけだが)が入っていたり、普通の背広で代用というのはほぼ不可能なのだ。基本これに胸章とネクタイ、制帽を組み合わせれば終わりだが、現在では左襟に小さな丸い服務章が着く様だ。

タグにもある通りウールとポリエステルの混紡で、全体に妙なテカリがある。アイロンを掛け損なった古背広のように見えるのが少し悲しい。





ロシアとはあまり関係ないが、アンゴラ航空(TAAG)の制帽とシャツ用肩章を入手した。
民間航空は独自のコレクター需要があるので本当に思わぬものに出くわすことがあるのだ。
まあアンゴラ自体はソ連時代から縁の深い国ではあるが・・・。専門外ゆえ、残念ながら満足な解説は出来ない(笑)。  

Posted by Yakov at 17:51Comments(0)

2009年11月24日

続・映画用複製(1)

 前回はいつ、何回紹介したのか綺麗さっぱり忘れてしまった。そんなわけで、(お気楽ブログだけに)通し番号はあっさりリセットしてしまうのである。





正直これは映画用といっていいのかどうか・・・現在では映画のコンサルタントをしている某友人(元国境警備隊員)が「特に注文があったわけではないのに」大量生産した80年代初期の国境警備隊迷彩服上下+略帽セット。古株のマニアなら、1985年ごろに中田商店が複製を製作したことをご記憶だろう(実物も多分少し前に紹介したはずだが)。
略帽ともども、ともかく品薄なもので、あわよくば戦争映画、それがダメでもマニアが買うだろう、という商売っ気があるのかないのかわからないアバウト思考で発注したらしい。生地は現代のPX品メーカーに卸してもらったらしいので多少の差異が出てしまったが、まあリエナクターとしてはありがたい。
ポーランドでリエナクトをやっている某知人など毒気に当てられ大量購入してしまったらしい。
ま、今現在だと当時の襟章や肩章がこれまた品薄になっているわけだが(笑)。


  

Posted by Yakov at 20:13Comments(0)

2009年11月23日

続・近隣国(8)

今回もアフガンネタ。



モスクワのバッジ交換会で入手したアフガニスタン軍少佐(?)の肩章。エポレットをばっさりぶった切ってあるところが「戦利品」的イヤんな感じである。英軍風生地の左側はピプが押しピン式、かつ刻印が鮮明なところからみて、より最近(多分現アフガン政権か北部同盟)のものと思われる。荒い生地の右側のピプにも不鮮明ながら中央部に刻印が見える。友人宅で見た共産時代のピプは中央がツルツルだったので、右側も92年以降のものかもしれない。





アフガニスタン民主共和国軍の空挺隊「コマンドス」の胸章。かなり荒い鋳造の記章が布で包まれボール紙に止められている。何種類かヴァリエーションがあるのだが、その詳細は不明。
これを購入したバイヤーはアフガン物に強いのだが、比較的高価な勲章・メダル類に対しこの記章だけはお手ごろな価格で購入することが出来た。



詳細は不明なメダルだが、党章が見えるので政治系のメダルだと思われる。リボン部分もアルミだったりしてそれほど高位のものではないだろうが・・・。
  

Posted by Yakov at 17:29Comments(2)

2009年11月22日

続・近隣国(7)アフガンネタ

 特に気合を入れて探したわけではないのだが、今年になってようやくアフガニスタン政府軍関係が揃ってきた。実物もおいおい紹介するが、まずは映画用のレプから始めたい。


Эти не личние колекции автора.

もともとコレクターで今は映画のコンサルタントをしている友人宅(別荘)にえらいアクシデントに見舞われつつ行ったときのこと。「その辺適当に見てていいぞ」といわれてそこらのクローゼットを開けて回っていたらこんな光景が。



ほんの数日前、(やや後の時代の)実物アフガン軍将校肩章を某所で購入していたので間違いない。アフガン軍の服ではないか?
資料用の実物(ソ連撤退後のものが主)と新規縫製した映画用レプが一緒くたになっているが。



(さすがに実物を売ってもらうのははばかられたので)購入したレプの綿服。報道写真で、将校がよく制帽と組み合わせている服である。



背中のボックスプリーツ。単純なようで結構特徴のある服だ。ズボンの写真は撮り損ねたので荷物到着時に(いつになるやら)。





同じく購入したウール服。ソ連の兵用コート生地で複製したものもあるようだが資料用の実物とごっちゃになっていて、持ち主も「一着だけならどれでもいい」という感じであった。
そのため複製だか実物だかマジでよくわからないが、いずれにしても超いい加減な縫製である。
ズボンと一緒に写っている略帽はオリジナル・・・らしい。



  

Posted by Yakov at 17:48Comments(4)

2009年11月21日

偽装(2)

 今回は軍装小物を。



多分ロシア時代になってからのヘルメットカバー。車両用の偽装網をそのまま小さくしたようなものだ。
色が茶色味の強いタイプで、報道写真(海軍歩兵その他)ではそれぞれ地形に合わせた色彩のものを使っているようだ。
このシリーズ(1)で書いたような「黄色」はこんなもんではなく本当のまっ黄色(+裏地ベージュ)である。



ヘルメット本体への取り付け部の拡大。ポリ製の洗濯用具のようなつくりだが、まあそれなりに工夫されているようだ。

(ここではあえて秘すが)出所がそれなりの施設なのでPX品ではなく軍制式、あるいはそのつもりで試作・納品した品のはずだが、類似の放出品を見たことがないので個人的には非常に興味深い。
ソ連時代、アフガン戦などでは兵士の現地メイドが普通だったわけだが、この辺の制式化の過程がわかるとよいのだが。

実はちょっと前から工場生産のソ連製ヘルメットカバー(パターンは数種類あるらしい)の引き合いがあるのだが(仲介者の都合で)今回も入手し損ねた。来年春にはなんとかこの辺を確認したいと思っている。
  

Posted by Yakov at 17:15Comments(0)

2009年11月20日

玩具(11)ほのぼの&殺伐

 玩具ばかり続くのもどうかと思うのだが・・・。



犬小屋の餌を猫が狙う・・・という素朴系おもちゃ。木彫りや銀杏細工とかでよくありそうなモチーフだが、工業製品として量産する・・・というのが面白い。



猫の顔が大昔のアニメ調(杉浦茂の漫画みたいでもある)なのがこの時代風、なのだろうか。
首振り犬は針金で釣ってあり、錘でバランス・・・という古典的スタイル。裏から見るとかなりグロい。



生産時期はわからないのだが、モスクワ市の文化玩具製造局とかの企画らしい。生産工場名は「児童玩具」とそのまんまである。




殺伐とした題材だが仕上げは結構ポップ・・・な単発拳銃。





撃鉄と引き金が同じ鉄板から出来ていて、撃鉄を起こすと引き金が顔を出すのだ。
紙火薬一枚で発火・・・する単発式。

これを売っていたバイヤーは「単発式だから自殺用だな、サムライにはふさわしいぞ!」とか無茶苦茶なことをいっていたが、日本人といえばサムライ、サムライといえば腹切り、なのだろうか。まあ「死ぬことと見つけたり」といった奴もいたから間違ってはいないのかもしれないが(<適当)。
実際のところはクラシックな決闘用拳銃をイメージしたのかもしれない・・・ってやっぱり題材は殺伐系か。  

Posted by Yakov at 18:01Comments(2)

2009年11月19日

偽装(1)

 INTERPOLITEXとか取り上げておきたいネタも多いのだが、たまにはちょっとミリブロらしく。





2000年ごろ購入したフェイスペイントセット「トゥマン(霧)」。黒X2・茶・緑の4本セットでアレルゲン含まず、とか天然成分のみ、とかロシア製らしからぬ宣伝文句が見える。その道では有名な軍装メーカーの製品で、パッケージが微エロ、というかお色気路線なのがまあ時代、という奴である。
(画像は思いっきり小さくしたのでミリブロ当局に通報、とかしないでもらえると嬉しい)



最近よく出回っている単体入りフェイスペイント。緑と黒は売り切れで茶色と黄褐色を買ってきた(蓋の色と中身の色はほぼ無関係)。黄褐色は殆ど黄色なのだが・・・。

これと少し関連するのだが、ロシアのPXやアウトドアショップでみかけるビニール製偽装網(ビニール布を打ちぬいたタイプ)には暗色系、白系、緑系のほかに鮮やかな黄色(裏はやや白っぽい黄色)というのがある。最初見たときは「こんな色に偽装効果があるのか?」とせせら笑っていたのだが、秋のモスクワ周辺では非常に効果があるのだ。
白樺の枯れ葉は表が鮮やかな黄色、裏はやや白身がかかった色なのだが、何かの弾みで水溜り一面に木の葉が(同じ向きで)落ちると・・・本当に信じられない黄色一色の世界が広がるのである。

突然「秋のゲージツ週間」みたいな話題を振って申し訳ない。明日からはまたお馬鹿ブログ路線に戻るのでよろしく。

  

Posted by Yakov at 18:48Comments(2)

2009年11月18日

電子玩具(2)

 6月に紹介したソ連製ゲームウォッチだが、注意してみると結構ボロ市で見つけることができる。
今回紹介するものは、箱やインストも残っているので前回のように「何のゲームかよくわからん」という醜態は晒さずに済みそうだ(インスト真剣に読んでないけど)。



パッケージ2種。機種の説明だけで箱に「何のゲームか」記載されていないのが凄い。とりあえずハードがあったら買っとけ、ソフトで選ぼうなんぞ10年早い(<シャレになってない)という感じだろうか。





最初画像で上にあるゲームがこれ。なんだか見たようなキャラが見えるが・・・。



・・・ちょっと待て!なキャラの卵集めゲームである。
もっとも、さすがの守銭奴ディXニーも(今は亡き)ソ連から著作権料は毟り取れまい。その意味では逃げ切りでソ連の勝ち。当時のソ連にそんなつもりはなかったと思うが(笑)。





同じく最初の画像・下のゲームは「陽気なコックさん」という題名のオリジナルキャラ。猫やらネズミから料理を守れ!というどたばたゲーム。

・・・人気アニメ「ヌー・パガディ!」の狼&ウサギ対戦のバリエーションがロシアのサイトで紹介されていた。本気で集め出すときりがないので自制したいが、液晶がちゃんと生きているものが多いのはコレクター的に大変嬉しい(自然環境によるのだろうか?)。

  

Posted by Yakov at 17:28Comments(0)

2009年11月17日

これは買えない情操玩具(1)

 筆者とて野放図に小物を買いあさっているわけではない。時には理性が勝って・・・というか物理的に諦めざるを得なかった残念小物を紹介する番外編である(将来続編があるかもしれないが)。



エボナイト樹脂か何かを削って本体を作り、金属やアクリルで細部を組み込んだ潜水艦模型。
玩具というより上司への贈答品なのはいわずもがなだが、価格・大きさもさることながら運搬時に細部が壊れてはあまりに悲しいので購入を見送った一品。

実は数年前に木箱の運搬ケースに入ったこの手の模型の引き合いがあったが郵送荷物にしてもでかすぎ、手持ち荷物で帰国するにもあんまりなサイズなのであきらめた。
・・・以前アクリル製の水上艦模型を紹介した気もするが、あの時はまだ若かった、ということで(笑)。



これはどんな奴でも購入を諦めるだろう戦車模型。筆者の足と比べていただければ大きさがわかると思う。金属と木製ブロックを組み合わせた労作だがもちろん重さも半端ない。
(観光客以外の)モスクワ居住者も思いは同じなようで、(鳥のXXまみれなことからもわかるように)もう長いことイズマイロヴォボロ某業者の看板と化している。

・・・これはもちろん贈答品だが、ソ連時代の量産おもちゃに「木製弾を発射できるバネ大砲」というものがある。実はそれもサイズ的にこれに遜色ないため、別の業者のところでもう10年も売れ残っている。



これは別の意味で買えない・・・市内北端のスポーツ系商業複合施設のミリタリーショップで売っていたロシア民芸「ホフロマ塗り」の実物40型ヘルメット。
2月23日の建軍記念日とかの贈り物だと思うが、もらった方は(一笑いしたあと)持て余すこと必至である。



これは玩具とは違うのだが、「太陽に灼かれて2」用にベラルーシの業者が0から手作りしたPPD40。
映画で発火シーンがあるわけではないので薬室は作っていないが、この話には(その業者が)「発射機構も作っとこうか?」と知人に聞いてきたという怖ろしいおまけがつく。
・・・ベラルーシといえば、ドイツ占領時にパルチザンが様々な規格の手作りサブマシンガンを作っていた地方なのであった。

・・・いや、買いたいとか注文したいとか思ってないから、絶対。

追記:よく考えたらPPDは40でなく34のドラム型モディフィケーションであった。申し訳ない。  

Posted by Yakov at 18:20Comments(2)

2009年11月16日

雑記・「星の街」訪問

 縁あってよく出入りしている「軍主計局付属・ロシア及び諸外国軍服博物館」が宇宙飛行士養成施設で知られる「星の街」のすぐそばにある。友人がそこの職員と知り合いなので雪の中(モスクワ市内と違ってめちゃ寒い)見物に行ってきた。まあ関係者が知人にいるといろいろ楽なのである。



宇宙飛行士の宿舎だったアパート。現在では(関係者が多いとはいえ)宇宙飛行士以外の住人の方が多いはずだ。



宇宙飛行士博物館ではついウケ狙いの記念写真を撮ってしまう。着ている服についてのツッコミは不可。



その内部。博物館の方には見学のアポも何も取っていないのだが(<当たり前)知人が関係者の強み、たまたま30分後にやってくる見学ツアーに混じって見学することが出来た。
こじんまりとしてはいるがそれなりに見ごたえはあり、ガガーリンの軍服についている勲章も多分オリジナルであったりする。



宇宙飛行士の地上帰還時サバイバルキットの一部。救難信号発信機はうちにあるタイプの一世代前のものだろうか。



お世話になった関係者に心ばかりのお土産を渡したら予想以上に喜ばれ、敷地内のスーベニヤショップで御返しをもらったり。ここではワッペン・パッチ類も非常に高いのだが(マニア目線)気持ちなので(欲張らずに)安いものだけもらって後は自分で買うことにした。



つい買ってしまうものの代表、宇宙食である。実はその数日前にモスクワ市内・ВДНХそばの宇宙博物館売店でみかけ、「高いから止めとこう」と思ったのに遠出をしたための「勿体ない効果」でやっぱり買ってしまうのであった。缶詰とかは市販品と大して変わらず、チューブは林檎ジュースのみだったのでクラッカーとパンを購入。賞味期限が記載してあるが、筆者的にはどうせあと10年くらい食べずに放置しておくと思う(笑)。



オマケ。モスクワ中央電信局そばの壁面になぜか張ってあった「宇宙飛行士博物館見学ツアー」の広告。ベルカとストレルカをキャラクター化した・・・と思うが3DのXズニーキャラ並みにキモチワルイ。
まあジャパニメーション的可愛いキャラにすると余計可哀想になってしまうかもしれないが(ちなみに筆者はあまり犬好きではない)。

  

Posted by Yakov at 18:27Comments(4)

2009年11月15日

酒は涙か、・・・ていうか汗。

 本日来客のため&時差ぼけのため簡易更新。





今回もまた買わなくてもいいものを大量に買ってきてしまったのだが、その筆頭がこのステチキンАПС型のウォッカ空き瓶である。サイズ比較のためソ連定型身分証を並べてみたが、実物の2倍近く大きい。容量は確認していないが750mlくらい入るのではなかろうか。

この手の酒瓶は割とポピュラーで(当社比)、トゥーラの猟銃型コニャック瓶、カラシニコフ自動銃型ウォッカ瓶(詰め替え用のグジェリ陶器デカンタもある)とかあるのだが、これは意外なほどデフォルメが少なく左右両面とも再現されているという誰得アイテム(?)なのだ。
空瓶とはいえ1kgを優に越える重さのコレを手持ち荷物で持ち帰るため、多くの荷物を諦める(どの道郵送で送るのだが)というのもまた人生である(意味不明)。  

Posted by Yakov at 17:34Comments(0)

2009年11月14日

生存報告

どうやらこうやら本日帰着。
今回は残念ながらリエナクメントには間に合わず(本日一件進行中のはず)。まあその分interpolitex
やら「星の街」訪問記とかネタは仕込んできたのでそのうちおいおい、ということで。
本日は取り急ぎ生存報告のみにて失礼。
  
タグ :業務連絡

Posted by Yakov at 15:14Comments(4)