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Yakov

2010年01月06日

天下の回りもの。

 前回(昨年9月)紹介した金券ネタでは現物が手に入らず模型でお茶を濁したのだが、この秋古物クラブの交換会でちょっとまとまった数の実物を購入してきた。



あまり大きな画像ではないが、ソ連対外貿易銀行発行の「(海外出張用)金券」である。国防省発行のものは上下に赤いラインが印刷されているのだが、これはそれ以外、外交官や通商代表部、一般の出張者などが対象の金券だ(国防省のものは相場が10倍以上なので見送った)。1,3,5,10,25カペイカと1,3,5ルーブル、10,25,50ルーブルという感じで3種類のサイズがあるが、同一サイズの紙幣が多い上にコインがないので結構面倒くさい。・・・それでも外地で使わずにもって帰ればベリョースカで高レベルの買い物が出来たわけだが。



これもまた別ヴァリエーションの金券。発行元は同じだが、主に配布先、年代による違いである。
画像の中央、切り取り線つきの紙幣には切取り部分にワルシャワ銀行の印が押してあり、社会主義「兄弟」国では現地銀行で土地の通貨に換金できたことがわかる。まあ食品や生活必需品はともかく、ポーランドで現地ものを買うより故国のベリョースカに行った方がはるかに以下略(笑)。

・・・さすがにきりがない&高価なので購入はしなかったが、モスクワのマニア市場では炭坑やコルホーズなど限られた地域・機関内でしか使用できない金券類もコレクターの人気を集めている。
中にはガリ版か手書き(<さすがにそれはないが)かと思うようなプリミティブなものがあったりしてとても面白いのだが、到底筆者のような普通の人間(<つっ込み禁止)が手を出せるようなものではない(笑)。
またいつか写真くらいは紹介できるかもしれないが。

ドル相場もユーロも波乱含み。これらも(そのときは円もそうなるだろうが)いつかはコレクター以外には興味を引かないものに成り下がるのかもしれない。  
タグ :紙幣印刷物

Posted by Yakov at 17:46Comments(0)