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Yakov

2010年06月08日

続・近隣国(11)アフガン狂い咲き。

 諸事情で外出のため早めに更新。
・・・今回、アフガンネタは異常に豊作であった。多分3~4回の連載になるくらい・・・。
もちろん購入できたものと友人宅で見た資料的なものとを同時に紹介するので、いらぬ期待で悶死しないように(<約1名様への警告)。



何年も探していた綿の上下・帽子。アフガン介入前後のソ連軍事顧問が着ていたのがこれと同じ裁断であった。軍事顧問の着ていたソ連将校生地の服があれば言う事ナスなのだが、これは多分現地縫製現地調達生地。
これを見るとソ連軍がいかに上質な生地を使っていたか思い知らされる(1942年頃と91年頃は別にして)。



上着と帽子のアップ。ボタンがまちまちなのは交換を繰り返したせいかも知れないのだが、前あわせ最下部のボタンがちょっと英国風な皿型プラボタンなのが面白い。
全体によくもまあこんなに色落ちするものだ・・・という脱色具合。襟にうっすら見える茶色いシミは・・・見なかったことにしようと思う。



背面と帽子の裏。肩章上端がボタンでなく縫い留めになっているのがわかる。階級章の脱着に不便だと思うが、(ボタン式の服も存在する)もしこれが顧問が着ていた服だとすると「階級章などそもそもつけない」ため無問題、ということになる。
ボロ市で買ったため出所など知りようもないのだが、アフガン政府軍の純正品より「顧問着用」のほうが筆者には好ましいのでちょっと「願望」で書いてみた。んなわけであまり根拠はない。



それにしても縫製が粗い。これはズボンの裏面だが、正面のプリーツ(プレスライン)のミシン縫込みになっている部分がほつれていたり前合わせ辺りがパックリ口をあけたスーパーセクシー仕様になっていたりで(単にほつれていただけだが)履く前に修理しないと「軽犯罪」で捕まってしまいそうだ。
ちなみに帰国時トランクに詰めて持ち帰ろうと思ったがズボンのポケットから使用済みの脱脂綿を発見。もし麻薬系鎮痛剤とか使ってたら空港で「犬に吠えられ」かねないので郵送することにした。万一反応があっても現地郵便局で指摘される方がまだ問題が少ないし(笑)。
・・・ま、郵送すると3~4ヶ月かかるのだけど。

美味しいネタは小出しにするのがポリシーなので、「食い倒れネタ」とか交えつつ時々このネタを書いて行きたい。

  

Posted by Yakov at 17:16Comments(2)