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Yakov

2010年06月20日

大統領警護隊再び(3)

 今回は制服ネタで。連邦保安局(今は国境警備局も含まれる)と連邦警護局は基本的に共通した装備が多いので一緒に紹介してもいいのだが、今回特殊な出物があったのでとりあえず今回はこの表題で。



大統領警護連隊の新型パレード服だが、(帝政期に似せた)国家的式典用制服とはまた別ステージに位置づけられている(<例えば?とか訊かないように)。
連邦保安局/警護局の服は裁断がソ連時代に極めて近くなかなか格好のよいものだが、記章類はちょっと前のオリーブグリーン制服に準じている。ただ警護局の襟エンブレムは「双頭の鷲」を取り払った新型(この例では金糸刺繍)なのに袖のワッペンは双頭の鷲つき旧型というのがよくわからない。
ズボンはふくらみの少ない乗馬型だが無茶苦茶細いサイズで「警護連隊」の高身長細身マッチョ体型が如実にわかる。
・・・NKVD~KGBの乗馬ズボンで誤魔化したくなってきた(笑)。



制帽。つばにオーナメントがつき、帽章も帝政将校型によく似たコサック用になっている。新型制服は基本的に帽子のクラウンも小さくなるはずなのだが(クラウンの鷲章を廃止するため)この例では結構大きくなっている。



ボロ市で見つけた改定前の大統領警護連隊礼装帽。制服がオリーブグリーンで記章を変えただけの軍特別儀杖連隊と違い、ソ連時代によく似たクラウン部帽章が素晴らしい(ロシアになってからはふた回り小さいものがデフォルト)。中心部には赤い星の入った盾(金属製)が入るはずだ。・・・入手が難しければソ連時代の帽章を細工(周りを切り落とす)すれば済む話だがなかなか踏ん切りがつかなくて・・・もしもう1個帽章が手に入ったらやるかも知れない。
・・・クラウン帽章縁取りがミシン刺繍なのはちょっと悲しい。  

Posted by Yakov at 16:54Comments(3)