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Yakov

2010年08月25日

続・民警(10)

 記章ネタばかりで目が疲れても何なので(笑)今回は制帽を。



交通警官(ГАИ)の制帽。ソ連時代の名称「国家自動車管理局」は一時ГИБДДとかに改名されていたが何年か前にまた復活したようだ。
2000年代に入って交通警官の制服(外勤作業服)はダークブルーに変更され、制帽も同色で夜光反射ベルトが巻かれるタイプになった。
この制帽は最新型で帽子のクラウンが非常に小型化され、軍のユダシキン制帽に準じたものに変わりつつあるようだ。まだ帽体に鷲章(民警専用97年式)がついているものも多そうだが、いずれは鷲章は廃止されていくと思われる。

・・・余談だがウクライナの交通警察の略称はДАI(DAI)になったそうで、偶然とはいえロシア語の「Дай!:(金を)よこせ!」に発音がよく似ている(笑)。



90年代、サンクト・ペテルブルク(レニングラード)の革命広場(冬宮前)に勤務する警官が使用した制帽。革命直後(1920年前後)にもペトログラード警備隊が真っ赤な制帽(パイピングは青だったが)を使用していたのでそのオマージュ(<便利な用語だ)なのだと思う。
きわめて少数の部隊用なのでかなり貴重なはずだが、これまでに2~3個手に入れたことがあるという不思議。バンド用帽章は92~93年ごろのものを付けているが94年型以降(上記交通警官のものと同型)のバリエーションも当然あるはずだ。

筆者の活動範囲とサンクトはあまり被っていないので(20年間で通産20日くらいしかいたことがない)現在もこの制帽が使われているかは確認できていない。  

Posted by Yakov at 17:08Comments(0)