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Yakov

2010年09月19日

紅茶ネタ(3)装飾系。

 まあ今までの食器ネタも大抵装飾系だったのだが、今回は純粋な装飾系、お土産の非実用サモワールを。



左側の真鍮製サモワール、実は本日某骨董市で発見した一品である(笑)。1990年、モスクワ州のミティシの工場の製品だ。実用サモワールよりふた周りほど小さいが、未使用で保管されていたので状態も上々、インテリアにはよい品だと思う。
右側の小型のものは・・・。



ソ連時代のお土産としては定番だった「ヤースナヤ・ポリャーナ」の小型サモワール。
サモワールといえばツーラ製(軍ヲタ諸氏は帝政以来の兵器工廠を想像されると思うが)というくらいだが、ツーラに近い「ヤースナヤ・ポリャーナ」はトルストイの住居として有名だ。
ひょっとするとそこの博物館のお土産なのかもしれないが、ソ連の観光客用土産店では結構目にする品だった(もちろん現在では姿を消している)。

物凄く小さいのに内側の「炉」までよく出来ており、焼けた炭片をぶち込めばお湯が沸かせるかもしれない(あくまで理論上だが)。古典的サモワールの構造見本みたいなものともいえる。



本日購入した方(しつこい)はご覧のとおり中は空洞だが、とりあえずお湯を溜めて置くだけなら出来そうだ。ダミー部品ばかりの蓋も、湯気抜きの穴だけはライブである。
まあどうせすぐ冷めるのだし「何が楽しくてわざわざお湯を入れるのか?」と聞かれたら返答に窮するが。

・・・とりあえずマニアの語源は「偏執狂患者」なのだ、と開き直っておこうと思う。実際楽しいんだし。  

Posted by Yakov at 16:33Comments(2)