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Yakov

2010年10月09日

白樺。

 ソ連軍ヲタ的には白樺(ベリョーザ)といえばテトリス柄の2色迷彩、昔ながらのソ連マニア的にはソ連国内ドルショップである「ベリョースカ」を思い浮かべるところだが、今回は見たまんま、民芸材料としての白樺である。
木材としては「(大方の)マトリョーシカやスプーンの素材」でもあるが、今回は白樺の皮細工の一例を。



白樺の皮は型押し加工が楽なので細かい模様も自由につけることが出来る。ブローチや装飾小物によく使われるわけだが、それなりに気密性の高い容器として卓上調味料セットや紅茶保存器に非常によく使われているのだ。



ロシアの民衆画(左には歳時記が記されている)をあしらったあるいは細密、あるいは素朴なデザインの包装容器として永く愛されてきた材料なのだ。



・・・それにしても見えにくいところ(いや、よく見えるのだが)になるとあっさり手を抜くロシア気質というかなんというか特徴がもろに出ている・・・。右側など、それなりに高級なつくりなのに、蓋の止め具に楊枝をそのまま使わなくてもよいのではなかろうか。まあ面白いからいいけど。  

Posted by Yakov at 17:02Comments(0)