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Yakov

2010年11月20日

ソ連製ジーンズ。

 個人的な話で恐縮だが、筆者は高校生のとき以来、もうウン十年もブルージーンズの類を履いたことがない(ODやらベージュやらのジーンズ類似生地は大学生の頃少し履いたが「ウン十年」の前ではほぼ誤差である)。翻ってモスクワ市民だが、ソ連後期に流行して以来、輸入物ジーンズは今でもそこかしこで愛用されているようだ。

ブレジネフ時代の資料などを読むと輸入物ジーンズを前後二つに分けてもう半分を「ソ連製ジーンズ」に挿げ替え、「二本にして」売りさばいた闇商人の話がよく出てくるのだが、これまでなかなか現物にお目にかかる機会がなかった。まあデニム生地の作業着自体は戦前からあるし、そもそも(真偽不明だが)リーバイス自身ロシア移民という説があり、ロシア文字が書いてある初期リーバイ製品の写真を見たことがあるけど(これは手の込んだ冗談かもしれない)。





その一。デニム生地ではあるが、輸入物にはあまり似てない。当時の流行歌で「コルホーズではジーンズをただでくれる」と歌われた奴かもしれない。似てないけど。





よりジーパンっぽい造りのvereyaブランド。これならニコイチに使えそうな気もする。

前述のようにジーパンを履かない筆者だが、リエナクター的には普段からジーンズ履いていてもおかしくないような気もしないではない(<根本的に間違ってる)。でもあんまりアメリカ製は履きたくない、というかサイズ表記からしてよくわからんので嫌いなのだ。
・・・で、こういうのが手に入るとちょっと事情が変わってくる。もしも後日筆者がジーンズらしきものを履いているところを見かけたら、かなりの確率でそれは「ソ連製」だと思われる。  

Posted by Yakov at 18:51Comments(3)