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Yakov

2011年03月23日

97年式税関補遺(2)

 希望的観測だけが大盤振る舞いのここ数日だが、本ブログは相変わらず淡々と地味ネタを続けるのである。



88年から現在(97年式)まで肩章用の階級ピプは基本同型を使用しているのだが、上のタイプが後期、下が前期型のロットである(切り替え時期は未確認)。大型が佐官用、小型が尉官相当官のものだが右上の未塗装のものは90年代の植物検疫尉官(肩章ベースは白絹地に緑ラインと縁取り)用である。検疫官(昨年7月12日紹介の動物検疫官とは別組織)については階級章以外の被服規定が探しきれていないのが残念である。



税関女性職員には略帽以外に専用の外出帽的なものが制定されている。下の88年式は旧ブログで紹介した気がするが、上に載せた97年婦人帽はもう民生のお洒落帽にしか見えないデザインになっている。



97年式の将官制帽。バンドの色を変えれば国家環境保護局とそっくりなのだが官公庁の制服に「共用デザイン」の文字はない(苦笑)。
もっとも、(後日紹介するが)税関と検事局の将官にはなぜか軍隊式帽章、軍隊式刺繍の制帽というものが存在した。基本的にソ連時代の話ではあるが。  

Posted by Yakov at 17:16Comments(0)