QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 10人
プロフィール
Yakov

2011年12月10日

交通ネタ(45)航空会社

 久々に航空会社のネタを紹介したい。



ドモジェドボ空港の警備員は何度か紹介したが、ここを基盤にしている航空会社ドモジェドボ航空の制帽。つばに刺繍飾りがないので機長以外の航空要員かパーサーのものだと思われる。



この帽子と同時に手に入れた上着A飛行士用だろうか。ダブル裁断で縫製は英国の高級品であった。ズボンはロシア製だったが。



同じく上着B。シングルでパーサー用かもしれない。これも縫製は英国、ズボンはロシア製だった。



両者のボタンが面白い。ダブルのほうは双頭の鷲が入った英国製ボタンがつき、シングルには市販のブレザーボタンのようなものがついている。規定でそうなっているのではなくボタンの規定がアバウトなだけだと思う。
付属ネクタイについた航空会社エンブレムのデザインがはっきりわかる。  

Posted by Yakov at 17:02Comments(4)

2011年12月09日

二次戦小物(3)

 まあ今回はたいしたことはなく、新しく届いた野戦装備をちょっとだけ紹介したい。





顔なじみの装備品バイヤーが10個まとめてくれるなら・・・ということで格安で購入したPPD/PPShポーチ。大戦ロットなのだが結構なバリエーションがあったので主だったところをピックアップしてきた。
上の二つは年代的にもPPD用かもしれない。



これはむしろ「代用装備」ということになるが、戦争直後に占領ドイツかポーランドで作られた防寒帽(ウシャンカ型)だ。裏に簡略サイズ表記しかないのでポーランドの可能性が高い。
人工毛皮が青っぽくなった冷戦期ものはともかく、毛皮がグレー~薄茶色だった50年代以前のものはめっきり品薄&高価になった(大量に出回った時期などないけどな)。その意味ではかなり「使える」装備ではなかろうか。  

Posted by Yakov at 17:28Comments(0)

2011年12月08日

医療・衛生(23)

 このネタも大量に仕入れてきたのだが、同好の士も少ないようなのでまあぼちぼち紹介する、ということで。



今回届いた軍用パジャマ4枚。現ロシアではソ連時代になかった配色(全部ウェイブ・グリーンとか)の冬用パジャマなどを作り始めているのだが、夏用パジャマは基本ソ連時代の規格で作っている・・・と思ったら襟の色にこんなバリエーションが(笑)。ソ連時代は茶色だけだったのだが、これも「誤差」の範囲なのだろうか?



以前白いスチロール樹脂のケース入り水銀血圧計を紹介したが、これは6~70年代のベークライトケースである。中身の水銀計は外してあったのだがどうせ中身は共通(笑)、ケースだけなら郵送もできるので迷わず購入したわけだ。・・・割れるのが怖いので結局中身を入れ替えはしないと思うが。



ヒムキ市近く、某所のボロ市で撮影した。この野戦用手術台が欲しくて仕方なかったのだが(価格的にも手ごろだった)到底郵送荷物に収まるサイズではないので泣く泣く見送った品である。
筆者は別に猟奇な人ではないので(笑)テーブルクロスをかけて机にするくらいのものだがやはり物欲には抗しがたい。いつかコンテナを予約する羽目になるのだろうか・・・。
ちなみにこの一世代前、木製の手術台を某所で見かけた。サイズ等の国家規格を探してそのタイプを日本で組み立てたほうが現実的なのかもしれない。・・・そもそも欲しがること自体が現実離れしてる、とかいわないように。  

Posted by Yakov at 17:39Comments(4)

2011年12月07日

防弾具(2)

 久しぶりに防弾チョッキなど。







この春、なぜかボロ市で売られていたARTECC社の6Б11-3防弾チョッキ。ケブラーも硬質防弾板も抜かれていて型崩れ防止の薄いポリカーボネート板だけついてきたのだが、まあ突然弾が飛んでくるような生活環境ではなし、問題なかろう。
ま、軽くて暑くもならないのでコスプレ用には丁度よいと思う(自分じゃ着ないけど)。





これは買ってきたわけではないのだが、某所で見かけたものを。2009年12月にソフトタイプの防弾帽というかケブラー製のヘルメットを紹介したが、どうやらそれ専用のインナーがあると今回知った。まあ外帽もかなりソフトなので(あご紐もあるし)帽子型ライナーがなくても被れる構造ではあるわけだが。  

Posted by Yakov at 17:51Comments(2)

2011年12月06日

ファッション通信再び(5)

 また大好きなキワモノファッション系のお話でも。





以前紹介した50年代サングラスの完全品。前のもの(軍が買い上げて海外派遣軍兵士に支給したもの)は片方の弦が劣化して朽ち落ちていた(残る片方も先日落下)のだが、これは同材質のセルロイドながら奇跡的に実用可能なものなのだ。ファッション的な難易度は非常に高いが(笑)。





たぶん男性用のファッションベルト。写真が悪くて申し訳ないが「タリン80、オリンピアード」の文字がバックルに刻まれている。モスクワオリンピック時にソ連オリンピック委員会がスポーツ大会でも行ったのだろうか。ベルトの固定方だが、バックル裏の突起を本体の穴に嵌めるだけの単純なものだ。  

Posted by Yakov at 18:01Comments(0)

2011年12月05日

袋物(19)野戦系

 ミリショーも近いのでまたミリタリーネタに戻ろう。



袋物(10)で触れた旧型のВОГ-25用榴弾ホルダーをまた買ってきたのだが、中に一個「革タブ一つギボシ留タイプ」が混じっていた。形状からしておそらく最初期(跳躍ロングタイプが出る前)のものだと思う。



裏面はこんな感じで他と大差ない。製造年などは残念ながらわからないのだが。





衝撃の映像、実は我が家にも畳敷きの部屋があったのだ!筆者は昔からニホン文化に大変な憧れを持っていてタタミ、スキヤキ、テリヤキ・サシーミ、ハラキリ、ヤオイ・・・みんな大好きなのである(やけくそ)。・・・いや、そんなことはどうでもよくて93年製の移行期型ロシア軍リュックサックの話だった。
3種類ほど同裁断のものがあるので後日また紹介するが、これは目の粗いズック生地のものだ。側面を紐で締める山岳タイプのものでやや大型。ロシア海軍歩兵などの背嚢を上下に引き伸ばしたような形である。



ストラップから胴の前に回す部分のバックルはソ連時代の民間「旅行用具」や軍旅行局装備品で見られるようないかにも民生品なものが使われている。ソ連時代の在庫が大量に余っていたのだろうか。  

Posted by Yakov at 17:52Comments(2)

2011年12月04日

電話機(5)

 バザーも本日で終了、ご来場の皆様ありがとうございました。
・・・再来週にはまた浜松町でV-ショーがあるのでばたばたするわけだが。今回は久しぶりに電話機ネタで。



以前電話機の(4)でソ連官公庁の専用電話について未練がましく書いたのだが、ダイヤルの国家章をバラで手に入れたものでほぼ同型の民間用電話機を安価で買い込みさあ改造でもするか、と考えたわけである。しかし荷物の発送が遅れに遅れてこれが届いたときには・・・。



ボロ市で純正品の電話を見つけ、これも買ってしまっていたのだ(届くのは2ヵ月後くらいだと思うが)。適当に買った民間電話も結構いい線行っていたのがわかると思う。



これがダイヤルのアップ。いざ改造するとなると結構な手間がかかるのは一目瞭然だろう、台座金属だし。知人によるとソ連時代の3カペイキコインを削ってでっち上げた「偽官庁電話」も存在するとか。
・・・価格的に見て、そんな手間に見合うものかどうかははなはだ疑問である。  

Posted by Yakov at 23:18Comments(2)

2011年12月03日

食器(24)

 本日バザーのためこの時間の更新。本日は当ブログ愛読者(?)の方々が何人もご来場いただき有難い限りであります。まあリアルでお話してしまうと得意の自虐ネタや品のないネタが書きにくくなるのが辛いところではありますが(笑)。



左の耐熱コップはソ連時代の定番で学生食堂などでは非常によく使用されていた。重くてかさばり割れるときはあっけなく割れるので(<当たり前だ)阿呆の筆者とてそう何個も持っているわけではない。
80年代なら「大中」とかでよく似た中国製も買えたのだが(マニアの目は誤魔化せないけどな)大中もいまやお洒落ファンシーショップと化し困っていたのだが、最近またロシアで再生産を始めたらしい(写真はソ連製)。
リンク先の「パルク」さんでもこれにワンポイントを加えた物を仕入れたそうなのでマニアは要チェック・・・かも。在庫数については保証の限りではないが、コップホルダーを山ほど持っている愛好家にはうれしいことである。
右のショットグラスは40年代のもので貴重は貴重なのだが結構な値段がしたため一個しか買わなかった。乾杯して壊しても嫌だしな(<どケチ)。



壊れやすいものには渋い筆者だが、気安くは壊れない金属製品は考えなしに何でも買い込むのである。
上の真鍮+銀メッキの容器はアイスクリームの盛り皿なのだが実はかなりの大物。食料品店で冷蔵ウィンドーの中に盛り付けてるようなサイズにつき、正直活用の展望はまったくない。ハーゲンダッツをこれに山盛りにして一気食いする・・・ほど若くないのだ。
下のトルココーヒー沸かしはアルミ製の普及版だ。空焚きすると一発でだめになるけどな。  

Posted by Yakov at 20:24Comments(6)

2011年12月02日

再び靴ネタ(19)

 今日も経堂でバタバタしていた。まあ今回も簡単に。



ソ連60年代終わりのゴム長である。民生用のものだが工兵やらなにやら、軍でもよく使用されている「辛い」アイテムなのだ。裏打ちに繊維が使われていたり革ブーツの縫製線のようなモールドがあったり、ソ連製の代用に使える日本製ゴム長はほとんど存在しない。これがもう一世代前、二次戦時のゴム長だと将校革長靴をそのままゴムにしたような形状であったらしい。まあ使用可能な実物が残っているとも思えないが。



戦争映画用に量産される予定の帝政ロシア騎兵ブーツの試作品。試作品なので底はゴム製になっているが革底の本格版も後日作られるとか。まあ筆者的には気安く履けるこういう靴も役に立つのだが。
実はこれの実物(第一次戦時)も持っているのだが、それは厚手の革を使っていて重く、足に馴染むまで時間がかかりそうなものだった。もう歳なので、やっぱり使いやすいほうがいいですわ。  

Posted by Yakov at 21:26Comments(0)

2011年12月01日

続・近隣国(44)

 本日はバザー準備のため以下略。溜まった宿題の消化みたいでアレなのだがまた諸外国ネタでも。



この春購入したアフガンの星勲章1~3級。ソ連の栄光勲章のように金、銀+金、銀の材質による3等級区分がなされている。まあ金とか言ってもメッキなわけだが。
最近割と出回ってきたのだがソ連製の初期製品とかではなくローカルメイドもののような気もする。まあ結構なお値段はするのだが昔のことを思えばとりあえず手の届く価格となったのはうれしい。



キューバのメダル2種。出張でキューバ・ロシア間を行き来しているコインコレクターから購入した。
左のキューバ革命30周年は比較的よく見るのだが、右のアンゴラ・キューバ友好メダルは筆者的にかなり気に入っている。



左はキューバ革命の英雄Eliseo Reyesメダルで右は国際主義戦士メダルである。
キューバ軍の制服系も今後大量入荷(当社比)するのでまた紹介したいと思う。  

Posted by Yakov at 21:53Comments(2)