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Yakov

2012年03月15日

礼装小物。

 たいていの国でもそうなのだが、ソ連・ロシアの礼装と刀剣類には切っても切れない縁がある。
現代、多くの国ではペーパーナイフにもならないような模擬的礼装刀剣が増えてきたのだが、ソ連ロシアではいまだ鋭い「本身」が幅をきかせている。陸海空軍の短剣など、焼入れスチールに鋭い刃、ダガー様のデザインともうどうにも税関を通りそうにない。
筆者の手元には刀剣には必須の剣吊、パレードベルトの類はいくらでもあるのだが、こと刀剣類となると(アルミ刀身、刃なしの模擬サーベル一振りを除いて)どうにもならないのが現実である。でもまあ抜刀をするわけでもなし、外観がそろえば筆者のような「コスプレ野郎」にはことが足りるわけである。



とまあそういうわけで礼装短剣の外装だけをモスクワで購入。(刃なしなので)価格的にも安くて助かった。左の陸軍用は戦後型だが、右の海軍用は戦前型なのでソ連国章が11共和国デザインになっているのである。もともと柄の端はねじ止め式なので真鍮ネジ棒を購入、適当に切断して柄の部品すべてを一まとめにしたわけだ。



裏面の画像。下の陸軍式は戦後型なので鞘がボタンロック式になっている。この辺のギミックははがない、いや刃が無いとどうしようもないので裏から(板でボタンを)支えることにした。さらに刃と柄の隙間は革でカバーするのが定石、当然薄いナットもカバーできる。
今回はDo it yourselfネタなのであった。  

Posted by Yakov at 18:28Comments(2)