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Yakov

2013年07月31日

無線機(9)

 またR-126の続きを。



カバーから出した状態。左側の斜めにカットされた部分の蓋をあけてバッテリーを入れ替える。アンテナはこの手のタイプでは小型なものだが端子形状が3-4種類あるのでバラで探すとえらい苦労である(幸い適合品とセットだった)。



右側に見える小さなネジ穴は携帯ケースのストラップによくついている簡易アンテナを接続できるパーツ。アンテナは2ウェイタイプなのだ。写っていないが、ヘッドセット・マイクはよくあるゴムカバー一体型のものがつく。
ちなみに、携帯カバーは80年代には合皮製の防水カバー(比較的、だが)がつくものが大部分のようだ。

  

Posted by Yakov at 17:13Comments(0)

2013年07月30日

帝政レプリカ(11)

 またボチボチと。




帝政というか国内戦ネタというか、コサック用のパパーハやクバンカはありとあらゆる種類が見られるようになった。ソ連時代にも編成されたドン、クバン、テレクは今までもよく出てきたのだが、帝政型配色のウラルやシベリア、ウスリーなどもはや苦労なく手に入るようになったのは嬉しい。




これは国内戦時代の赤軍指揮官章の高級レプリカ。銀や金メッキ、七宝をふんだんに使った高級レプが90年代の末から売られているのだが、つい魔がさして医療部隊のものまで買ってしまった。帝政期の大学卒業章をモチーフにしたような仕上がりである。  

Posted by Yakov at 17:48Comments(0)

2013年07月29日

交通ネタ(65)

 また一発ネタで失礼。



航空会社の地上整備員用キャップ。反射テープがついただけのものだが結構なバリエーションがある。これはアエロフロートのものだがロゴは入っていない。




以前にも紹介したロゴ入りキャップとアエロフロート地上整備員ジャンパー。同一航空会社の服でありながら紺色と(МЧСのような)暗青緑色の生地が普通に混用されているのがおおらかというかなんというか。


  

Posted by Yakov at 19:14Comments(0)

2013年07月27日

無線機(8)

 また情報不足のまま更新するのだが。





おそらく軍用無線機R-126の運搬ケース入り。ボタンが欠落してソ連自動車運輸局のボタンが針金で止められていたがまあこの辺はご愛嬌で。1960年代設計のものだがアフガン戦くらいまでは使われていたと思う。本体のみでも革ひもで運搬はできるのだが、備品(コード表とか)と一緒に運用するにはカバーも便利だったのだろう。



中身の一部。R-126についてもうちょっと調べるので本体の話はまた回を改めて。備品がいっぱいあるので大変なのだ。  

Posted by Yakov at 17:42Comments(0)

2013年07月26日

安全第一(7)

 久しぶりに注意表示とか。



大型の作業常用注意喚起掲示札。「研磨機作業中は囲いの外に立つのは危険」かなり版が大きい上に自宅のどこに掲示してもまったく無意味なのだが…好きなものは仕方ない。



「スイッチを入れるな、まだ作業者がいる」…(修理中の)作業一時停止中にかけておく注意札だろう。
同じものを以前にも買ったのだが、紐がオリジナル・・・ということで喜んでいる。前に買ったものもロシア郵便の紐を(自分で)縛り付けたのでオリジナルと大差ないのだが、まあ変態のたわごとということで。

  

Posted by Yakov at 17:51Comments(0)

2013年07月25日

袋物(26)第二次大戦

 今回はマガジンポーチを。





といってもDP27用の一番シンプルなタイプである。おそらく開戦初期の極めて単純化された時期のもので、通常は金属のディスク弾倉固定具がつくところが「全布製」に単純化されている。
・・・よく考えたら「普通」のタイプは大昔に旧ブログで紹介したきりなのでまた日を改めて再度紹介したい。  

Posted by Yakov at 17:31Comments(0)

2013年07月24日

無線機(7)備品

 秋に買ってきた無線機はまだあるのだが同定が面倒なのでちびちび紹介していきたい。今回は調べようがないものを。



小型無線機用のリュック式ケースだがどのタイプ用か不明なままである。70年代のものだろうか。



背中の当たる部分が汗を吸って汚くなったためだろうか、あっさり切り抜いて捨てられていた。汗でなく血の染み…という可能性については全力で否定しておきたい(願望だが)。



予備アンテナにも専用のケースがあるようだ。まあたまたまサイズが合うものを入れたのだが、大抵の携帯無線機の予備アンテナなら収納できそうである。  

Posted by Yakov at 17:07Comments(0)

2013年07月23日

交通ネタ(64)

 本日も記章ネ中心で。



モスクワのものばかりでこれまであまり紹介できなかったサンクト・ペテルブルク地下鉄ワッペン。基本市の紋章が入っているだけなのだが、メトロを示すMの文字がモスクワのものより丸くなっているのはご愛嬌か。



アエロフロートの60年代制帽。基本デザインは1947年から65年までほぼ同じなので某氏のスタイルと帽章の材質で区別するほかない。初期は金と銀2色だったウイング章が50年代後半から単色になること、同時期にほぼアルミ製に置き換わることくらいが決定的な識別ポイントだろうか。  

Posted by Yakov at 18:35Comments(2)

2013年07月22日

続・民警(29)

 また地味に記章ネタを。民警がポリツィヤに改称されてかなり経ち、街で新型制服を見る機会も増えてきた。まあ半数以上は旧グレー服のままなのだが。黒い制服はともかく夏制服の黒い野球帽(赤縁と帽章がつく)にはまだ違和感が…。なんというかウクライナみたいである(<それは侮蔑語なのか)。



また別タイプのポリツィヤ袖章。97年式のような鷲章はともかく右の方の紋章は新型襟章として徐々に旧型と入れ替わりつつある。グレー制服にこの襟章だけ変わった例もなくはない。



巡回服用の背面ワッペン。名称変更直後は黄色縁が多かったが、新制服用の赤縁が今の主流のようだ。  

Posted by Yakov at 17:28Comments(0)

2013年07月21日

信号装置(5)

 また地味なネタで。


из иллюстрированного альбома"СПЕЦНАЗ ГРУ в Афганистане,1979-1989гг"
изд."Доблесть Отечества" 2006,Москва.

アフガン戦でも使用された簡易信号筒ПДСПは簡単な打撃器で赤、緑、黄色の信号を叩き、光弾を打ち上げるものである。
もちろん雷管式のため発行体の部分は飛行機に載せることすらできないわけで、イラストを参考に模型でも作ろうかと考えている最中である。



実は猟師が道に迷った時のために信号部分とまったくの同型が市販されている(発射器の方はかなり形が違う)。
これの雷管と光弾をペンチとドライバーで抜いてアルミの側だけを使用すればリアルな模型ができるはずだが…分解が面倒なのでまだモスクワに放っぽってある。
実際に打ち上げたのを見たことがあるが光弾は足で踏んでもなかなか消えず、(下手すれば山火事ものなので)ロシアでもめったなところでは使用しない方がいいと思う。まあタイガの奥で道に迷ったら迷わず使うべきとは思うが。  

Posted by Yakov at 19:18Comments(0)

2013年07月20日

食器(43)

 昨日は食事会のため更新を休んでしまった。
本日は久々にコップネタを。ソ連時代のガラスコップはカットグラス風の高級品、縁に金線や赤線が入った肉薄の中級品、(24)で紹介した普及品である。街のソーダ水自動販売機に備え付けr手合ったのは最後のタイプで、当時としても格安なので盗む奴もいなかった…というのもわかる気がする。現代の数寄者(ほぼ変態)には非常に貴重なものなのだが。





改めてみると工場ごとのバリエーションがとんでもない。これで同一製品といえるのか?というレベルである。



輸出向けのMADE IN USSRバージョン。当然価格は彫られていない。



14カペイカの価格記載がある。もちろん時代によって異なるが、80年代末に安食堂で簡単に食べると1食1ルーブルくらいだったことを考えても安価なことはわかる。



もう少し古いロットだと6カペイカとか7コペイカだったり。まあ自動販売機から盗むような代物ではないだろう(ソ連末期には酔っ払いが勝手に持っていったらしいが)。  

Posted by Yakov at 16:27Comments(2)

2013年07月18日

熱帯服(15)

 また記章ネタで。



お馴染みベージュ色(ロシア語では「砂色」)海外派遣用熱帯服用の肩章。兵科章と階級星が刺繍なのは現代ロシアではよく見かけるが、ソ連時代から存在はしていたようだ。この肩章の幅は現代ロシアよりやや広い「ソ連型規格」なのだが、兵科章がふたまわり大きい「ロシア規格」なのでこの肩章の生産時期についていえば「決め手に欠ける」わけだが。  

Posted by Yakov at 18:14Comments(2)

2013年07月17日

天然資源開発(11)

 今回はあっさりと。



キルギスのフリーマーケットで探してもらった作業服。裁断的にはソ連民間防衛パーカーによく似ているが左胸にポケットがついているのが特徴というか。本来はフードがつく(ボタン着脱式)。裏にはタグの半分ちぎれた切れ端がついていたが「綿製上下服、地質学者用」との記載が読み取れた。



以前にも紹介したソ連地質学省のワッペンがついている。以前にも書いたが、ソ連後期型の山岳兵パーカーは地質学者と間違われても不思議はないとしみじみ思う。  

Posted by Yakov at 19:18Comments(2)

2013年07月16日

雑記・別荘地の楽しみ。

 当然自分の別荘などではなく、モスクワの知人の話である。以前(2010年11月29日)に紹介した「塹壕のある家」なのでまあ何があっても不思議ではないと思う。



ロシアでは狩猟銃以外の所有はかなり難しいと聞いたがまあ持てないことはないらしい(家主はソ連時代保安機関系にいたそうなのである意味当然か)。しかしまあ嫌なラインナップである(これ以外にもものすごい数を所有)。





とりあえず「自作マニアの方」向けの参考写真。模型を作るのも相当苦労しそうである。





ちょっと別荘の裏で射撃体験。植生が日本と全く違うのでお分かりと思うが本当に誤解のないように。
ソ連時代のスポーツ用ナガン弾(口径は同じ弱装弾)を湯水のように使ったが池に浮かせた瓶にはなかなか当たらず。拳銃射撃は難しい。ちなみにモーゼルは戦後ドイツ製の弾を以下同文。筆者のような庶民には真似のできない(いや日本で真似したら捕まるけど)道楽である。ありがたやありがたや。  

Posted by Yakov at 18:32Comments(6)

2013年07月15日

医療・衛生(34)

 今日もあっさりと。



80年代のソ連軍用三角巾だが、もっぱらアフガン戦で「バンダナ」的に使用されていたことで有名になっている気がする。今回3個まとめて買ったらオリジナルの油紙に梱包された状態で手に入り、油紙の方を大事に保管するという本末転倒な状態にあるが…まあ変態だからしょうがない(居直った)。





60年代の合皮製医療カバン。今回帝政期の革カバンをもらってきたのだが、それに比べると特にどうということもない「日用品」である。5月9日の屋外ダンスパーティーに持っていくに当たり、写真のようにアルミコップをひもで縛りつけて「旅行仕様」とした。
…現代人(おまけに外人)のすることじゃねえな(何をいまさら)。  

Posted by Yakov at 18:55Comments(0)

2013年07月14日

その他の公務員・落穂拾い(2)

 またしても分類不能系を。強いていえば農業系ともいえるのだが。



2010年9月12日に紹介したソ連時代の人工降雨担当官帽章。襟章だの帽章だのが手に入ったのはよいが、制帽・制服の配色がわからないのがもどかしい。どこの省庁に準ずる服制なのやら。





ロシア農地測量局の制帽。時々こういうものが転がっているから面白い。もっとも中古ではなく官公庁注文服の見本品販売(要するに注文が宙に浮いた店晒し品を売りに出すのだ)の未使用品を買ったのでかなり手痛い出費ではあるのだが。
この例ではロシア全土を統括する中央官庁用の帽章をつけているが、モスクワ市の職員は市の紋章が入った別の帽章をつけるのである。この帽章も持ってはいるのだが、ほかの記章が絶望的に入手しにくいのでモスクワ市仕様にはできないと思う(珍しく弱気)。  

Posted by Yakov at 16:28Comments(2)

2013年07月13日

憲兵系

 また夏枯れによる記章ネタである。



軍審査部と訳すのだろうか、実質軍事裁判のための取り調べ機関のことと思われる。パトロール隊に停められて始末書書かされるレベルでも登場するのか、それともより深刻な事態になった際に引き渡されるのか…おそらく後者だと思うが。



モスクワ管区のコメンダント部隊章は何度か紹介したがこれはロシア連邦国防省・赤星勲章拝受・第一銃兵警護旅団の名称が記されている。何度も改名されているが1919年以来の伝統ある部隊でコメンダント以外に5個大隊(20中隊)の銃兵部隊をも持つ強面…という感じだろうか。まあ部隊デザインが既に物語っているわけだが。  

Posted by Yakov at 17:58Comments(0)

2013年07月12日

民芸壁掛け。

 今回は民芸品ネタではあるのだが…。



木造教会がモチーフの壁掛け。実は日本の骨董市で(格安で)買ったものだが上の十字架がどちらも欠けていて、今回モスクワの「ベラルーシ産お土産出店」で買ってきた真鍮製の十字架と合体させてみた次第(右側)。
なぜこういう部品が売っているのかよくわからないが(30円くらいだった)、出店があったのがコロメンスコイ公園(各地から移設した木造建築物・教会などが多数ある)というのが理由かもしれない。私以外の誰が買うのかという気がしてならない。



実はこの壁掛けはソ連時代のもので裏に値札とドルショップ「ベリョースカ」の値札まである。ソ連時代の品なのでもともと十字架がついていなかったのではないか?という気がしなくもない。まあ技術的に木製十字架が一体だったとも考えにくいので爪楊枝みたいにてっぺんが尖っていただけなのかもしれない。
…もう一個買ってくるべきだろうか十字架。  

Posted by Yakov at 17:35Comments(2)

2013年07月11日

ベテランバッジ

 戦勝記念ネタにしては時期が微妙だが、夏のネタ枯れということでよろしく。



ソ連大戦ベテラン協議会СКВВのメダル。表面にベルリンの大戦記念像が彫られているが、つい先日この像のモデルになった元兵士が亡くなられたそうである。



裏面の文字から左が戦勝30年(協会設立30年?)記念記章、右が協議会の栄誉記章であることがわかる。



同じく1975(戦勝30年)記念章。実はほぼ同デザインの1965年、1970年のものが知られているが、これらはリボンの色で区別されているようだ。  

Posted by Yakov at 17:59Comments(0)

2013年07月10日

帝政レプリカ(10)

 業務連絡的に再録を。



モスフィルム出の映画用肩章。左端以外は適当なソ連肩章に金属モノグラムをぶち込んだだけだが、いい雰囲気を出している。



同じく。右の方は現代ロシアの金織物を使っているので真鍮メッキしたアルミの特徴が出てしまっているが。モノグラムは左が金属で右がグラスファイバー製なのだが、写真に撮ってしまうとあまりわからなくなってしまう。  

Posted by Yakov at 17:38Comments(0)