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Yakov

2013年07月09日

モシンナガン(2)

 エアガンにはほとんど参考にならない話だが(笑)。



帝政型(1910)ナガンのリアサイトとフロントサイト。
ロシアにおいては無可動銃(発射部以外はすべて可動なので非発火銃とでも呼びたいところだが)のコレクションがかなり盛んなのだが映画会社の放出などで部品が一部欠けていたり交換されているものが結構ある。それらをオリジナルに戻すのにこういう部品が売られているわけだ。



まず自作は不可能なディテールである。まあ1891タイプのリアサイトはさらに別のタイプ…という恐ろしい現実もあるが。
帝政タイプとエアガンとの相違点はサイトだけではなく「本体」にもあるのでディテールアップとかは考えなくてよろしい、と思うがまあこういうもの、と思っていただければ幸いである。(背中を)押すなよ?絶対押すなよ?  

Posted by Yakov at 18:08Comments(0)

2013年07月08日

帝政レプリカ(9)

 昨日のビクトリーショーご来場の皆様お疲れ様&ありがとうございました。
猛烈な暑さとゲリラ豪雨に閉口しつつ通常更新で。



モスクワのコサックショップで買ったカフカス民族ベルトの装飾金具。金具が脱落したベルトとか持っているので地味に役に立つ。



帝政近衛部隊用ズボン。代用できる配色のソ連ズボンがないので結局注文で仕立てた。仕上がってみるとズボンのポケット位置(正面左右)など、そもそも「ソ連軍ズボンを帝政に代用」すること自体が無理筋というなかなか厳しい結論に到達してしまった(苦笑)。  

Posted by Yakov at 18:24Comments(0)

2013年07月06日

帝政レプリカ(8)

 明日は浜松町でビクトリーショー(都立産業貿易センター)。4Fの「スターリングラード」ブースに一日いるのでよろしくお願いいたします。



帝政ロシア海軍の複製バックル。銀地の礼装ベルトに使うこともなくはないのだが、黒革ベルトに装着する常勤スタイルの方が使い勝手がいい(帝政海軍礼装なんぞたとえレプリカでもそうそう揃えられない)。黒革ベルトの幅はソ連水兵用と同じだが、まあ一から作った方がいいと思う。





騎兵用のナガンホルスター。右手は空けておかないといけないのでこのスタイルである。将校用のつくりなので索杖止めはない。俗にいう「手入れは従卒がするからいい」という奴だろうか。  

Posted by Yakov at 17:28Comments(0)

2013年07月05日

続・時計ネタ

 日曜日には浜松町のショーなのだが、相変わらず準備も適当なまま金曜日である。まあ何とかなるであろう。



今回持ち帰った中からRuhlaの懐中時計。東ドイツの時計として有名なところだが、多分40年代末、まだ「占領ドイツ」だったころのものだと思う。どうせ遠目には刻印が見えないので例の腕時計型ホルダーに入れて着用しようかと思っている。戦後の方が壊れにくいだろうし(根拠は特にない)。



右は6-70年代の自動巻き時計で、左がお馴染み国防省御用達の「銘入り」カマンディールスキーである。60年代風のデザインでついつい買ってしまう。



現代ロシアの銘入り時計。右は戦勝50年のベテラン向け、左は国防相名入り贈答モデルで裏にはエッチング刻印がついている。  

Posted by Yakov at 16:45Comments(0)

2013年07月04日

続・近隣国(64)

 本日来客につき以下略。





友人にビシュケクで買ってきてもらったシャツ。売り手がシリアに軍事顧問でいっていたとのことで、確かにそんな感じである(縫製国不詳)。肩章がソ連式の差し込み式であるが、筆者は上着用のエポレット差し込みタイプしか知らないので既成であるのか顧問の改造かはよくわからない。ソ連の南イエメン軍事顧問はイエメンのものに似たソ連製差し込み肩章を着用していたのでその類だとは思うが。



ズボン。シャツより薄手で涼しげである。

 

よく見たらフランスのクリスチャン・ディオール製ではないか。シリアがフランス文化圏であることからして不思議はないのかもしれないが。

  

Posted by Yakov at 19:11Comments(0)

2013年07月03日

雑記・アフガン

 ミリショーも近いので駆け込み的に面白いものを。



中央アジア某国…といっても常連の方々お察しの通り、キルギスで買ってきてもらった現地改造ベスト。よくアフガン戦場写真で見かける「工兵ベストにポケットを足した」ものとは異なり「国境警備迷彩服」をばらしてベストにしてしまったものである。



背中には袖だかズボンだかをつぶして作った大型ポケットが…。こんな大規模改造は戦地でもなければ許されないのでアフガン(タジク紛争かもしれんが)あたりで使用されたもの、と考えて間違いないと思う。



アフガンに限ったものではないがついでなので…ソ連の信号筒СХТ-40である。化学警報信号と称されるとおり、発光(昼間は白煙が見える)とサイレン弾が内蔵されていてかなりな音を出す(…のをyoutubeで見た)。
引き紐発火と電気発火両用なのでキャップ横にリード線がついていたのだが、輸送時に「爆発物」と誤認されるので引っこ抜いておいた(泣)。もちろん撃ち殻なので全部品を分解しておけば誤解されないわけだ。  

Posted by Yakov at 17:01Comments(1)

2013年07月02日

保険会社

 また安易な一発ネタだが。
ソ連時代から国営の保険会社が存在し、一般市民向けの旅行保険なども扱っていたことは以前述べた。ロシアになってから民間の保険会社が雨後の竹の子のようにできたと思うが(加入してないので個々の企業はよく知らない)旧国営会社ももちろん(改組されて)現存する。



番号が入ると思しきスペースがあるので応対窓口職員の勤務バッジと思う。なんというか下世話なデザインだが、ゴーリキー公園前(トレチャコフ別館・現代美術ギャラリー内)の本社にどデカい看板があるので筆者的には親しい(というか見慣れた)デザインである。名称のロス・ゴス・ストラーフはロシア国家(国営)保険の略なのだ。
友人が企画・執筆した「ロシア・ソ連空軍軍服資料集」のスポンサーになってくれたこともあり、気分的に足を向けて寝られない(まあ実際に顧客になったら不満が出てくるかもしれんけど)。  

Posted by Yakov at 17:36Comments(0)

2013年07月01日

地図+α(4)

 本当にしょうもないネタだが。



2011年1月3日のネタ、将官カバンに収納する地図用ルーペの別バージョンを入手した。取っ手が金属(アルミに黒染め)、ケースはベークライト…という60年代くらいのタイプである(生産は70年代だと思うが)。
プラ製と外見はほとんど同じなのだが、古ければ古いほど珍重するのがマニアの悲しさで…。
オチも何もなく本日これまで。  

Posted by Yakov at 17:42Comments(0)