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Yakov

2014年05月06日

業務連絡&ゲオルギーリボン

 明日5月7日から6月6日まで恒例のモスクワ出張である。滞在を2-3日延ばせれば6月6-7日の歴史再現大会に出られたのだがビザの許可日数的に不可能であるのが悲しい。
まあそのようなわけでこの間更新を停止する告知記事・・・で終わらせようかと思ったのだが今回は最近話題のゲオルギーリボンのネタに少々触れておこうと思う。

「炎と煙の色」と呼ばれるゲオルギー勲章のリボンは「勝利のシンボル」として特に戦後の対独戦勝記念日には欠かせない装飾である。
筆者はここ10年くらいの知見でものをいっているのだが、少なくてもプーチンが大統領になってからは英雄都市であるモスクワ市民に戦勝記念日を前にこのゲオルギーリボンが配られるようになった。胸にピンでとめたりカバンに巻きつけて持ち歩く、あるいは車のアンテナに結び付けて走る…というのが主な使用作法なわけだが、もちろんこの『配布物』はナイロンリボンに縞をプリントしたごく簡単なものである。
そこでマニアや参戦軍人(<同列に並べるな)はPXで出来のいいリボンを買ったりするわけだ。



左端がその「戦勝記念高級リボン」の幅35ミリ版。中央は帝政海軍水兵帽(ソ連時代に一部親衛艦に復活)リボン(約33ミリ:規定は旧度量衡)、ソ連のゲオルギーリボン24ミリ(栄光勲章および対独戦勝メダル用)である。高級複製は化繊が多いが、雰囲気が上々なうえに紛失してもそれほど惜しくないのだ。



少々脱線するが、帝政期ゲオルギー1級用肩サッシュが約110ミリ、2級(首に佩用)が約50ミリ、3級(同じく首)が約43ミリ、4級用(胸に佩用)が約28ミリ、さらにサーベル刀緒用の約15ミリが存在するのである(画像は必ずしも説明と一致せず)。






  

Posted by Yakov at 19:00Comments(3)