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Yakov

2018年01月31日

二次戦小物(13)

 少々ダブると思うが適当に。



水筒カバー、41年ロットでグレー味の強いもの。パステルグリーン、ベージュ、白、カーキと何でもありであるのだが。



同年のカーキ生地。ボタンは角ボタンなのだろうか、時々虫に食われていたりする(プラの劣化による欠けとは明らかに違う)。
もちろんベークライト、打ち抜いた皮、プラ、金属、木製と多種多様なボタンがつくが。水筒本体は戦後の占領ドイツ製を入れてある。  

Posted by Yakov at 23:52Comments(0)

2018年01月30日

将官ホルスター。

 野暮用で更新を休んでしまったり。今回もざっくりと装備品を。



箱入り未使用の海軍将官用ベルト・ホルスターセット。海軍将官ベルトの紋章のほか、各金具が金メッキ処理されているのが特徴である。
基本的に海軍将校航行要員は上着の下に拳銃ベルトを下げ、裾からホルスターをのぞかせるだけなので別に将官用ベルトを準備する必要もなさそうに思えるが…冬季の黒コート着用時には海軍将官もコートの上からホルスターを締めるので結局専用ベルトは必要となるのである。
派手ではあるがなかなか着用する機会の少ないベルトである。  

Posted by Yakov at 21:21Comments(0)

2018年01月27日

再び靴ネタ(30)

 さらっと現用靴を。



海軍(一部他兵科の礼服も含むがまあこういって問題なかろう)の夏礼装靴。戦前の白キャンバスシューズのころからソ連の礼装短靴はストレートチップが主流だったが、ロシアになってからはプレーントゥがだいぶ増えてきた。
しかし底がゴルフシューズみたいなのはどうしたことか。確かに丸坊主の革底は滑るのだが、どうもしっくりこないパターンである。  

Posted by Yakov at 22:03Comments(0)

2018年01月26日

帝政レプリカ(34)

 今回は割とメジャー、というかロシアのリエナクター必須アイテムで。



第一次大戦のレプリカガスマスク。吸収缶直結タイプで、ゴムの面体の角は(ソ連初期型同様)指を外からいれて内面でレンズを拭うためのでっぱりである。缶はもちろんダミーであるが、一次戦当時も結構気休め的な中身であったと思う。当時はいろいろなガスが使われたので敵が使用するタイプ予測が外れると効き目がなかったり、えらく大変である。マニアが携帯するのも大変なサイズだが。  

Posted by Yakov at 21:06Comments(0)

2018年01月25日

書籍ネタ・末代までタタール。

 軽く書籍紹介を。



帝政期クリミアタタール人部隊の軍装資料である。とんでもなく古い時代もあるが筆者的には19世紀中期以降の軍装が目的なのだ。



拳銃サックなど特殊な装飾されたものが多く、映画がよく作られている関係からちびちびレプリカが出回っているというのが凄い。帝政マニアの泥沼であるが、筆者はさすがにそろえはしないと思う。



刀剣の資料がまた面白いのだが日本は法律の壁が厚くて(そもそも買える値段でもないわけだが)情報を蓄積してため息をつくのが関の山である。
  

Posted by Yakov at 20:32Comments(0)

2018年01月24日

喫煙具追加(11)

 ちょっと高級品を。



純銀か合金に銀メッキか正確にはわからないが、似た純銀のを持っているので前者に傾いている。貰い物なので値段で鑑別、というわけにもいかず。ともかく厚手の製品で意匠は白クマ。押しボタンに貴石をはめ込んでるあたりがグレードの高さを表している。



中身も銀の地肌っぽい。戦前によく見られた構造である。  

Posted by Yakov at 20:59Comments(0)

2018年01月23日

ファッション通信再び(23)

 服飾小物ネタで。



帝政から20年代くらいまでのネクタイと思われる。ダミーのようなゴム留めなので官公庁制服用の可能性もある。



留め具の位置が真ん前で前ボタン穴のあたりに通すタイプなので慣れないとめんどくさそうである。簡易型なのに。  

Posted by Yakov at 20:40Comments(0)

2018年01月22日

再び水筒カバー。

 2017年1月10日に紹介した簡易カバー、結局41年製が出てきた。





41年製でグレーのもの。簡易型も結構作られていたのだろうか。



戦後も作られ続けている水筒カバーの戦中ロット。染め直したようでおそらくグレーグリーンのウール地に紫っぽい色を乗せて茶色くするつもりであったと思うが紫が目立つ気持ち悪い色となり果てている。  

Posted by Yakov at 19:45Comments(0)

2018年01月21日

喫煙具追加(10)

 今回はまたシガレットケース。



戦前のВДНХ(経済達成博覧会)であるВСХВの意匠。会場でのお土産、あるいは入賞の贈呈品かもしれない。40年代の製品だろうが、開閉ラッチが出っ張った金属であるこのタイプは戦後も結構永く作られ続けた。
スチールにクロームメッキのような感じである(重量的に)。  

Posted by Yakov at 20:53Comments(0)

2018年01月20日

軍楽隊。

 記章ネタであるわけだが。



2016年末に航空機事故に遭ったアレクサンドルフ・アンサンブル用に制定されたモノグラム入りの記章。肩章用か制帽用かはよくわからない。事故の前に制定され、その後残ったメンバーの手に渡ったかどうかは不明。保留中なのかもしれない。
・・・まったくの余談だが、フランスの糞雑誌・シャルリ―エブドがこの事故を笑いものにし腐ったことは絶対に忘れない。もう一度編集部が襲われることがあったら、ぜひ乾杯しようと思う。  

Posted by Yakov at 20:39Comments(0)

2018年01月19日

書籍ネタ・ドイツ駐留軍。

 2016年8月23日にソ連の軍事施設用の塗装・建築資料を紹介したが、今回は東ドイツ駐留軍のものを。


81年発行の小冊子。国防省・ドイツ駐留軍発行の軍事施設の仕様基本スタイル。一部手書きで修正されている。



執務室とか・・・



演劇・上映施設などの見本とか・・・

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重要装備・車両の迷彩された施設などが使用する塗料の色見本などとともに紹介されている(現地仕入れ用にドイツ語名称もあり)。



ソ連の国家施設用のコンクリートブロック防壁などお馴染みの規格もある。



洗面台とか…



植樹ブロックのサイズ、



スポーツ施設の仕様とか非常に興味深いのだ。




  

Posted by Yakov at 19:54Comments(0)

2018年01月18日

乾電池とランプ。

 思わせぶりな題名だが、ボロ市で地雷発見とかABC兵器警報板につける小型ランプを買った時のネタである。



50年代くらいからソ連最末期までほぼそのままつくられ続けていた金属製ランプだが、中にまだ電池が残っていた。液漏れしてるのかかなり湿っているが絶縁板が入っていたのでランプ本体の端子が腐っていたりしなかったのはありがたい。
80年代ロットと思うが形式番号だけ書かれた紙カバーだけのシンプルなものであった。民生品はもう少しましな仕上がりだが、軍備品だとこんなものなのかもしれない。マニア的には嬉しいのだがな!  

Posted by Yakov at 20:38Comments(0)

2018年01月17日

大戦レプリカ。

 ロシアにおいて、ナチスドイツ物は(実物が発掘されることもあるが)「騙す」ことが目的のフェイク品が作られているのはほぼ世界標準というかよくあることである。しかしリエナクター用に罪のない小物が安く売られていることもあり、この辺をまめに拾っていくと結構楽しい。



アルミニウムのマッチケースにエッチングで大戦仕様のデザインを掘りこんだもの。ある程度大量生産が効くので(需要自体はさほどでもなかろう)4,5種類売られていたのでとりあえず鍵十字が目立たないものを買って来た。国によっては持ってるだけで怒られるので。
…ウクライナやバルト三国では本物のネオナチが闊歩してることはとりあえず今回はスルーしておこう。  

Posted by Yakov at 18:26Comments(0)

2018年01月16日

交通ネタ(136)

 今回は「制服を日常着にしている」人々用のネタで。
航空会社のワイシャツは多くの場合エポレット式肩章に、「階級リボンを縫い付けた黒い階級セット」をスリッポン式に通すシステムを採用している。だが、ソ連型(60年代以降)の軍式ワイシャツはおおむね取り外し肩章を採用しているのでこの肩章システムだと都合が悪い。そうなると・・・。



こういうものをつけるのである。取り外し肩章でもベルトループはあるのでそこに片方通せば完成、ボタンも肩章自体にあるのでしっかり止められる。・・・ソ連型シャツを日用着にすると(特に夏)外した肩章が「捕虜みたいで)格好悪いのでとても便利…といっても伝わるのか伝わらないのか心もとないが(キチガイのたわごと、と理解していただいて結構です)まあ我々はそういう人種なのである。
航空会社用なので白とブルーしかないのだが、カーキや緑、ベージュやグレーなども出してほしい<自分で作れ
  

Posted by Yakov at 20:04Comments(2)

2018年01月15日

ファッション通信再び(22)

 またまた戦前・戦後の流行服を。



茶褐色のジッパー式ジャケット。珍しいのはジッパーが途中までのプルオーバー型であること、側面のボタンで留める裾サイズ調整システムであることか。製造ロットはよくわからず、アバウトに30-50年代、としか同定できないわけだが。まあ民間衣料なのでそんなもんである。



背面の切り替えしとタック。



ズボンは水兵ズボンのように左右のボタンと前立て部で留めるタイプ。小便がしにくいことこの上もなく。う~間に合わんかtt(略  

Posted by Yakov at 19:48Comments(0)

2018年01月13日

交通ネタ(135)

 また記章ネタで。



モスクワ地下鉄・運転士の技術等級バッジ。ソ連時代からいろいろなタイプの技術等級章が制定されてきたが、その中で最新のものと思われる。今後も規格は改定されると思われるのでエンドレス収集対象である。  

Posted by Yakov at 18:48Comments(0)

2018年01月12日

悲しき経時変化。

 今週末も浅草で寒いイベントがあるようだが、私はそっちはパス。
今回もまた雑記である。





黒い合皮のマップケース。このタイプは遅くても70年代には海軍歩兵の下士官用に制定されたものと同型だが、現在警察用に生産されているものである。ふたの部分、かつては厚手のビニールシートというか複合素材の化成品一枚板だったのだが、2006年製のこの製品ではセルロイド状の板を薄い合皮に挟んで縫い込む形、という手の込んだものなのだが…生産後10年でもう芯の板が劣化、ばらばらに砕けて合皮の袋の中に溜まっている状態である(写真でなんとなくもっさり膨らんでいるのがわかるだろうか)。ぱりぱりぱりぱり今なお触るだけで砕ける芯材…速やかに材質の変更が求められていると言えよう。
ちなみに肩掛けのベルトは圧縮革で未使用状態、この部分だけは申し分がないのである。空しい。  

Posted by Yakov at 19:34Comments(0)

2018年01月11日

装備ベルト。

 資料的価値はない雑記ネタ。



1953年製の装備ベルトを買って来た。戦前だと背嚢に別パーツのこのようなキャンバス製、あるいは革製のストラップを通して装備品を括り付けたわけだが、大戦中期にはもう簡易背嚢に主流が移って背嚢にはストラップを留める場所がなく、まとめたポンチョやコートをまとめてせいぜい飯盒を括り付ける程度の用法しかなくなってしまった。戦後もかなり作り続けていたようだが、50年代後半に簡易リュックにもストラップが作りつけられるようになるまでの間も「丸めたコートの端をまとめる」ためだけに生産され続けていたのだろうか?  

Posted by Yakov at 20:03Comments(0)

2018年01月10日

寝袋(2)

 2008年11月29日以来、というとんでもなく間が開いた寝袋ネタである。綿入れは異常に重くて送る気がしないのだが、今度は羽毛で軽い(ただし当社比)。



冷戦期ソ連製は全期を通して普通の綿入れなのだが、GRUスペツナズ用であれば羽毛の軽量型が存在したのだ。アフガン戦初期は捕獲した国連援助物資とかの英国製を好んで使っていたらしいが。



死体写真かミイラのようだが中身はカラである(死体入りでは税関通らん)。東独製と似たような形態だ。



内向きジッパー。実用するのがもったいない。  

Posted by Yakov at 18:39Comments(0)

2018年01月09日

特殊ホルスター(2)

 例によって試作品だろうが。





以前(2013年11月26日)紹介した戦略ロケット軍用ホルスターに似ているが、ベルトループは裏面に固定、フラップを開けた状態でスライドして拳銃が引き抜きやすい位置に来る構造になっている。大戦ドイツで似たようなホルスターがあったが、座った姿勢で引き抜くのに便利な構造である。
空軍や戦車兵は基本衣服内に拳銃ポケットがあるのでおそらく戦略ロケット軍向けの試作と思われるが、戦略ロケット軍発射要員が拳銃を抜くシーンというのは余り想像したくない。  

Posted by Yakov at 19:39Comments(0)