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Yakov

2018年08月31日

続・近隣国(120)

 今回は記章ネタ。



ユーゴスラビア航空の飛行士帽章。ステンレス製なのかメッキなのか、ソ連とは全く違ったキラキラした質感である。
なぜ購入したかというと、西側の民間航空を買ってしまったが活用のめどが立たず、割と西に近い帽章をつけて雰囲気を楽しもう、という適当な理由なのであった。そのうちオリジナルの制帽が見つかる気もしなくはないが。  

Posted by Yakov at 20:25Comments(0)

2018年08月30日

43外交官。

 16年7月31日の再録376で紹介したグレー服は夏服なのでサマーウールが普通なのだが、例外も存在するようで。



袖と襟の金線は階級章に使う織物を半分に折って生地に挟む手法である(コイル刺繍の糸留めではないタイプ)。ともかく分厚いウール生地で日本の夏は絶対に着れないレベルである。まあ薄手でも日本では着れないが。



ご覧のとおりである。ズボンはないのですでに所有している将官用薄手ズボンと組み合わせるほかないと思われ。  

Posted by Yakov at 21:46Comments(0)

2018年08月29日

帝政記章。

 何度かやっているのだが、学校記章を。



http://wiki.wargaming.net/ru/Navy:%D0%97%D0%BD%D0%B0%D0%BA_%D0%BE%D0%B1_%D0%BE%D0%BA%D0%BE%D0%BD%D1%87%D0%B0%D0%BD%D0%B8%D0%B8_%D0%BF%D0%BE%D0%BB%D0%BD%D0%BE%D0%B3%D0%BE_%D0%BA%D1%83%D1%80%D1%81%D0%B0_%D0%BD%D0%B0%D1%83%D0%BA_%D0%9C%D0%BE%D1%80%D1%81%D0%BA%D0%BE%D0%B3%D0%BE_%D0%BA%D0%B0%D0%B4%D0%B5%D1%82%D1%81%D0%BA%D0%BE%D0%B3%D0%BE_%D0%BA%D0%BE%D1%80%D0%BF%D1%83%D1%81%D0%B0

にある海軍幼年学校全科修了記章である。銀製に一部金メッキ、七宝をふんだんに使った高級レプリカではあるが資料写真にまったく引けを取らない。まあ業界ではこういう「外人は騙せそう」なものが流通しているので着装にもほとんど苦労しなくなった(出費はともかく)。  

Posted by Yakov at 20:06Comments(0)

2018年08月28日

ロシア連邦文官(8)

 オフィス服用の将官制帽を。



この間オフィス服に緑と黒の文官服があるのはなぜかと博物館で質問、緑は軍主計財務官で黒はそれ以外の文官だ、と聞いたのだが2016年規定では「黒と緑の両者着用例」しか記されておらず、いまだ決め手に欠けたままであるがともかく緑の将官文官帽を入手した。



ミシン刺繍がどうにも貧相だが、こうなので仕方ない。顎ひもも3-4種類のバリエーションがあるが本当にクォリティばらばらである。  

Posted by Yakov at 21:18Comments(0)

2018年08月27日

国防相?試作品

 今度もまた試作品で。



ショイグ国防省の就任をにらんで作られたオフィス服の初期型(左腕の国家章が分離式)というのはわかるがこの襟章はなんだろうか。



胸の鷲章が元帥杖のようなものをつかんでいるので空席だった元帥か国防省(現在は上級大将)のものかと思われる。現行服ではショイグの服の襟章は通常の将官用なので試作品であろうが。  

Posted by Yakov at 20:25Comments(0)

2018年08月26日

続。時計ネタ(13)

 割と普通のものだが。



スラーヴァの70-80年代もの。細い腕ベルトのタイプだが、この類は結構軍人には便利なのだ。



同じ細ベルトに通せるのである。野戦での訓練時に重宝する。



裏面。防水表示がある。  

Posted by Yakov at 20:26Comments(0)

2018年08月25日

旧型水兵服。

 旧型といっても帝政なのか?と言われそうだが戦間期のものを。夏用は何度か紹介したが冬用である。



戦後はセーラーエリの裏止めボタンが1個に簡略化されたが、3個留めの戦前ロットである。





替え襟の裏は戦後70年代頃に紺色になったが(本人の落書き禁止のため)この頃はグレーであった。まあ紺色になったらなったで裏に白い布を張り付けるのがデンビル魂というものだが。
  

Posted by Yakov at 20:42Comments(0)

2018年08月24日

化学防護(8)

 久々にこのネタ。友人から預かった装備である。





除染キットPM-DMのケース。軍装備であり、民間防衛用より携帯しやすいケースに入っている。



化学兵器用の除染剤と刷毛。  

Posted by Yakov at 21:28Comments(0)

2018年08月23日

医療・衛生(64)

 なぜかすっかり間が開いてしまった。今回は薬瓶を。



蓋の星と裏のРККА(労農赤軍)の刻印が少しわざとらしいが、運搬時にバネで蓋をかっちり締めてかつ瓶本体が割れないように保護する金属筒は医薬品用と考えるのが自然と思う。容量は極めて少なく、ケース本体の丈も10cmほどである。  

Posted by Yakov at 20:13Comments(0)

2018年08月22日

ロシア連邦文官(7)

 国防省文官について続きを。





夏季文官(将官相当官)制服。筆者は試作品の類を入手したのでこれと供のズボン(側線なし)と以前紹介した制帽を組みと考えているのだが、2016年の規定ではトップがツァーグリーン(海潮色)、ズボンも同様(側線なし)、ボタンは金色の組み合わせが定められているのを知った。それ以前の仕様なのだろうか。  

Posted by Yakov at 21:19Comments(0)

2018年08月21日

謎マスク。

 今回のものはいまだ正体がわからない。



見てくれは帝政ロシア最初期のガスマスクだが、白い綿製で目には透明プラスチック版が入っている。防毒面のインナーとは明らかに違い、単独で使われるものだとは思うが。着用者の息やせき、飛沫を遮断するの目的だと思う。



着用するとムーミンかワニか河馬である。ハロウィーンで着用するとウケるかも(他人事感)。
  

Posted by Yakov at 20:58Comments(0)

2018年08月20日

再び帝政文官。

 今回も映画用なのか実物かよくわからないのだが。



軍人も着ないわけではないのだが、外出着のため文官の使用例のほうが目につく「短縮コート」である。将官(襟の折り返しもパイピングの色)用でもなければグレーのものにパイピングは入らないのだが、同裁断で黒や紺の服にパイピングの入る文官(鉄道や電信など)もいるのでそちらの服かもしれない。しかし明るい青のパイピングというのも思い当たるものが少なくまた悩まなくてはならない。変な省庁だとボタンの入手もままならないし…。  

Posted by Yakov at 20:51Comments(0)

2018年08月19日

交通ネタ(154)

 今回もロシア鉄道で。



これまた現行のグレーブルゾンだが、ややスーツ寄り、というか作業服にしてはポケットが簡略化されているので乗務員サービス服に近いのだと思う。特別列車用にマイナーチェンジされた乗務員制服が多数あるので非常に判別しにくいのだが。



婦人用キャップ。以前紹介したような気もするが、どのみち内側の画像はなかったと思う。  

Posted by Yakov at 20:52Comments(0)

2018年08月18日

ロシア連邦文官(6)

 今回は制帽で。



報道写真で見る国防省文官は黒いオフィス服ばかりだが、礼服も当然存在する。夏用制帽将官クラス用がこれだが…グレーなのはともかく、制帽バンドが紺色というのは整合性が感じられない(実は別タイプとの整合性はあるのだが)。
ミシン刺繍のあたりは、やはりソ連時代を知っているものとしてはさびしい。



将官制帽の特徴は内装からもわかる。
  

Posted by Yakov at 21:37Comments(0)

2018年08月17日

旗日(6)

 いや、特に祝日でもないのだが、旗頭のいいものを入手したもので。



戦前、割と古い規定の旗頭である。一度折れたものを蝋付けで直してあるため熱で一部変色しているが、アルミやステンレスの旗頭ではもったいない旗にはやはりこれがふさわしい。  

Posted by Yakov at 19:21Comments(0)

2018年08月16日

レプリカ下着。

 2009年7月3日更新分で初期ソ連トランクスには尻ポケットが付く話を書いたのだが…。



ついにレプリカが作られだしたのである。50年代のものとほぼ同じ、材質は綿サテンで結構な高クォリティ商品である。まあいくら軍の体操競技できるとはいえ、人目に触れない自己満足ジャンルではあるのだが。戦後80年代のものならまだ実物新品も手に入るが、使いもしない尻ポケットにこだわるのがマニアの業であるのだろう(私は普通の人なのでよくわからない)。  

Posted by Yakov at 20:54Comments(0)

2018年08月15日

交通ネタ(153)

 先月来日した知人、ロシアの戦車博物館学芸員が本日7:30放送の犬HK特番「ノモンハン」に出演するのでさっさと更新しておこう。



現行のロシア鉄道コート。防水生地のマッキントッシュである。



肩の部分は肩章ではなく水染み防止+補強の二重構造である。最近この裁断の官公庁コートが増えてきた。
  

Posted by Yakov at 19:28Comments(0)

2018年08月14日

続・55年パレード服

 55年式のグレー礼服は何度も紹介してきたが、戦車兵と空軍は特別誂え、というのが1935年以来の伝統である(このころまでだが)。



55年式はパイピング以外は大体同じなのだが(保安機関含め)、戦車兵だけは襟が黒のベルベットなのである。戦車兵と砲兵は同じようなもの、と思っていると大間違いなのだ。



この頃の戦車兵エンブレムは砲塔の小さい自走砲じみた(戦車なのだが)が普通である。戦時・戦前のタイプも全くないとは言わないが、苦労して短期間限定のもの探すのもマニアの楽しみなのだ。  

Posted by Yakov at 19:29Comments(0)

2018年08月13日

紙もの・デンビル45

 今回は復員ネタで。



モスクワ市民的には珍しくないのかもしれないが(非常に安価で購入)外国人マニアには貴重な45年復員証明書である。



年金(表現は正確ではないが)額とかも明記してあり非常に面白い。  

Posted by Yakov at 21:08Comments(0)

2018年08月12日

食器(96)

 今回は初期というより運搬容器だが…非常に「戦後らしい」品について。



1947年、モスクワ800年祭用に作られたラードケース。もともとロシア人的にはラードを携帯して野戦時に供するということは一般的ではない(バルト三国あたりは不明)、大戦時にラードを大量に携帯していたドイツ軍の影響と思われる。まあその後あまり作られていないので(アルミ製のものを見たことはある)一時的な流行な気がするが。



工場印。ベークライト製品は工場由来でカルバリットと呼ばれるが、この微妙な硬質プラスチックは何に分類されるのかよくわからない。



ドイツ軍コレクターの方はお馴染みだと思う。  

Posted by Yakov at 21:12Comments(0)