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Yakov

2010年03月06日

PPShスリング。

 中華電動ガンも何種類か発売されたようで(実はまだ買ってない)その祝賀(?)ネタ。
正直大した記事ではないが(笑)。

PPShスリング。

これは1941年製だが、筆者は1940年製の同型も持っている・・・ということは、そう。PPD40(まあ34でも38でも適合すると思うが)とPPSh41の共用タイプである。後のPPSh41専用(PPS43にも適合)と比べると銃身側の革タブが数cm短く、余り革を差込む止め具が銃床側だけになっている。

PPShスリング。

印字はないが41~42年の戦時型簡略タイプ。質が悪く幅が均一な綿ベルトに革タブを縫いつけただけ、という有様である。このような出来のものが氾濫したのはそれほど長い期間ではなく、戦争後期にはそれなりのクォリティーは確保されてきている。

PPShスリング。

1951年製のスリング。大戦後半からほぼこの形に落ち着いたもので基本は戦前型と同じ(前方の革タブがやや延びたのみ)。某社ヴァージョンの中華エアガンに付属する・・・と言う触れ込みのスリングの画像をみたが、それはこれにかなり近いように思う。70年代の人民解放軍スリング(<ソ連製には似ても似つかない)をつけてこないというのは大変な進歩であろう。

PPShスリング。

これはこの秋購入(まだ未着)の大戦時スリング。年号はうろ覚えだが間違いなく戦時のものだと思う。革タブの付け根等が妙にエレガントなため「猟銃用」ではないかと少し疑ったが、時代的に(総力戦の最中なので)まあPPSh用で間違いなかろう(いや、タブが短いのでPPS43か?)。短くて長さ調節に限りがあるこの手のスリングはハンター用には余り評判がよくないのだ。




Posted by Yakov at 16:42│Comments(4)
この記事へのコメント
大変ご無沙汰しています。母が亡くなり完璧に落ち込んでいましたが元気になりました。

PPShスリングでこれほど程度の良い状態のものを拝見し、驚いた次第です。

デッドストックに近いですね。
Posted by ak_ojisan at 2010年03月07日 08:11
ご無沙汰いたしております。
コメントで、というのも失礼かとは存じますが、ご母堂のご冥福を心からお祈りいたします。

>デッドストック:
戦後のものは映画倉庫から出たものなので(私が買ったもの以外は)今後戦争映画で酷使され、「中古品」となる運命かも。

戦前のもの(41年製のものが多い)は時々軍の倉庫から流出して(まとまった数が)市場に出回ることがあります。ということはつい最近まで保管されていたわけで。物持ちがいい国ですよねえ・・・。
Posted by YakovYakov at 2010年03月07日 10:26
温かいお言葉どうもありがとうございます。お譲り頂いた貴重なもの以外は全部売ろうと思っています。

売っていて、いかにインチキ(贋作)が多いか判りました。というか判ります。ウクライナが贋作の震源地なのでしょうか。
Posted by ak_ojisan at 2010年03月07日 17:04
コレクションの処分は残念ですが、まあ規模縮小の必要性は当方も日々感じているところでもあり・・・。

>ウクライナ:
大戦ものは特にひどいですね。マニアが複製したのを売るのと違い、ものに愛がない雑なものがかなり多いです。アメリカその他の移民ルートを使うバイヤーは「どうせ外人はわからない」みたいな売り逃げ系が多い気がしてなりません。
ロシア国内で流通しているものは「信用」が鍵なので、ある程度質が伴っている感じです。
Posted by YakovYakov at 2010年03月08日 09:30
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