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Yakov

2010年08月30日

その他の公務員・税関1972(1)

 久しぶりに公務員制服でも。97年や87年式はともかく、1972年式税関制服を入手するのは本当に長い道のりであった。国境警備隊の写真集に必ず映りこんでることで有名な(当社比)この旧制服、切り替えがソ連全盛期だったために大半があっさり回収・処分されたものと思われる。

その他の公務員・税関1972(1)

まったくの無記章で出てきた服なので記章を仮置きして撮影したもの。袖章は1920年代から同デザインの伝統的なものだが、60年代から70年代にかけて着用されていない写真が大量にあったりして今ひとつ基準がはっきりしない。
ここでは最下級のビニールプリントのものが写っているが、これは職員見習い(任官とともに軍でいう少尉相当官となる)のものであってラインのないウール襟章(この写真とは異なる)と組み合わせる。
ちなみにソ連全期間を通じて税関吏には「下士官」の階級が存在せず、92年ごろ(ソ連制服をかなり踏襲している)から「准尉」相当らしい肩章を見かけるようになった。

その他の公務員・税関1972(1)

これがより上級勤務員用(どの階級からこれになるかは資料不足につき保留)袖章。1925年袖章も下地が黒であること以外はほぼ同デザインである。

・・・本日「ミリブロ」がなぜか異常に重いので更新はここで中断する。今回の残りはまた後日。









Posted by Yakov at 17:23│Comments(2)
この記事へのコメント
ピークラペルな襟の形がとってもカッコいいですね。徽章外して普段着としても十分活用できそうです。
Posted by 釘 宮厨釘 宮厨 at 2010年09月01日 17:39
はじめまして・・・ってなんとな~くどなたか見当がつきそうですが(笑)。

シングルで剣襟ってあんまり西欧の流行じゃあないのですがソ連では戦前~50年代に結構流行ったんですよね。これに合わせるズボン欲しさに「民警ズボン」のパイピングを取っ払おうか、とかつい考えてしまいます。
記章付けてもスーツとしても使える、これぞ夢のアイテム(笑)。


記章とっぱずした軍服でモスクワをぶらついてる私がいっても説得力ないですかそうですか。
Posted by YakovYakov at 2010年09月01日 18:55
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