2012年01月26日
二次戦小物(4)
今回はまた野戦装備で。
ソ連の大戦型スコップ(44年製)。戦前にはかなりがっちり作られていたソ連スコップだが開戦後はかなり簡略化されて冷戦期とあまり変わらない構造になる。とりあえず今回紹介したいのはスコップカバーのほうで、皮製・スコップのふちを覆うあまり出回らないタイプだ。革ストラップがかなり長いのだが、これに雑装具を縛り付ける例も結構ある。ちょうどドイツ兵がスコップケースに銃剣や手榴弾を挟むようなものだ。
最近あまり出回らなくなったキャンバス製の野戦サーベル吊り。なぜかモスクワの刃物展示即売会の出展者が扱っていたのだがちゃんとした大戦ロットの実物だった。・・・状態はあまりよくないが。
これは結構な珍品でソ連軍仕様のコサックベルト(カフカス風)である。クバンやテレクコサックがカフカス型ベルトを使っていたのは有名だが、その多くは私物だったりする。
ところがこれは官給品で金具は民族模様の彫刻がないクロームメッキ、サーベルに固定する金具が軍用のクリップになっているのが面白い(伝統的には折り返してギボシで留める)。出所はあまり詮索しないように。
ソ連の大戦型スコップ(44年製)。戦前にはかなりがっちり作られていたソ連スコップだが開戦後はかなり簡略化されて冷戦期とあまり変わらない構造になる。とりあえず今回紹介したいのはスコップカバーのほうで、皮製・スコップのふちを覆うあまり出回らないタイプだ。革ストラップがかなり長いのだが、これに雑装具を縛り付ける例も結構ある。ちょうどドイツ兵がスコップケースに銃剣や手榴弾を挟むようなものだ。
最近あまり出回らなくなったキャンバス製の野戦サーベル吊り。なぜかモスクワの刃物展示即売会の出展者が扱っていたのだがちゃんとした大戦ロットの実物だった。・・・状態はあまりよくないが。
これは結構な珍品でソ連軍仕様のコサックベルト(カフカス風)である。クバンやテレクコサックがカフカス型ベルトを使っていたのは有名だが、その多くは私物だったりする。
ところがこれは官給品で金具は民族模様の彫刻がないクロームメッキ、サーベルに固定する金具が軍用のクリップになっているのが面白い(伝統的には折り返してギボシで留める)。出所はあまり詮索しないように。
Posted by Yakov at 17:14│Comments(0)