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Yakov

2012年04月14日

コサック、みたいな?(6)

 今回はクバンコサックのネタで。ほぼ色違いなだけのテレクも紹介するかどうかは後日考えることにしよう。

コサック、みたいな?(6)

チェルケスカの中に着る内着・ベシュメットだが、このようにウールで作られたかっちりしたものをドン・コサック用のように「カザキン」と呼ぶ場合(もちろん普通はベシュメットと呼ぶ)があったりするから面倒くさい。軍の命令書ですら結構不統一があったりするので「あまり気にしない」が正しい対処法と思う。
これはおそらく展示用のもので36年規定にきっちり沿って作られている。
・・・記章のほうは40年式大尉になっているので本来なら騎兵エンブレムが必要になるが、穴を開けるのが嫌なのでつけていない。あしからず。

コサック、みたいな?(6)

細いパイピングはこの指揮官用同様に兵用ベシュメットにも付くはずなのだが、特に後者では有無がまちまちである。金線についてはもう少し細いのが望ましいが、当時(80年代?)に手に入る範囲でがんばってはいるのだろう。

コサック、みたいな?(6)

モスフィルムから出た綿のベシュメット。もともと民族衣装のようなもの(私物も多い)なのでパイピングなしのものも多いのだが、そもそもソ連仕様なのかどうかも怪しいものだ。この服についていえば、映画で襟章をつけたような痕跡はあるのだが。
それにしても映画用特殊効果(ウェザリング)と(多分保管中の)日焼けで結構ひどい状態である。

コサック、みたいな?(6)

背面。ドン・コサック用のカザキンと比べるとプリーツがやや控えめであるのがわかる。




Posted by Yakov at 17:42│Comments(5)
この記事へのコメント
山はまだ手を出してないんですけど、買うんだろうなぁ、多分。
Posted by F・タナカ at 2012年04月14日 18:47
サイズが細めなのが難点・・・と思ったら現代コサックショップがベシュメット出しているのでありました(笑)。内着さえクリヤーすればチェルケスカは意外とハードル低いんですよね(また悪魔のささやき)。カフカスベルトとかデザイン的に面白いのも蟻地獄です(<経験者)w
Posted by YakovYakov at 2012年04月14日 18:53
 まぁソ連・ロシア軍装で山岳系コザックのチェルケスカ姿と言えば、将官礼服や帝政モノと並ぶ「派手目系三大究極アイテム」の一つ(俺規準w)ですからね。
 それだけにいつかサイズの合う状態でフルコンプリートできればと思い続けて幾星霜・・・

 尤もドンを始めとする「平地系」コザックと違い制帽の着用例が余り無く、毛皮帽がデフォルトなのが汗っかきの小生としては辛い所ではありますがw
Posted by ムリヤーノフ at 2012年04月14日 19:36
>ベシュメット
写真を見ても金パイピングは付いてないことが多いですねえ。
クバンカの頂部のパイピングも部隊によって変えてたりしますし。

>サイズ
こういう時に小柄な小生は得です(笑)
クバンだったらコンプリートに揃ってますので。
Posted by いけしびり at 2012年04月14日 21:48
>制帽:ソ連時代だとクバン、テレクとも通常騎兵制帽をあわせる・・・といいつつ着用写真はまず見かけない上にそもそもチェルケスカには似合いませんからねえ・・・カザキンに制帽ならまあ(ビジュアル的には)ありなんでしょうが。

>パイピング:国防人民委員部規定を見事に無視してくれちゃってますよね(笑)。まあだからこそマニア的には面白いんですが。
>サイズ:ロシア人からみたイレギュラーサイズというのも結果的には有利に運ぶものです。
旧軍の大号が比較的残っているのも「使われることが少なかった」せいでしょうしねえw
Posted by YakovYakov at 2012年04月14日 22:59
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