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Yakov

2009年01月02日

喫煙具追加(1)

 三が日がどうとかいうことはなく、あっさり通常更新なのである。
さて、シガーケースが少し増えたので旧ブログでどれが紹介済みかちょっと確認してみたのだが、どうにも解像度が低くてあまり意味のない紹介だったことに気がついた。多少重複するが、今回は30~50年代くらいのものをまとめて紹介する。

喫煙具追加(1)

左上は純銀製(プルーフマーク入り)のシガーケースで戦前のもの。94年ごろ骨董品店で購入したのだが、当時の価格は100$強と、まったく今では考えられない話であった。帰国便搭乗時に民警(税関ではなく)に見咎められたが「ちゃんと正規の店で買った」と強引に突っぱねて無事通過させたものだ。その民警は(むかついていたのだろうか)すぐ後に並んだ客(勲章を手持ちで持ち込んでいたらしい)をギュウギュウ締め上げていたようだが、私のせいではない・・・と思いたい。
右上と下は真鍮に銀メッキというメジャーな材質で、購入者が手彫りで細工したもの。生産時期は40年代後半くらいの感じである。

喫煙具追加(1)

これらも真鍮製で上二つはクロームメッキがされている(下は上の画像の国境警備モチーフの裏面)。
左上のモスクワ土産は赤の広場にある銅像がモチーフ。右上は戦勝記念に妻から夫に贈られた・・・との彫刻があるモスシュタンプ工場製贈答ケースである。下のケースには最初期の国境警備優秀バッジがねじ込んであるが、わざわざPXでもう1個買ったのだろうか。

喫煙具追加(1)

市販品の裏面の例。いろいろなデザインが興味深い。馬というのはシガーケースのモチーフとしてはけっこうな定番である。

喫煙具追加(1)

右下(スチールにクロームメッキ)以外は真鍮製である。左上には手彫りで国境警備30年の彫刻がしてあるのだが、その上からさらにメッキがかけてあるのが面白い。ある程度まとまった単位で発注されたのかもしれない。右上の狩猟モチーフ、左下のВДНХ(戦前の当時はВСХВだが)もかなりメジャーなテーマである。右下のスポーツマーク(ГТО:労働と国家防衛への準備)には1940とディナモ・НКВДの文字が手彫りで加えられている。

喫煙具追加(1)

右は先の画像にある狩猟モチーフの裏面。左には陸軍兵・下士官優秀賞がねじ込んであるが、バッジ本体が70年代のアルミ製であるのに対して本体は50年代以前の結構な時代物である。手持ちの私物を改造したのだろうか。




Posted by Yakov at 19:49│Comments(0)
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