2009年07月16日
プロパガンダスカーフ(1)
(1)としてはみたが、まあ単発の発掘ネタ(部屋を整理していたら発見)である。
ジャンル的には「紙より扱いやすいポスター」といえるかもしれない。帝政期にはモシン・ナガン小銃の分解作法を掲載したものなどが作られており(中央軍事博物館に展示してある)、それらは兵営、宿営地などに貼られた(・・・というかそれ以外に使用法が思いつかない)ものだろう。
前景。一辺が80cm程度と余り大きな物ではない。こういうものは上質な絹製が通り相場だが1943年製、ということもあって薄い綿の様な混紡のような微妙な材質である。
1943年建軍25周年の記念品で、これ自体は(部隊ではなく)個人に贈られたもののようにも思える。
スローガンは「レーニンとスターリンの旗の下前進!ドイツ占領軍を叩き潰せ!」という定番のもの。
細部に色々なモチーフがちりばめられていて面白い。サイズが大きいだけに三軍の軍旗の他、各共和国の略称とかも見ることができる。
戦場群像というかなんというか、こういうコラージュ手法はロシア人の好むところである。
・・・あまり有意義なコメントも出来ないが、本日はまあこの辺で。
ジャンル的には「紙より扱いやすいポスター」といえるかもしれない。帝政期にはモシン・ナガン小銃の分解作法を掲載したものなどが作られており(中央軍事博物館に展示してある)、それらは兵営、宿営地などに貼られた(・・・というかそれ以外に使用法が思いつかない)ものだろう。
前景。一辺が80cm程度と余り大きな物ではない。こういうものは上質な絹製が通り相場だが1943年製、ということもあって薄い綿の様な混紡のような微妙な材質である。
1943年建軍25周年の記念品で、これ自体は(部隊ではなく)個人に贈られたもののようにも思える。
スローガンは「レーニンとスターリンの旗の下前進!ドイツ占領軍を叩き潰せ!」という定番のもの。
細部に色々なモチーフがちりばめられていて面白い。サイズが大きいだけに三軍の軍旗の他、各共和国の略称とかも見ることができる。
戦場群像というかなんというか、こういうコラージュ手法はロシア人の好むところである。
・・・あまり有意義なコメントも出来ないが、本日はまあこの辺で。
Posted by Yakov at 17:27│Comments(0)