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Yakov

2009年07月22日

マニュアル(3)爆発系

 あまりマニュアル紹介ばかりやっていると正統派軍装マニア(いるのだろうか)の拒否反応を喰らいそうな気もするがもう少しだけ。

マニュアル(3)爆発系

ちょっと古い版(60年代)なので、現在では主に第三世界のジャングル戦で汎用されているПОМЗ杭状地雷とかの使用法が詳しく載っている。その後ろに見える工兵バッグは今回現物を購入したので(荷物到着後に)また細かく紹介できると思う。工兵ペンチ・プライヤーや地雷の安全装置にはめ込む針金、雷管ケース(もちろん空である)などがまとまって入っていたのだが、整理、再現するのにこういう図解は実に役に立つ。

マニュアル(3)爆発系

マニュアル(3)爆発系

クラシックな木製の箱型地雷や踏むと足を撃ち抜くトカレフ弾入り地雷、普通の対戦車地雷(この図は遠隔爆破タイプ)などとともに・・・。

マニュアル(3)爆発系

「ロンメルのアスパラガス」が発展したような対上陸用の地雷とともに地雷処理についても詳細に書かれている。右の車輪に載っている棒・・・という絵は「爆弾三勇士(古い)」のような地雷原爆破装備である。

マニュアル(3)爆発系

地雷原マーカーといえば、筆者は大戦時の携帯セットを持っているのだが戦後のこういう携帯バッグは初めて知った。これまでただのマガジンケースと思って見逃していた中にもこの手のものが混じっていたような気がする。
右に見える爆薬、信管、(第9中隊でチXポ型に造形していた)プラスチック爆薬などもサイズ入りで細かく図解されている。最近出たGRUスペツナッズ本にこの手のイメージ図がかなり載ってはいるのだが、こういう詳細な資料を見ると悪い虫が騒いで仕方がない(笑)。いや、原寸模型を作る、という話なのだが。

マニュアル(3)爆発系

オマケ。モスクワの総合科学博物館に展示されているソ連最初の原爆(と同型筐体)。模型というよりむしろ「中身を抜いた本物」が並んでいる・・・というのがソ連博物館の怖ろしいところである。







Posted by Yakov at 18:26│Comments(0)
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