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Yakov

2016年07月29日

再録29・税関職員2

 1997年改定制服の続きである。

再録29・税関職員2

最初はブルゾン型の略式勤務服で、ポケットの微妙な違いやカフスボタンの数を除けば比較的軍の略服に近い裁断である。ただし金ボタンは軍の物と違い国章の縁取りがより深く彫刻され、他にないデザインなのだ。Yシャツも裁断は微妙に軍と異なり、プラのボタンさえ材質が違うといのは正直(経費の点で)いかがなものか。

再録29・税関職員2

続いて上級職員のダブルブレストタイプ礼装・勤務服。ネクタイ2種を一緒に写したが、ストライプのタイプは中々洒落ているものの民間用で代用が効かないのがつらい。

再録29・税関職員2

最後は肩章の1例である。同時期で色が違うものは主にシャツ(常勤・礼装の2種)、制服用等使用目的による。ほとんど説明は不要と思われるが手前のチップ模様の入ったものが1997年タイプ。同じく暗青緑の将官クラスで星がシンプルな刺繍になったものも97年型だが、これら将官用について言えば、86年、91年型ともにかなりのバリエーションがある。入手先が特殊なところであるため試作品が混じっている可能性も否定できない。
本当はもっと面白いバッジ類もあるのだがいろいろ差し障りがあるもので(ネット上では)非公開ということで。
 将官クラスについて補足。他の公務員に準じて襟や帽章周りに金刺繍のオーナメントが付くのだがこれらは軍の物とまったく同一である。また、将官の帽章は上級勤務員以下のものとまったく異なり、軍の将軍用をそのまま使用しているのも面白い。
(追記)実は将軍用と思しい服を一着所有しているのだが、これはどうも試作品らしく前述の情報とはかなり矛盾したもの。襟に(陸軍の)将軍パレード用に類した金刺繍、ボタン・帽章は一般用という珍妙な品である。出所がはっきりしているだけに今後調査していきたいのだが。
(2006/8/3)



Posted by Yakov at 17:28│Comments(0)
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