2016年07月31日
再録456・通信・電報局(2)
肝心の郵便局記章が出てこないのだが暫定的に某掲示板から借りて先に進む。現物が出てきたら差し替える予定だが…。
(現物発見!)
郵便局の係員章。少なくても80年代の郵便局の内勤女性職員は基本的に私服にこのバッジを着用、という状態だったという。現代ロシアでも私服が基本なのだが「ロシア郵便」の名入りエプロンも結構目にする。さすがに入手は難しい(そもそも欲しくない)が…。
Foto:From russiamilitaria.ru
同じく73年式ワッペン。紺制服は基本的に「炭鉱技術管理官」(昨年2月15日更新分)と同裁断の3つボタンのようである。電報局(1)で掲載した襟章(のビニールプリント版)がつくのだろうが、下級職員では襟章なしのワッペンのみ…という職員も多かったとか(ロシアの当該掲示板より)。…外勤職員について詳細な資料はないのだが、ソ連のアニメ(ネコのマトロスキンが出てくる奴)の主人公フョージャはキャンバス製の防風コートにベレー帽姿で制服はやはり着用していなかった(資料性に乏しくて申し訳ない)。
スペツスヴャージと呼ばれる機密電担当者の帽章(ソ連時代)。制帽自体は通信局と同型である。内務省管轄(ロシア時代に独立)のフェルトイェーゲリとはまた別の組織でロシア時代にこれまた独自の制服が制定された。これについてはまた(3)で。
追記:「プロストクワーシャ村シリーズ」でフョ-ジャ(間違い。ぺチキンだった…)が着ているカーキの防風オーバーは官給品に見えなくもない。だが中にはトックリセーターを着こんでおり、被る帽子はベレーの他ウシャンカや水兵帽までさまざま。まあ80年代の外勤局員は私服OKということでよいのではないだろうか(<適当)。
Posted by Yakov at 22:42│Comments(0)