2017年09月15日
海軍サーベル。
帝政海軍なんぞやっているとやはりサーベルの誘惑に襲われる。まあ帝政も末期の頃でないと服が揃わないのでサーベルといっても「パラーシャ」と呼ばれる直刀一択である。当然代用品の模造刀はロシア以外には存在しない。それも鉄製の刀身なので(刃はないが)丸々日本に持ち込むのは不可能である。結局モスクワでそこそこできのいい模擬刀を購入、刃を泣く泣く切断することにした。
よく考えてみれば海軍士官が抜刀する機会などほとんどない(マニアが式典に出れるわけでなし)。鞘に収めればわからんのだ。
上が装飾の多いゲオルギー受勲パラーシャ、下が通常将校用。ご覧のとおりバッサリだが、購入した店で半分切れ込みを入れてもらい、モスクワの友人宅で鋸ゴリゴリ完全切断…という悲しい作業である。特にゲオルギーは刃にも彫刻があるので涙、涙である。・・・切らずに持ち込めば丸々放棄でさらに悲惨なわけだが。
そして最も大変なのが刀緒である。レプリカもろくにない上に陸軍とは全く構造が違うのだ。結局自作。通常将校用のリボンをいずれは手に入れたい。
よく考えてみれば海軍士官が抜刀する機会などほとんどない(マニアが式典に出れるわけでなし)。鞘に収めればわからんのだ。
上が装飾の多いゲオルギー受勲パラーシャ、下が通常将校用。ご覧のとおりバッサリだが、購入した店で半分切れ込みを入れてもらい、モスクワの友人宅で鋸ゴリゴリ完全切断…という悲しい作業である。特にゲオルギーは刃にも彫刻があるので涙、涙である。・・・切らずに持ち込めば丸々放棄でさらに悲惨なわけだが。
そして最も大変なのが刀緒である。レプリカもろくにない上に陸軍とは全く構造が違うのだ。結局自作。通常将校用のリボンをいずれは手に入れたい。
Posted by Yakov at 21:41│Comments(0)