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Yakov

2009年11月26日

現用制帽(3)

 この春入手した制帽の続きを。ユダシキン制帽・・・の試作品も含め、ソ連解体後の制帽の中から、これまで簡単にしか触れていなかったものをつらつらと紹介する。連続だと飽きるのでまあおいおいと。

現用制帽(3)

現用制帽(3)

正規採用されたのかどうかよくわからないロシア連邦元帥(および上級大将)制帽。94/97制帽だと元帥常勤は帽体・バンドともにカーキでつばには刺繍がなし、礼装も配色は同じでつばにこの制帽と同様の刺繍がつくだけであった。
ユダシキン制帽でブルーグリーンの礼装が採用された以上(普及とは程遠いが)カーキ帽体に赤バンドの礼装は「試作」にとどまったものと思われるが、この制帽に傾注した労力がなんとも勿体ない(正式採用とかするともっと勿体ないのかもしれないが)。ちなみに帽章が94/97のままなのは特に意味がない。

現用制帽(3)

現用制帽(3)

同じく正式採用されなかったと思われる将官常勤(?礼装かもしれない)制帽。
94/97でも元帥礼装(これは「制服上着」の話だが)にのみ襟に金コイルの縁取りがついたようのだが、ひょっとすると元帥のみ常時つばに金刺繍、将官にはなし・・・という計画だったのかもしれない。
帽章が新型(すでに2007年には採用されていた)で帽体に鷲がないことからユダシキン制定直前の試作だったのだろう。

現用制帽(3)

94/97式の元帥(&上級大将)常勤制帽。鷲は94年式だが、97式の鷲がついた元帥制帽は見たことがない。
実は以前レプリカを購入したことがあるのだが、この軍指定工房製の「納入品」と比較してもあまり差が見られない。結局レプリカも同じ刺繍職人が作っているのかもしれない。

現用制帽(3)

手持ちのレプリカ元帥肩章をつけたブルゾンと並べてみた(笑)。袖の「国旗」はビニールプリントのままだが、当時のセルギエフも(写真を見ると)この辺、意外とおおらかだったようである。
ま、国家章を刺繍にするのは完全に「好み」なのだ。




Posted by Yakov at 17:18│Comments(0)
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