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Yakov

2020年04月30日

旧略綬。

 ソ連が略綬を導入した1943年当時の大型略綬はすぐに24ミリ幅x8ミリになり、ソ連時代80年ごろに高さ12ミリ、現代ロシアでは再び8ミリ(最近ではより短いバリエーションが増えた)と変遷しているわけだが、ここでいうのはソ連の高さ8ミリ時代である。



3連略綬を束ねたものだが、80年代の一体型と違いこの当時は全体をゴム芯や布芯にして縫い付け式にするか、金属台座「一括タイプ」を組むにはベース自体を新造するのが普通だったが・・・。



時々こういう例がみられる。まあ強引に束ねてしまっているわけだが。真似するのは結構面倒くさい。  

Posted by Yakov at 23:05Comments(0)

2020年04月29日

情操玩具(94)

 地道にミニカーネタを。



1970年くらいだろうか、がっちりしたダイキャスト製のT55(だと思う)。T62でないとも言い切れないがまあ「主力戦車」くらいのつもりで造型したのだと思う。



車輪式の玩具であるが全体の造型はなかなか良い。

  

Posted by Yakov at 23:11Comments(0)

2020年04月28日

落穂ひろいマスク(2)

 まあ紹介したつもりでしていなかったものが結構あるので…。



民間防衛・子供用ガスマスク。シンプルなガスマスクバッグ(上が丸々開く)で有名だ。年齢によってサイズに差があるはずだがそうそう何個も集めようとは思わないので念のため。  

Posted by Yakov at 22:50Comments(0)

2020年04月27日

近未来!

 今回は息抜きで架空ネタを。ヤポニスタンみたいなものである。



使い道に困ったデジフロ生地と山岳兵用フローラ生地(リップストップ)の端切れが転がっていたのでマスクにしてみた。中に麻生地が挟まれているが所詮ファッション用である訳だが。



ゴムまたは紐はあとで通す。裏地は日本製だが、期せずしてロシア医療用手術服と同じ色(緑)、三角巾色(カーキ)があった。

…サバゲマスクの上に付けるといいかも。  

Posted by Yakov at 19:37Comments(2)

2020年04月26日

情操玩具(93)

 旧ブログで一般に紹介した戦車玩具だが、もうちょっと詳しく紹介したくなったのでぼちぼちやっていく。



43分の1スケールと思われる金属製T34の85ミリ砲タイプ。パステルグリーンのヘンな色で塗られているが、パステルグリーンとビリジアン的な原色緑ペンキは軍基地の外装(門柱など)の塗装によく使われていて、基地備品のヘルメットなどがこの色で適当に再塗装されていることがよくある。生産時はともかく、軍の基地に長いこと置いておかれている軍の装備にも時々とんでもない色に変わっている場合があるので『模型の色はこれが正しい』という議論もあまり突き詰めてもしょうがないと思われる。



この砲塔周りとか、1960年代にタミヤ模型が発売していたゴムキャタピラの奴とクリソツである。もともとアメリカのプラモのほぼコピー製品だったのだが、そのさらにコピー元はこれではないかと常々疑っている。



ポリエチレン製のキャタピラ。無動力で激しく走らせることもないのであれば十分実用に耐える強度である。  

Posted by Yakov at 22:07Comments(0)

2020年04月25日

続・近隣国(141)宇宙系

 インターコスモスでまた。



以前紹介したようにインターコスモスバッジで抜けていることが多いモンゴル、そのまた別パターンが出てきた。当然ながらあと8種類はあるのであろう。また探して回らんといかんのか・・・秋だな。  

Posted by Yakov at 21:15Comments(0)

2020年04月24日

コムソモール(7)

 また地味に記章を。



左はコムソモールプロジェクターと呼ばれるキャンペーンバッジ。1962年から青年の労働、生産、管理、自然保護など社会運動の質の向上を目指した学習、表彰活動とでもいうべきか(対象が広くてうまくまとめきれない)。右は普通のコムソモール員バッジ(軍服用のスクリューでなくピンタイプ)なのだが。画像は大小あるうちの無茶苦茶小さい(軍人用の約半分)タイプのものだ。  

Posted by Yakov at 21:28Comments(0)

2020年04月23日

作業帽。

 まあどうでもいい雑記事なのだが、航空会社などの地上整備員は夜間作業用には反射テープ付きのものを被ることは多いが、規格は本当にまちまちである。会社ロゴやシンボルマーク入りのもあれば航空作業服店(数件知っている)で汎用タイプを自己購入することも結構多い。



アエロフロートロゴ入り作業服と一緒に出てきたが、まあ汎用タイプだろう。公務員キャップと同じ規格(耳覆い付)で上面にまっすぐにラインを縫い付けたタイプ、帽子の正面下にぐるりと巻きつけたタイプなど数種類があるのだが、ベースボールキャップのパーツに合わせて縫い込んだタイプはちょっと珍しい。  

Posted by Yakov at 23:40Comments(0)

2020年04月22日

コムソモール(6)

 今日はレーニンの誕生日だが、まあ関係あるようなないようなでコムソモール記章ネタを。



中央と左は(1)で紹介したコムソモール50及び60周年バッジだが、右が今回初紹介、コムソモール第20回大会の記念バッジである。代議員章ではなく、まあこの時期のコムソモール員は自由に買えたものであろう。略綬をかたどった縁の衣装はレーニン勲章3つ、十月革命勲章、赤旗勲章、労働赤旗勲章のコムソモール自身が組織として受勲した6つの勲章のものである。  

Posted by Yakov at 19:41Comments(0)

2020年04月20日

続・近隣国(140)

 今回は地味な上にも地味な労働系で。



状態も撮影状況も極めて悪いが、推定ではあるもののまあ間違いなくモンゴルの義勇労働(おそらく土曜労働系)の優秀バッジと思われる。
1980年と数字が見えるのでまだまだ盛んに社会主義競争と呼ばれる活動促進運動が行われていたころだろう。  

Posted by Yakov at 23:22Comments(0)

2020年04月19日

滑り込み復活祭。

 Христосъ Воскресе!

本日は正教の復活祭であるが、残念ながらふさわしい小道具が見当たらない。もう3-4回使いまわしているイースターエッグの画像でぎりぎり本日中に。



背景に敷いてあるのはソ連時代のKLMK迷彩の目の粗い生地である。春らしく涼しげな生地ということで…ソ連が復活したらばしたでそれもよし<教会的にはどうなんだ

ともあれおめでとうございます。


追記:バラホルカは7月4日の開催に向け最大限の工夫をしつつ準備いたしております。この度情報を観やすくまとめたツイッターアカウントが新しく出来ましたので時々ご参照くださいませ。

https://twitter.com/barahoruka
  

Posted by Yakov at 23:17Comments(0)

2020年04月18日

記念バッジ空挺系

 まあさらっと一枚。



ソ連時代は軍の各兵科を記念するバッジが大量に発行され、voentorg以外にもいろいろなところで売られていたがこれは…どう考えてもローカルメイドの限定版である。空挺50年と1980年の数字、ただの記念バッジのXX(兵科)兵士諸君万歳!とはタイプが全く別なのだ。とはいっても通常勤務で着用してはおそらく怒られるこのバッジ、復員後かデンビル服に付けるかしかないような気はするが。  

Posted by Yakov at 21:57Comments(0)

2020年04月17日

コムソモール(5)デンビル系

 デンビル系と書けばお分かりのように勝手に改造したバッジなのだが、デンビルと書いていいのか迷うのはまだ軍人の頃の記念写真でしっかり写っていることが結構多いからである。動員解除寸前なのはわかるが大体制服は規定通り、でもコムソモールバッジは結構な割合で改造されているのだ。制服はすぐには元に戻せないがバッジは外せばいいだけだからか、それとも軍組織ではないのでコムソモールチーフに見つからなければそれでいいのか。どうでもいいことに引っかかるのがマニアである。まあ結論は出せずに先に進むのだが。



意匠としてはまあ平凡である。アルミ板でも上手に切り抜いたのかなあ、と軽く考えていたらとんでもない馬鹿野郎であった。



なんじゃこれは、人生舐めてんのかお前は!である。1940年代の真鍮帽章のエナメルと表面を削り落としてクロームメッキ、何がついてたのか知らんが穴をあけるという狼藉である。いや筆者は腐るほど持っているが、現代の基準でもそれなりに価値のある代もんじゃねえのかこの罰当たりがぁ、ゼイゼイゼイ、ハアハアハア…いや取り乱してすまないがなんじゃこいつは、としか言いようがない。惜しげもなく潰してくれたもんだわなあ…。  

Posted by Yakov at 22:54Comments(0)

2020年04月16日

デンビルの逆襲(25)

 2014年にもデンビル改造素材を紹介したが…。



voentorgの売り場にお馴染みの軍用糸巻が並んでいるわけだが、これは金糸銀糸にメタリックレッド、ブルーが加わったまさにデンビル用素材である。刺繍を地味にやる根性がないと目立つ服は作れないのだ。  

Posted by Yakov at 21:53Comments(0)

2020年04月15日

国家保安(6)

 今回はバッジで。国境警備隊でも軍でもそうだが、軍管区単位で専用のバッジを作ることがよくある。制服に付けてもいいのか私用(復員時含む)なのかいまいちはっきりしないが、ソ連時代からその伝統は続いている。



アルミ製のよくある市販っぽいバッジだが、キーロフ記念国境警備部隊の50周年バッジで、レニングラード州Элисенваараにあった旧称第102内務人民委員部国境警備部隊のものである。全体のデザインが国境警備部隊公式の国境警備70周年バッジによく似ている。  

Posted by Yakov at 21:32Comments(0)

2020年04月14日

帝政レプリカ(54)

 今回はレプリカというかなんというか。



レプリカというか現代官庁のものかもしれないが…ソ連式丸坊主バックルに立体の鷲章をリベット式に留めたものである。通常は型押しでレプリカも大体そうなのだが、無茶苦茶鮮明な鷲にクロームメッキまでしてあるのでひょっとしたら儀仗兵、連邦警護局など警護部隊用のものなのかもしれない。  

Posted by Yakov at 22:35Comments(0)

2020年04月13日

謎服。

 実のところ部品とられた状態だったのだが。



将官2008年規定でソ連式の礼装刺繍が復活したわけだが、海軍沿岸防護で詰襟服いまだ復活しておらず、ソ連時代の金を多量に含んだコイル刺繍からみてクバンコサックとも思えず(コサックは銀刺繍である)、軍学校の教官か海軍沿岸防護退役将官が仕立てたか、といった体の制服である。



一緒に出てきた乗馬ズボンは海軍歩兵黒ズボン典型の裁断、とりあえず海軍歩兵的に組み上げてみた次第。

  

Posted by Yakov at 21:40Comments(2)

2020年04月12日

宇宙飛行士の日

 本日はガガーリンが地球周回軌道に乗った宇宙飛行士の日ということで。



С Днём Космонавтики!  

Posted by Yakov at 21:03Comments(0)

2020年04月11日

コムソモール(4)

 今回も治安系のものを。



コムソモール発行の優等バッジで、社会秩序維持活動貢献章とでもいうのだろうか。ものものしい名前だが、国家保安機関員というレベルではなく「民警協力員」など市民、社会奉仕的な立場での活動家向けの表彰である。ソ連後期の「社会秩序防衛メダル」が個人的勇気に対するもののようなわけで、コムソモールが国家保安機関とは別に授与するものなのである。当然ながら受賞のハードルはそれなりに高い。  

Posted by Yakov at 21:57Comments(0)

2020年04月10日

勲章風記念バッジ。

 長ったらしい表題だが仕方ない。



赤旗勲章にかなり良く似たもので七宝含め非常に出来がいいのだが…刻印にあるようにレニングラードの戦い、ネフスキーピタチョックの戦闘記念である。ロシアのリエナクトで現在効力のある勲章は受章者以外身に付けられないが、こういう「似た」記念バッジは大丈夫なのだ。まあ裏にピンもないので吊り下げ部に穴をあけ、リボンをつけないといけないが。  

Posted by Yakov at 21:48Comments(0)