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Yakov

2019年04月30日

ロシア現行名札

 4月も終わり、明日はメーデーであり、筆者のwifi速度制限から解放される日でもある。とお約束のボケをかましつつさらっと現用ネタを。



2011年規定からロシア軍人の戦闘服、常勤服には名札が付くようになった。古着収集がメインの軍装マニアとはいえ名札付きの出物などはめったにない。そこで街のvoentorgで名札を発注することになるのだ(大体2週間で仕上がる)。姓と名、父称のイニシャルの組み合わせで階級や兵科によってさらにベース服の色によってさまざまな組み合わせの名札が必要になるわけだ。上の二つは戦闘兵科将官のオフィス服、迷彩服仕様でその下が戦闘服、さらに下が赤兵科色の将校クラスオフィス服仕様である。 ストラピヤンとアルメニア風の名字になっているが、切る場所を変えてS UTRA P'YAN(ス・ゥトラー・ピヤーン:朝から酔っぱらってる)という意味になるジョーク姓なのだ。  

Posted by Yakov at 21:17Comments(0)

2019年04月29日

憲兵系(16)

 土曜日にバラホルカご来場のみなさま、ありがとうございました。
結局翌日の復活祭にも体調は復活せず更新サボりっぱなしであったが…。



憲兵部隊長章の刺繍版(上)が今日のテーマ。下に見えるのは以前紹介した。しかし刺繍版の意匠単純化にもほどがある。
憲兵マークにお中央、ゲオルギーの紋章が星になっておるのはどうしたことか。まあここで疑問を投げかけても、その質問はむなしく虚空に飲み込まれるわけだが。  

Posted by Yakov at 21:15Comments(0)

2019年04月26日

夏向き。

 明日は浅草橋/秋葉原にてバラホルカである(4/20の告知参照)。今回はあっさりと。



94/97式将官制服。ロシア軍制服は一般将校用と高級将校用のざらざらしたギャバジン生地が普通だが…。これはサマーウールというかサテン生地のような艶がある軽い生地でできているのだ。袖の国家章は2000年代初期に一時期定められた「ロシア参謀本部旗」で赤字に黄色い星だけ着いたものになっているがこのパターンはほとんど普及しないまま普通の三色旗に戻り、2006年とかそのあたりから新型袖章(鷲)に変わっている。ズボンも当然供生地であった。



制帽は別の場所で入手したのだが、近い色で艶のあるウール生地があったのは幸いであった。  

Posted by Yakov at 20:16Comments(0)

2019年04月23日

小銃架。

 まあこれはシリーズにもならないと思う。そうそう買ってくる気もないし。



第二次大戦中ソ連モシンナガン小銃用の銃架。別に狙撃用というわけではなく…



小銃擲弾発射器をつけた場合の銃架なのだ。擲弾発射器、ドイツ軍のものは時々出回るようだがソ連軍のものは品薄というかロシアから送り出す時に大体止められるので第三国から買うしかないと思う。日本の税関で止められる可能性は非常に高いが。  

Posted by Yakov at 21:05Comments(0)

2019年04月22日

光学器(16)

 旧ブログ(再録済み)で戦後タイプの狙撃兵・偵察用ペリスコープを紹介したが…。





戦後型と違い対物レンズ部分が突起しておらず、目立たない棒状になっている。さらに筒を回転させると開口部(というかガラス部分)が金属で覆われて反射を防ぐ(というか視界真っ暗になるわけだが)ことで不使用時に敵からの発見を避けることができる。

ちなみにこれは1940年ロットで、中に1956年に精度調整をした伝票が入っていた。  

Posted by Yakov at 22:12Comments(0)

2019年04月20日

ガレージキット。

 来週は復活祭の前日(正教基準)土曜日に浅草橋でおなじみのバラホルカ(軍装販売・コンサート・軍用食提供イベント)が開催されるわけだが…。今回はガレージキットの展示も予定しているのだ。



清水技研さん製作、ソ連最後期の手榴弾РГО無可動模型である。



これはРГН。



撃発装置2種類のそれぞれを再現(交換可能)



とまあどマニアホイホイというかきわめて人を選ぶアイテムではあるが、ぜひその目で仕上がりをチェックしていただきたい。



ソ連信号拳銃СПШ組み立てモデルガンも量産準備中。ハンマーも落ちる可動式だが樹脂製でインサートも入っているので安全なガレージキットとして発売予定。インストは未完成ということだが、組み立て説明書なしのテストショットなら少数譲ってもらえるかも。

イベント詳細はこちら。
https://www.facebook.com/events/2580130328683595/



  

Posted by Yakov at 20:18Comments(0)

2019年04月19日

交通ネタ(175)

 2018年9月22日にアエロフロート冬用コートの女性用を紹介したが…。
ロシア鉄道とアエロフロートは時々類似した被服を使っている。特別長距離路線は高級志向で独自の制服(列車ごとに違ったりする)を着用する場合があるのでБТКのような制服メーカーが売り込みをかけていくのだ。そのためアエロフロートそっくりなコートを見つけたのだが…、



キャメルカラーの生地もアエロと全く同じ、タグにアエロフロートの文字はないしボタンにも文字はないが、そんなもんは女性用から移植すればいい…と嬉々として買った男性用コートだが。…襟が剣襟でなくテーラーではないか、トホホ・・・まあアエロフロートリエナクトをするわけでもないので問題は特にないか。帰りにこれを着てアエロフロートを利用したので「正規品でなくてよかった」とはいえるかもしれない。



後ろから見ると全く区別がつかない。
  

Posted by Yakov at 20:16Comments(0)

2019年04月18日

改めて葉書(9)

 葉書ではなくカードではないか、とか言わないように。





二つ折りのカードでヨールカ祭招待用である。1994年印刷でポストソヴィエト期ということになるが版権がしっかりしてるのかそうでないのか。国営管理の時代と違って調整が楽でないような気がするけどデザインも適当で正規品なのに漂うバッタもん臭。  

Posted by Yakov at 21:12Comments(0)

2019年04月17日

交通ネタ(174)

 今回はノベルティキーホルダーで。





アエロフロート60周年・1983年の記念キーホルダーである。意匠はイリューシン86。私は1987年に初めてアエロフロートを使ったので私がもらったものではない。まあキーホルダーはついつい溜まってしまうものの一つだが、なくすのが嫌で大体使わずにしまいこむのだ。  

Posted by Yakov at 20:12Comments(0)

2019年04月16日

偽装(5)

 久々にこの項目で。



2010年12月18日更新分のソ連暴動鎮圧ヘルメット(チタン製)のカバー、黒と民警用のグレー、白を入手した。最低7種はあるというのがまた…。  

Posted by Yakov at 20:46Comments(0)

2019年04月15日

スリング補遺(2)

 相当前に手に入れ、それゆえまあ当たり前すぎて紹介し忘れていたのだが…。



AKS74U(短縮タイプAK)のスリングである(日本での俗称クリンコフというのはソ連ではだれも使わない用語だ)。通常型は輪構造でスイベルリングにつけるときにナス環を調整バックルに通してつけるわけだが、スリング幅が狭くなる割りにナス環は一回り小さくなるだけなのでスリングの端が金具で処理された開放型になっている。  

Posted by Yakov at 21:10Comments(0)

2019年04月14日

一般大学(11)

 今回はモスクワ大学МГУの変わったネタで。



ものは記念ペナントだが、モスクワ大学の軍事教育学科のものなのだ。卒業章にも一般大学軍事学部卒業者用のものがあるが、モスクワ大専用のものは見たことがない。おそらくは他と同規格で単に「軍事学部」と書いてあるだけと思うが。  

Posted by Yakov at 20:29Comments(0)

2019年04月12日

スリング補遺(1)

 銃器スリングの類は無茶苦茶な量持ってはいるが、珍しいものから紹介しているので紹介し忘れてるものが結構ある。



以前RPG26のスリングを紹介したが、同じバイヤーのところに別バージョンがあった。同じくRPG26用なのかRPG22とかなのか何とも分からない。おまけに火炎弾を発射する(軍では火炎放射器と命名されている)大型ランチャーもあるのでしばらく資料を漁るつもりではあるが。耳栓自体はRPG26用と同じだった。  

Posted by Yakov at 20:02Comments(0)

2019年04月11日

不良品。

 不良品といえば検査でハネられるものなわけだが、なぜか出回ってしまうものでマニア的には非常にうれしい。メッキのかかっていない銀色のアルミ帽章やボタンなどほかの目的にも使えるし。
今日はまあ一例だけ。



ソ連邦成立50周年のテーブルメダルだが、この版ズレ(というかパンチずれというか)はすごい。
市中に出回っていたということは、はねるまでもなく「とりあえず文字が見えればOK」なのかもしれない。  

Posted by Yakov at 20:51Comments(0)

2019年04月10日

帝政レプリカ(39)

 エポレットの改造例を。



帝政海軍エポレット。直接刺繍は恐ろしく大変なので金糸の台に刺繍したものを移植した。刺繍にもいくつか種類があるので迷いどころではあるが。



これは別パターン。コルチャーク軍の肩章とかだとしっくりきそうだ。  

Posted by Yakov at 19:35Comments(0)

2019年04月09日

憲兵系(15)

 久々に現用ネタを。



以前紹介した憲兵腕章に兵科ワッペンが貼られたもの。



軍管区別(西部だと思う)の憲兵兵科章がついている。全体の規格も微妙に違っているあたりがまた嫌である。ロット違いか地域で違うのか…。  

Posted by Yakov at 20:47Comments(0)

2019年04月08日

続・近隣国(129)

 もらい物の古時計である。



スイス製modaの腕時計と思う。



裏にポーランド語で戦前の日付で何やら刻んである(意味を調べるほどの関心などビタイチない)のはなかなか趣がある。
地面を掘ったら出てきた…のかどうかは聞いてない。  

Posted by Yakov at 20:15Comments(0)

2019年04月06日

狩猟地図

 今回は紙もので。



ロシア社会主義連邦共和国内(ソ連時代)の狩猟期間と許可種を記した地図。



結構でかい地図だがまあ全体を映すまでもなかろう。イラスト入りで面白い。  

Posted by Yakov at 21:40Comments(0)

2019年04月04日

続・近隣国(128)

 今日はベラルーシ。



友人からもらったベラルーシ軍レーションの箱。生成り段ボールのもあるが、迷彩使用はまた味があっていい。
ロシア製とカザフ製は実食したが、ロシア向けに農産物を大量輸出してるベラルーシなので中身はうまいだろうと思う。
まあメニュー的にはそんな変わらないようだし。  

Posted by Yakov at 20:59Comments(0)

2019年04月03日

交通ネタ(173)

 近隣国というかなんというか。



画像が不鮮明で失礼。購入元のバイヤーがハンガリー物だけ扱っていたのと同時にハンガリー国鉄の帽章を買ったので間違いないと思うが、国鉄中尉の襟章と思われる。兵科章はソ連1943年の信号・通信手と同じデザインなのでまあそうだろう。
ハンガリーとして活用できそうもないので兵科章をソ連鉄道のレプに移植しようかと迷う日々。  

Posted by Yakov at 22:08Comments(0)