QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 13人
プロフィール
Yakov

2023年06月30日

軍事博物館バッジ

 何回か紹介したが通し番号がぐちゃぐちゃになってしまった。



モスクワの軍中央博物館の戦勝40周年バッジ。ベルリンの国会議事堂に翻った勝利の旗と博物館中庭の意匠である。この中庭風景は結構定番で、何種類か同じデザインを使ったものがある。80年代頭にこれとそっくりで赤旗がクリヤーレッドのエナメル仕上げになったものがあり、学生時代に愛用していた。  

Posted by Yakov at 21:02Comments(0)

2023年06月29日

交通ネタ(213)

 またバッジで。



ソ連国鉄のモスクワ―ロンドン間路線開通記念バッジ。デザイン違いが何種類かあるが、パリ―モスクワ、ストックホルム―モスクワ、ウランバートル―モスクワなど国際線と連絡が付くたびに発行されたようだ。もちろん線路の幅が違うので国境で車台を交換したりするわけだが。路線として接続されたにしても、同一車両でロンドンまで行ったかどうかはよくわからない。  

Posted by Yakov at 23:03Comments(0)

2023年06月28日

嗜好品・撤退グッズ。

 なんだこれ?と思われるだろうが、スタバネタである。



西側製品というのはこのブログではあまり重きを置かれないのだが、ロシアから撤退したスターバックスのペテルブルク限定タンブラー(紙の印刷はロシアかも知れない)。ご存知の通りスタバはロシアから撤退、モスクワ同様ペテルブルク支店もスターズコーヒーに置き換わったのだろうか(未確認)。昔頼まれて買って来たものの予備だが、まあ私にはあまり用がないものである。  

Posted by Yakov at 21:05Comments(0)

2023年06月27日

ファッション小物@前線

 報道写真で見つけたものから。



今回の特別軍事作戦は独立国ドネツク人民共和国とルガンスク共和国の要請に基づきロシア連邦軍の集団安保発動、という建付けなので4州(2共和国含む)ロシア帰属となるまでは「3か国連合軍」という形式だったのでロシア連邦軍の服装規定から全く外れた装備がごろごろ見られた。
義勇軍的な人々は装備に好き勝手なワッペンを貼りつけることが多く、その報道クリップで目についたのが「熊ワッペン」である。所属を示すものではなく個人的好みで付けるわけだが、その一部でなぜか赤いリボン付きの熊ワッペンがあったのである。私物なわけで、ロシアのワッペン刺繍メーカーを探したらあった。地方都市で作られているのだが、モスクワの友人に頼んで購入してもらった。クマ―。  

Posted by Yakov at 19:40Comments(0)

2023年06月26日

旧日本軍の見たソ連赤軍。

 先日友人が持ち込んだネタで。



先日うちにお客に来た友人が骨董屋で見つけてきた日本軍のソ連兵識別資料。兵営とかの壁に貼るものらしくガラス張りの装丁がされていて重い。畳半分ぐらいあるので当然だが。ノモンハン事変ごろのものらしい(友人談)であるが陸軍の関係は1924年式~29年式くらいで(下端の兵科章は完全にそう)当時としても型落ちなのだが兵科色とか階級はそうそう変わらないのでまあ良いのだろう。
左側の海軍の階級章(袖章)は1935年くらいのものなので複数の資料を組み合わせたのだと思う(海軍帽章は陸軍と同じ場所に24年式が載っている。まあこっちには資料はいくらでもあるので「当時の日本側の知識に思いをはせる」てきなものだ。ああ、置き場に困る。。。。  

Posted by Yakov at 20:56Comments(0)

2023年06月25日

観光地(13)

 6月22日の独ソ戦開始の日(服喪の日)ブレストの記念イベントに合わせて。



1941年、ナチドイツに奇襲され、破壊されつつも1か月間抵抗が続いたこの要塞は要塞自体がソ連邦英雄の称号を持つ。
ベラルーシに注目が集まっている今、ということで。  

Posted by Yakov at 23:21Comments(0)

2023年06月24日

観光地(12)

 モスクワで。



1995年までクレムリン内にあったレーニン像がモチーフ。1967年革命50周年コンペで採用されたスペランスキーデザインのレーニン像は永らくクレムリン内観光コースの目玉だった。現在は郊外のゴールキ・レーニンスキェに移設されている。レーニンの右側に「クレムリン内の」とあるが、下端の分はつぶれていて記念碑‥までしかよく見えない(仕上げのニスが寄って固まったようだ)。まあ老眼なのもデカいが。  

Posted by Yakov at 21:44Comments(0)

2023年06月23日

公文書館。

 褒賞メダルである(駄洒落みたいだが)。



ロシアで公文書館はドイツ語と同じくアルヒーフと呼ぶのだが、これはотличник архивного дела ссср、ソ連邦優秀公文書部員記章(褒賞メダル系)である。図案は羊皮紙に羽ペンという格式高いもので(帝政ロシアの秘書官手書きの文書を読むのは地獄である。上手ではあるが筆記体なのだ)金メッキもかかっていていかにも、という感じだ。



造幣局製のこのメダル、裏には公文書は「人民の記憶」と書かれている。確かにロシア人は他国以上に文書をきちんと保存する国である。  

Posted by Yakov at 21:44Comments(0)

2023年06月22日

 観光地(11)

 観光地か戦勝かよくわからなくなってきたが。



スターリングラードの戦いのシンボル、ママエフクルガンの丘の上にそびえる母なる祖国の像に向かう途中にある『死に対峙』する像が描かれている。観光というのも気が引けるが、ヴォルゴグラードを訪れた人々がかならず向かう場所ではあるのでこの分類にしてみた。
アルミニウムに薄いグレーの塗料を乗せたシンプルなつくりだが、ソ連の像の雰囲気はよく出ている。  

Posted by Yakov at 20:23Comments(0)

2023年06月21日

戦勝記念系バッジ(8)

 6月22日の独ソ開戦の日も近いので…ではなく、あまり理由はないのだが。



ベルリンの記念碑アリョーシャ像をあしらった戦勝記念1945年5月9日のバッジ。ショルツとかまだ懲りていない政治家が国のトップにいるとはブンデスは歴史を繰り返したいのだろうか。  

Posted by Yakov at 19:50Comments(2)

2023年06月20日

品質・生産管理(8)

 展示館のネタなのだが。



モスクワのВДНХ、経済達成博覧会はソ連各地の生産、発展、収穫物の展示館が並んだ公園で、ロシア時代は永らくただの公園・遊園地+旧展示館内のキオスクばかりで多少の私設博物館と見本市パビリオン以外は名前と裏腹な状態であったが、ここ数年で各博物館が再開され始めている。このウクライナ館は再開されないと思うが。
本題だが、これはヴェーデンハーウクライナ館の「効果的・高品質維持本部」的な部局の記念バッジである。各展示館の入口中で売られていたのか、箱入りセットで売られていたのかそういうものだと思われる。当ブログで何度も紹介してきたマークЗнак качество が中心に見えるが、当時の人はこのマークを両手を拡げた人に例えて"Извини,так полччилось"「失礼、こんなんしかできませんでした」というジョークに使っていたという。  

Posted by Yakov at 20:26Comments(0)

2023年06月19日

スポーツバッジ(10)

 時々取り上げる民間スポーツ認定バッジで。



スキーとか射撃競技などのものを以前紹介したが、これはモータースポーツの1級認定バッジである。本当に多方面にわたるジャンルのバッジが知られているが、ジョークグッズの「酒飲み1級バッジ」というのも見たことがある。  

Posted by Yakov at 19:56Comments(0)

2023年06月18日

革命系装飾。

 バッジというのはどうもしっくりこないのでこのくくりで。



年代が見当つかないので資料的価値は低いのだが、おそらく革命記念日用の装飾。胸に赤リボンでロゼット(花環)をつくる作法は2月革命、ひょっとすると1905年の第一次ロシア革命時代からあったような伝統で、赤旗勲章のスクリューがなかった時代は一度こういうリボンの輪に勲章を食いこませて縫い付けるスタイルが主流であったりした。これにはレーニンの紙焼きが貼りつけてあるのだが1924年のレーニン葬儀バッジのように細かい細工が難しいバッジを紙焼き貼り付けで補う、ような方式が結構ある。
これ自体が戦前の初期デモンストレーション用実物なのか、映画再現用のレプリカなのかはわからないが1920-30年くらいの雰囲気はよく出ている。  

Posted by Yakov at 21:18Comments(0)

2023年06月17日

観光地(10)

 英雄都市系。



英雄都市ミンスクの都市シリーズバッジ。ソ連邦英雄の金星メダル、無茶苦茶小さいので角があまりシャープには仕上がっていない。
ミンスクの都市名はベラルーシ語で記載。現代人はいい加減なことをよく言うが、ソ連時代も現地語大事にしていたのだ。  

Posted by Yakov at 21:02Comments(0)

2023年06月16日

謎ワッペン。

 まあ説明はつくのだがパッと見は驚かれると思う。



右の方はヤポニスタンと同じようなジョークグッズに近いもので、普段着やミリタリー風ファッション、カバンなどに縫い付けるファッションワッペンである。正規のものではない(2010年頃に作られた)のでまあいい。

左はある時期、正式にも付けられるタイプとしてつくられたものなのだ。もともと2007年だったと思うが「勝利の旗」から鎌槌を取り払った「新・勝利のシンボル」的なものが考えられ、ロシア参謀本部旗として扱う(当時参謀本部大佐だったA.S.氏のルートで聞いたが当時の文書は見つけていない)計画があったそうで、全軍切り替えではないが一部職員は着用化の記章として作られたものなのだ。戦勝記念パレードで一度だけもちだされたと思うが正規の位置づけはなにしろ伝聞なのでよくわからない。
ご存知の通り参謀本部旗はデザインが何度も改訂されており、2007(?)の赤字に黄色星だけ、の旗の資料は全然出てこない(ここに現存はしているが)。  

Posted by Yakov at 21:12Comments(0)

2023年06月15日

観光地(9)

 ちょっとポップなソ連製。



赤の広場、聖ワシリー寺院のバッジ。この配置で見えるのはXXから見た場合で…と大先輩ぶりたいが(百何十回もこの前を通ったのは本当)彩色は結構いい加減なのでそういうトリビアは発揮できない(笑)。デザイン的に綺麗にまとまっていて、どこぞの旅行社がツアー用に配ったみたいなポップさだが、裏を見るとどう見てもソ連製であった。本当にいろいろなデザインのものがあって楽しい、というか地獄の領域でさえある。いのります。  

Posted by Yakov at 21:22Comments(0)

2023年06月14日

交通ネタ(212)

 久しぶりに民間航空。



ペテルブルクの民間航空大学校がОЛАГА(レーニン勲章拝受民間航空アカデミー)という名称だった頃、1992-3年くらいに導入された袖章。ソ連時代は学生もアエロフロートと同じ仕様の制服を着ていたので再現は楽である。アエロフロートも新興航空会社も90年代半ばくらいから新制服を導入し始めたのでこの時代は結構なカオス制服の時代なのだ。あわてて新規章とか作っていたので国旗の間違い(三色旗が赤、青、白の順番)とか変な記章が山ほどあったがさすがにこのパッチの国旗は正しい。
アカデミーの歴史を見ると帝政の鉄道学校の新学部、民間航空学校、軍学校、再び民間航空大学と面白いほど再編を繰り返している。  

Posted by Yakov at 21:24Comments(0)

2023年06月13日

民芸石。

 マラカイトとかトルコ石とかロシア名産の石は結構ある。



ウラルの石の部類と思うが門外漢でよくわからない。その上から聖ゲオルギーの絵を彩色したブローチである。某所のバザーで売れ残っていたのを買ったわけだが。石造りの箱や球体、置物なども多いが、装飾品にもこういった輝石は使われている。
物凄くいいものなら絵とか描かないのだろうが、これはこれでいい味を出している。どこの都市が産地なのかは聞き忘れた。  

Posted by Yakov at 21:19Comments(0)

2023年06月12日

水兵肩章(17)

 これまたデンビルっぽいのだが。



以前も似たようなものを紹介したが、金属板を階級リボンの代わりにした43式海軍軍曹(海軍語を直訳すると1級曹長となるが文献解読用に覚えておくだけでいいと思う)肩章。裏側を見ると黄色い階級ラインが見えるので、復員を前に上から金属板に彫刻したものを織り込んだのであろう。
面白いのは裏地の紙で、国防人民委員部1941年教本(何のものかは不明)の表紙を使っていることである。まあ結構古いものなのは間違いない。  

Posted by Yakov at 19:14Comments(0)

2023年06月11日

党バッジ(2)

 代議員章ではないのだが。



1986年、ソ連共産党27回大会のバッジ。大会代議員章は以前
https://voenkom.militaryblog.jp/e871004.html
こちらで紹介したように豪華なものだが、これはアルミ製バッジに(時々ロシアの地方代議員章に見るような)レジンのコーティングをして盛り上がった表面処理をしたやや高級なバッジである。ソ連共産党には党員バッジはなく(党50周年の高級バッジを勲章のようにつけている上級党員はいたが)、イベントごとのキャンペーンバッジを時期に応じて付けることはよくあった。この時期に党職員が広報の意味もあってつけていたのだろうか。ともかくこの時期のキャンペーンバッジは数多く、その一例ということで。
  

Posted by Yakov at 21:30Comments(0)