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Yakov

2023年04月30日

品質・生産管理(7)

 昨日ビクトリーショーご来場の皆様お疲れ様でした。さて、この分類でいいのかわからないが記章ネタで。



測定技術用品中央管理部50周年の記章だが、検索してみると非常事態省と国防省のものばかりヒットする。このバッジの支給対象は(モスクワ郊外のヒムキにある)現在非常事態省に所属していると思うが、国土ナビゲーションシステムのグローナスとかも絡むのでここの所属にしてあるのかもしれない。  

Posted by Yakov at 23:29Comments(0)

2023年04月28日

嫌味本。

 明日は浜松町でビクトリーショー。明日から本気出す、とかいってる間にもう明日である。今からトランクにもの詰めないといけない。
で今回はちょっと古い本を。



一部光っているがプライバシーに配慮した検閲ではない。ちょっと昔、ロシアでニキータミハルコフが「シベリアの理髪師」という映画を製作し、日本出もそこそこヒットした。ストーリーも時代考証もちょっと荒唐無稽でこれはなあ、と思ったが、ロシア文化や歴史に疎い日本人にはバレなくて幸いであった。しかしロシアではそんな甘い奴ばかりではない。ロシア軍装雑誌の老舗ツェイヒガウスのガイキチ帝政マニアがその映画へのツッコミだけで本一冊作ったのがこれである。ファンブックにツッコミがあるのではない。徹頭徹尾ツッコミなのである。別に映画に愛はなくてもいいが、マニア怒らすと恐ろしい、の一言に尽きる。



19世紀の鉄道員。確かに間違っていた。でも19世紀イメージコスプレ(本来の意味である)としては洗練されてた映画の処理も悪くはなかった。規定違反だが。



帝政ロシアは連隊、さらにはその中でも大隊番号別で制帽バンドや肩章の色が変わったりややこしいのだが…衣装担当のことも考えてくれ(泣)。



軍楽隊。まあまあ綺麗に再現されていたが、まあまあではだめなのだ。マニア的には。



ミハルコフ監督自身が自分の息子と一緒にアレクサンドル3世のコスプレをした、とあっては突っ込まれないわけがない。

・・・まあ他にもいろいろあって、ベルダン小銃の代わりにモシンナガン使うとか舐めてんのか?とか撮影に使った橋はソ連時代のものだ、とかそれくらいは許してやれ、と思ったが、映画広報で「クレムリンの赤い星を撮影のために消した(本当)」とか謳っていたので撮影場所をよく選べ、というのもわからなくもない。
ともかく、マニアはおこらせると怖い。映画作る側も頑張ってはいるのだjけどな。  

Posted by Yakov at 20:22Comments(0)

2023年04月27日

法務系(14)

 今週土曜日に浜松町産業貿易会館でビクトリーショーが行われるが、まだ例によって準備はできていない。3F
スターリングラードにおります。



前回と同様、ソ連法医学専門家バッジだが、ときどきある「専門職記念日用の祝日バッジ」でもなさそうである。サイズは小さいが、職種バッジとして使ってもまあまあ判読はできるか、くらいのサイズであった。
エナメル塗装の感じからして、1980年代くらいの質感である。  

Posted by Yakov at 20:28Comments(0)

2023年04月26日

戦勝系記念バッジ(3)

 さらっとバッジで。



80年代のいつごろか不明だが、5月9日の日付が入った戦勝記念バッジ。市中で売られている祝日用(97年のモスクワ850周年にはクレムリンのマネージナヤ広場側に出店のワゴンが並んだ)であろう。勝利勲章をかたどったパーツは非常に小さいのだが、特徴はよくつかんでいる。  

Posted by Yakov at 19:16Comments(0)

2023年04月25日

ソ連勲章温故知新(15)

 久しぶりにこのネタ。レプリカや造幣局製複製は紹介したが実物も持っているのだ。





1930年制定のレーニン勲章1943年型の実物。1993年に神戸の某店で購入した。ロシア船員が持ち込んだものらしい。純金とプラチナ(レーニン部分)でモスクワ造幣局タイプであった。純銀、純金無垢、金と銀、金とプラチナと材質やデザインが変遷したのは皆さんご存知と思うが。
https://voenkom.militaryblog.jp/e1045238.html
https://voenkom.militaryblog.jp/e582086.html
https://voenkom.militaryblog.jp/e144226.html

ソ連最高勲章であり、連邦英雄、労働英雄の副賞として付いてくることでも有名。軍事、民生を問わず社会主義、国家、社会発展と防衛、平和構築に卓越した功績をもたらした国家、組織に与えられるもので、外国人の受勲も数多い。レーニン勲章は重複複数受勲が可能なので、最多数受勲者として2名は11個受勲している。
 防犯には気を付けたいところだが、うちには膨大な数のレプリカがあるので、常人には探し出すのは不可能と思われる。
  
タグ :冷戦期勲章

Posted by Yakov at 19:41Comments(0)

2023年04月24日

交通ネタ(211)

 ベレー帽で。



民間商船女性用のベレー。81年の規定だと黒になっているが、これは軍と同じ紺のウールベレーである。帽章をみるに階級的には中級職員ということになるが最下級職以外は大体この帽章が付く。



刺繍の帽章が付いたもの。上級職(佐官以上)は別デザインとなるので中級職の上位(大尉クラスなど)が張り込んで高級品を使っている感じだろうか。規定上は金属と刺繍どちらを使ってもよいのだが。

  

Posted by Yakov at 21:31Comments(0)

2023年04月23日

謎略帽。

 先日ベレー帽とともに送られてきたものから。



1967年のピロトカ略帽で淡いウールギャバジン生地であるがパイピングはなく、裁断自体は特に特徴はない。
略帽の生地は大体服と一致するものだが現代ロシアならともかく、淡いグレーというのはあまり思い浮かばない。以前いろいろな材質のシャツ試作品を紹介した時に白っぽいグレーの生地はいくつかあったので空軍の夏作業服(通常はベレーやハンチングと併せる)あたりかと疑っているのだが、今のとこの決め手はない。  

Posted by Yakov at 21:10Comments(0)

2023年04月22日

喫煙具(32)

 シガーケース、シガレットケースは時々紹介しているが。



とても美しいシガレットケースで美しい文字が刻んであるが解像度的にアレなので…。

愛するワーニャに戦勝の思い出として (中心部に1945年5月9日の日付) 妻・トーシャより。がその文章である。



モスシュタンプ工場製、真鍮にニッケルメッキと思われる。  

Posted by Yakov at 21:16Comments(0)

2023年04月21日

赤の広場食い倒れ(42)

 先日パスハの菓子を買いにいったらアルメニアから新入荷が結構あった。



ロシアでも愛されているチョウザメの一種、アショートルの切り身。高級魚なので缶詰でも結構した。燻製とかシャシリクとか調理法はいろいろあるのは魚肉だから当然だが。



そしてトマト煮。ロシア人は何でもトマト煮にしてしまうが、鮭や昆布のトマト煮はいまいちだったので出費に見合うかどうかちょっとドキドキしている。まあ試してみようと思うけど。アルメニア産のニジマスとか同時入荷が結構あったので今後試していきたい。

  
タグ :食品缶詰

Posted by Yakov at 22:07Comments(0)

2023年04月20日

赤の広場食い倒れ(41)

 本日はボヘミアの伍長勤務上等兵の誕生日ではなく(棒)筆者の誕生日ということでセルフお祝い。



赤の広場で特価だったプラーガチョコケーキにZで飾り付け。ベースはロシア編入の旧ウクロ4州、といいたいところだが不手際でなんとなく地図風になっただけだったりする。旗の文字は「味方・同胞を見捨てない!」である。あとわずか、東部解放の日まで皆様に幸ありますように!  

Posted by Yakov at 20:00Comments(0)

2023年04月19日

コムソモール(12)

 大したネタではないが。



コムソモール(共産青年同盟)ピンには勲章受勲シリーズ(コムソモール組織の受勲なのだが)や指導員、コムソモール内の表彰とか無茶苦茶種類があるわけだが、70-80年代のウダールニク表彰バッジはパッと見サイズも大きさも大差ないので混じって出てきたりする。裏は大抵ピンタイプで高級スクリュータイプは見たことはない。すべての年バージョンがある訳でもないようだが、探すモチベーションがないので3,4種類しか印象にない。  

Posted by Yakov at 21:54Comments(0)

2023年04月18日

袖章徒然(33)

 また謎系。



グルジア社会主義ソビエト共和国のNKVD袖章。モスフィルムの倉庫流れなので映画用の創作という可能性もあるが、そもそも資料ゼロで捜索する可能性は低いので試作や指令書を見て作られた可能性もある。もともとソ連の共和国保安機関は中央とややずれた独自制服を使用しており(20年代民警規定に他の共和国用帽章など別規格のものが紹介されている)グルジア用の袖章が存在した可能性もあることはある。しかし監視塔のような下世話なデザインは大規模に使われたものとも思えないが。ちなみに1936年から43年までソ連収容所総局GULagは紺~黒の別制服(袖章はない)が制定されたので存在したとしても1936年から前であろう。映画用だとしたら、それが何という映画か知りたいぐらいである。  

Posted by Yakov at 20:23Comments(0)

2023年04月17日

雑バッジ楽器編。

 大体ソ連のバッジはテーマがはっきりしたものが多いが、動物シリーズみたいに「可愛いもの」コレクションもののようなものも結構ある。
https://voenkom.militaryblog.jp/e931000.html
映画の仕事で四国と往復してた時、バザーにもって行った一例だが、基本膨大な量がうちに転がっている。





そんなものの一つがこれ。楽器シリーズである。グリンカ博物館みたいな音楽博物館は各地にあるが、特にどこの記念、という記載はないので動物シリーズ、お花シリーズのようなソ連共通コレクターバッジなのだと思われる。
  

Posted by Yakov at 20:53Comments(0)

2023年04月16日

地雷な人。

 復活祭とは関係ない話題で失礼。パスハの菓子はちゃんと食べた。ふざけた表題だが「機雷な人」よりはましであろう。



1974年制定の地雷処理優秀記章"за минирование".これは扱い上記章だが、ロシア連邦では2002年に国防省メダルとして格上げされている。2016年には別に「パルミラ地雷処理」メダルも制定された位である。
https://voenkom.militaryblog.jp/e866348.html
この記章のデザインもА.Б.Жукである。マニアの解説ページに「命かけてるのにアルミ製でエナメル塗装仕上げとはなんだ!」と怒りの声が書いてあったが、同意したい。
いのります。  

Posted by Yakov at 21:23Comments(0)

2023年04月15日

ソ連メダル温故知新(34)

 レプリカだが。



1943年2月制定の大祖国戦争パルチザンメダル2級のレプリカ。銀が1級、ブロンズ系合金が2級でリボンは薄緑に1級が赤線、2級が青線1本となっている。95年までに1級が56000人、2級が70000人に授与されているが当然現存数は多くない。



裏面には例によって「我等が祖国ソビエトのために」の刻印がある。  

Posted by Yakov at 20:23Comments(0)

2023年04月14日

五輪シリーズネタ。

 またさらっと。



フラッシュで反射してよく見えないが、спортивные сооружение Москвы 80と書いてある。え?複数形?何のことやら、と思ったが、これはシリーズモスクワ五輪で使われる市内スポーツ施設シリーズバッジの一つなのである。全部でいくつあるのか知らないが、ロシアのオークションサイトではディナモスタジアムなど11個(これを入れて12個)存在していることまでは確認した。ソ連ではよくスポンジを敷いたプラスチックの箱にびっしりシリーズのバッジを詰めて売ることがなされていたのでその「表題」みたいなバッジなのだろう。ソ連時代にツアーでモスクワなどに行くと(筆者はソ連時代二度行っている)インツーリスト指定の店でそういう箱入りが買えたものだが、バッジの性格上散逸してバラバラに流通したのがその後の骨董市での通例である。
  

Posted by Yakov at 21:10Comments(0)

2023年04月13日

気分掃海。

 また記章ネタで。これまで紹介し忘れていたのだが。



文字が光ってしまっているがза боевое траление、戦闘掃海に対する勲功記章である。1975年に制定されたのだが、これに先立ちバングラディシュでの掃海任務にソ連海軍が出動したのが制定のきっかけである。スエズ運河やイランイラク戦争での掃海作業など海外でも活躍したわけだが、当然ソ連沿岸での掃海作業でも授与されたわけだ。
…面白いのはデザイナーで、中心の絵を描いたのはソ連において優れた銃器紹介本を出した著名人А.Б.Жукである。  

Posted by Yakov at 21:11Comments(0)

2023年04月12日

法務系(13)

 記章を。



ソ連の法医学専門家バッジ。制服があるのか私服に付けるのかよくわからないが無茶苦茶小さいサイズで背広の襟につけてもパッと見文字が読めない(誰かわからない)サイズなので勤務バッジ的なものではないのかも知れず、職種全般の記念バッジなのかどうにも判断がつかない。
年代的には1970年代っぽい作りであった。  

Posted by Yakov at 20:35Comments(0)

2023年04月11日

戦勝記念系バッジ(2)

 またバッジで。



大祖国勲章を記念した勲章で全世界でも十数名が授与されただけ、という「勝利勲章」をモチーフにしたバッジは多いが、これは1979年の年号とゲオルギーリボン風の縁取りがあるのがステキである。サイズが小さいのであまりよく見えないと思うが。  

Posted by Yakov at 20:25Comments(0)

2023年04月10日

空挺ベレー雑記(3)

 昨日ノラホルカご来場の皆様ありがとぷございました。久しぶりの秋葉原会場、参加人数も徐々に戻ってきて和やかな春のひと時が過ごせました。



顎ひもが無事に残っている80年代のものだが、横のペンネントが面白い。もちろん着用者の改造なわけだが、制服の礼装襟章をひしゃげさせてひん曲げ、三角形のようにした力技である。余っている襟章も多数あるのでやってみたい気も少ししている(笑)  

Posted by Yakov at 21:32Comments(0)