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Yakov

2011年11月30日

食器(23)&アニメキャラ

 本日来客につき以下略。とりあえずバザーも近いのでチェブラーシュカネタから。



モスクワで常用しているマグカップ。妙に生活感が出てしまったが(紅茶を飲んだらすぐ洗おう)結構気に入っているものだ。海軍歩兵のチェブラーシュカとゲーナ(すでに戦死)を描いて「ロシア人は味方を見捨てない!」とスローガンが書いてある。
ロシア語では「見捨てる」と「捨てる・放り出す」に同じ単語を使っているので「ロシア人は味方を捨てず(に活用する)」という風にも読めるのがミソ。確かに戦死者を弾除けに「活用」している(笑)。
こういうブラックユーモアはロシアのそこらじゅうで出会うので、チェブファンの皆様もいちいちお腹立ちにならないように。
この手のジョークグッズの常で細部には異常に凝っており、チェブラーシュカが榴弾発射器つきAKMとRPG22を持っているところがまたステキ。



脈絡もなく普通の食器ネタで恐縮だがアルミ製の卵茹で器。軍隊でゆで卵が支給される日(週末とか祝日である)にはこの容器ごと供されるらしい。  

Posted by Yakov at 19:25Comments(6)

2011年11月29日

デンビルの逆襲(20)

 久々にこのネタだが、今回は筆者が(写真撮影にとどまらず)つい買ってしまったインパクト極大なものを紹介したい。





ロシア国境警備隊海上部隊の水兵帽。帽章は取れているが側面にベレー用三角旗をつけたりペンネントに艦名を切り文字で貼り付けたり・・・裏張りのベルベットはシンボルカラーの緑等々とまさに満艦飾である。





水兵服もごらんの有様。左袖のパッチは市販(PXでの人気の品)品で旧ブログの移転案内にも載せた「乾杯模様」のやつだが結構さまになっている。
胸の特技章もわざわざ七宝の古いもの(60年代?)を使っているのがなんとも。



水兵襟の裏にはこのように見事なインク画が・・・。
もともと裏地が白かった替え襟は水兵がこんな風に絵を描くので(任期中、勤務時の話である)後に裏まで紺色に規格変更されたのだが、デンビル服となれば「裏地に白布を縫いつけ」るまでしておしゃれに全力を尽くすのである。

・・・男は馬鹿ですなあ・・・。  

Posted by Yakov at 18:04Comments(4)

2011年11月28日

キワモノ電気系。

 単発の雑記ネタなのでこの題名にしたが、結構始末に困る「気の迷いで入手」したグッズである。あとあと第2弾とか書く羽目にならないことを祈ろう。



知人がアパートを売却した話は前に書いたが、実はそのときに「大物」ももらってきた。ソ連時代に旅行した方は長距離列車やソ連製旅客機には電気髭剃り専用のコンセントがあったことを覚えておられるだろう。ソ連時代の住宅バスルームにもこの手のコンセントがついていることが多く、売却後は内装がほとんど一新されるため「どうせ廃棄されるなら・・・」ともらってきたのだ。



アパートにはまだ電気が通っているので(240V)感電すると結構やばいのだが同行の友人(バウマン大工学部卒)はさすがエンジニア(?)ちゃちゃっと分解してそこらの使用済みビニールテープで絶縁するとドライバーを鏨のように使い壁からコルプスまで掘り出してくれた。
・・・持ち帰ったら滞在先の家主(こいつも結構変人)に「お前ら(<複数形)キチガイか?」といわれてしまった。いやあ、それほどでも・・・(<褒めてねえよ)。





もうひとつ。今度は剥がしてきたのではなく(笑)ボロ市で買ったタクシーの表示灯。ペーパードライバーなので営業用に買ったわけではないのだが(笑)つい魔が差して・・・。90年代、ロシアになってからの製品だが伝統的なタクシー市松模様が素敵である。
・・・マグネット固定式なのでとりあえず冷蔵庫に貼り付けてみたが取り外しの際に「対戦車吸着地雷」を扱っている気分になるのがちょっと気持ち悪い。

・・・今回もう一個見かけたのだがさすがに買わなかった(笑)。  

Posted by Yakov at 17:40Comments(2)

2011年11月27日

袋物(18)野戦系

 たまには兵器系のネタも。





上はロシア内務省官給ショットガンであるKS-23(KS-23M兼用)のケース。ベカスとか官民両方で使用している散弾銃も存在するが、ピストルグリップ式のものに「民需用」は存在しない(武装警備員除く)。
専用の散弾ホルダーもあるようだが、エアガンも出ていないのにさすがにそこまでそろえても仕方なかろう(笑)。
下のケースも官給銃器ケースなのは間違いないが、キパリスやケードル用とは形状が異なり正直よくわからない。PP90 の改良型あたりのものだろうか。



この項(17)で画像が紹介できなかった95年タイプのRD54。大まかなところはソ連型と変わっていないようだが材質にやや違いが見受けられる。  

Posted by Yakov at 16:53Comments(2)

2011年11月26日

食器(22)軍食堂。

 食品関係のリクエストをいただいたが、今回も撮影してきたのはあらかたキワモノなので時々食器ネタに混ぜて紹介するのが適当かと思う。軍ネタも増える一方なので休み休み続けていきたい。





薄いブルーの軍用皿だが、いくつでもほしい、と周りに頼みまくっていたら小ぶりなほうの皿(上画像の右2枚)がいっぺんに15枚も来てしまった。食器はほとんど放出しない筆者だが、さすがに何枚かはミリショーで放出すると思う。さすがに管理限界を超えてしまう(笑)。



それでも未入手のものはたくさんある。ベークライトの配膳トレイは今でも大学や企業の食堂でよく見かけるので知人に探してもらったら軍食堂の新品アルミトレイがでてきた。妙に分厚いアルミ合金で実は結構重い(まあサイズもでかいのだけど)。日本で類似品を探すのは困難なのでこの辺はまだまだ探索を続けようと思う。



オマケの食品ネタ。11月のキエフ解放リエナクメントに参加した友人(モスクワ滞在時の家主だ)がオデッサ土産で大量に買ってきたハゼ(?)の燻製。「うまいぞ、食ってみろ」といわれたのだが「未来少年コナンに出てくるガイコツウオ」のように食べるところは少ないわ異常に塩辛いわでかなり閉口した。茹でジャガイモを大量に付け合せればまずくはないのだけれど。



同時に見せられた燻製。日本でいう太刀魚の類だろうか?なんというか「猫ちゃんも喜ぶ半生タイプ」みたいな状態でどうしても食べる気にならなかった。煮込んでウハーにでもするのかと思ったがそのまま食べるつもりらしい。長年ロシアと付き合ってきてはいるが、ウクライナ系の魚にはいつまでたっても馴染めそうにない(苦笑)。  

Posted by Yakov at 17:48Comments(4)

2011年11月25日

続・近隣国(43)

 今回は久々に勲章・メダルネタ。特殊な国がテーマなのだが今回紹介するのは本国製ではない。むしろ本国製なら買わなかった系・・・といえばおわかりだろうか。



ちなみに今回の帰国間際にアルバニア勲章の資料本を買った。各国製、本国製のバリエーションが画像で大量に載っている狂った本で、どこのキXガイが書いたのかと思ったら知り合いのベラルーシ人だったりしたわけだが。今回の考証はすべてこの本によるものである(責任転嫁)。



この春購入した「労働勲章3級」(銀製)。これはポーランド製で立派なスクリューがついている(写真は撮り忘れた)。これがワルシャワ条約諸国から孤立した時期のアルバニア製となると・・・材質低下はもちろんだが、裏がピン止め、それもソ連に例えると「15カペークのお土産アルミバッジ」並みのピン止めとなるのである。服につけたら失くすぞ、きっと。



この秋購入した「旗勲章」(左)と「赤星勲章1級」(右)。これらはいずれも東独製で合金、裏がプレーンなタイプである。旗勲章にはソ連製で低含有率の金製バージョンも存在する。某所で現物を見たが値段が法外なので買えなかった(笑)。
・・・これがアルバニア製となると工業水準の差が如実に顕れ、恐ろしい代物となるのである。  

Posted by Yakov at 17:34Comments(2)

2011年11月24日

ソ連のアニメキャラ(7)&コート掛け

 今年も経堂のユーラシアバザーが近づいてきたが(12月3~4日)、当然チェブラーシュカネタの出番である。



今回ボロ市で発見したチェブラーシュカのコート掛け。掛け棒が脱落していたので適当な資材で補おうと思う(修理部材は山ほどあるのだ)。こう見えても工場による生産品であるが、元合板の節目(つぎはぎ跡が見える)もかまわず製品にしてしまう大胆さが、さすがソ連という感じである。



裏面はご覧のとおり。上部の二つの穴に釘を引っ掛けるだけの簡易構造だ。あまり重いものを掛けてはいけないと思う。



正直アニメキャラなんだかそうでないんだかよくわからないが、昔こんなのを見たことがある鋳造犬型コート掛け(帽子でも可)。必要以上に丈夫なのでシューバを引っ掛けても大丈夫だと思う。



意味なく買ってしまったハンガー掛け金具。・・・なんとなく素敵だったもんで(可愛いもんが好きなのでしょうがない。おっさんだけどな)。



今回の戦利品を並べるとこんな感じになる。・・・う~むかなりおかしい。さすがに実用するわけではないが(笑)。  

Posted by Yakov at 16:56Comments(2)

2011年11月23日

航空救難(2)

 本日来客につき以下略。例によって小ネタである。



航空機に信号を送るためのミラー。世界共通の定番グッズではあるのだが前回のガレットケースと出所が同じなのでここで紹介しておく。



これまた特に航空用と限ったものではないのだが、保温用のアルミ蒸着シート。日本でもアウトドアショップで売っているアレのソ連版である。



おまけ。北西管区の航空救援捜索チームのワッペンである。宇宙飛行士のカプセル探しもこれら組織の管轄である。  

Posted by Yakov at 18:01Comments(0)

2011年11月22日

食い倒れ編・菓子(2)

 今回は基本パッケージネタなのだが、まあ菓子には違いないので。



知人が亡くなった父親のアパートを売却するので不用品(&古本)を漁りにいったときに見つけた50年代のチョコの空き箱。メモ代わりに使われた跡といい、なんというか「キングオブ不用品」という感じだが筆者的には結構うれしかったりする。
これは干し(半生)プラムのチョコレートがけなのだが、このころは生プラムの箱入りみたいなものも売られていたのである。



現代でも似たようなものが売られている。これは抜いた種の代わりにアーモンドが入れられていて非常においしい。友人宅に常備されているもんでつい食べ過ぎてしまったが、もっとほしい(<厚かましい)。



同じく4~50年代のハルヴァの空き缶。入れ物自体も面白いのだがソ連食品生産省のビタミン部門が生産した・・・というのがまた面白い。このビタミン強化版が通常版よりおいしかったかどうかは当時の人に聞かないと絶対わからないと思うが。
ちなみに工場名が「マラート」というのも戦前の香りを引き継いでいる感じだ。  

Posted by Yakov at 17:19Comments(0)

2011年11月21日

情操玩具(21)

 久々の情操玩具ネタ。今回は大物である。





洋の東西を問わず、男の子(おっさんを含む)の玩具の定番はやはり射的である。
これも昔からよくある電子射的で赤外線とかではなく普通の可視光発射タイプだ(充電式)。
ボロ市で購入したのでもちろん動作確認はしていないわけだが、この際使えるかどうかはもはやどうでもよい(笑)。それにしても、銃本体が信号拳銃にしか見えないのはなぜだろう?

・・・中身なしで部屋にむなしく転がっている信号銃ホルスターにでも入れておこうか(笑)。  

Posted by Yakov at 17:44Comments(0)

2011年11月20日

航空救難具(1)

 ・・・といってもパラシュートとかではない。整理で忙しいので小物ネタなのだ。



救難セットの一部である乾パンケース。これ以外にも多数あるのは知っているので(宇宙飛行士博物館とかでもお馴染みだ)後の収集地獄を思うと恐ろしい(笑)。アルミ合金製の丈夫なものだ。



丈夫なのも道理、裏にはフライパンとして使用せよ、と書いてある。手袋しないと大変だが。
ソ連軍マニュアルで言う「乾パンを砕いてパンに焼き直す」にも利用できそうだが墜落現場でそんな贅沢が許されるかどうか(主に燃料的な意味で)は知らない。



今回市販の「ガレット」を見かけたので買ってみた。ソ連軍関係の非常食だと「ガレット」が主なのだが(一部「フレプツィ」あり)、そもそも日本で言う乾パンに近い存在としては「フレプツィ」、「ガレット」、「クレッケル」などがある(「ペチェーニエ」はたいてい甘い)。ソ連国家規格でもこれらはそれぞれ別の存在としてあるのだが正直食べてみてもこれらの区別はあまり感じない。
・・・ちなみに現ロシア軍非常食の乾パンは「フレプツィ」である。  

Posted by Yakov at 17:44Comments(0)

2011年11月19日

食い倒れ編・菓子(1)

 本日は来客予定のため簡単に。こういうときにはお気楽雑記なのだ。



街で普通に買ったひとくちワッフル。まあありふれた菓子なのだが、最近のロシアではパッケージのアニメ絵化が異常に進んでいるのがわかると思う。まあ伝統的なソビエトスタイルも健在ではあるのだが。



・・・というのは前振りで、こういうインパクトのある菓子も出てきた。量り売りでメーカーなどは不明なのだが、食べさせた奴全員が「これは何だ?」と聞いてきたのでニューフェイスなのだと思う。



戦前のマッチ箱とサイズ比較してみたが(ここ笑うとこ)ご覧のようにとても小さいスポンジケーキで中に蜂蜜が入っている。日本の鯛焼きにインスパイヤされたのではないと思うが(むしろ人形焼だ)吾妻ひでおの漫画みたいなひどい造型である。
・・・こんな単純なのに蜂蜜が入っていない不良品が混じっていて、たまたま友人がそれを引き当てたので「それ、オスじゃないの?」といっておいた。  

Posted by Yakov at 17:46Comments(2)

2011年11月18日

官公庁ノベルティ。

 時差ぼけと荷物整理で地獄をみているのだが、正直どちらもあまり改善の見通しがない(笑)。
今回はINTERPOLITEX2011で買ってきた土産の一部を。





FSBやMVDブースには贈答品コーナーがあってボールペンとかヴィムペルとかがよく売れている。
今回はつてを通して「業界枠」で入場したので経費が丸々浮いたわけだ。当然調子に乗って高めの土産に手を出す余裕も出てくる(・・・というか金がなくても毎回買ってるのだけども)。
・・・で、買ってしまったFSBロゴ入りウィンドブレーカー。特に芸のないデザインで堅気ならロシアでは到底着られない(主に職員へのプレゼント用として売られてる)ど派手なロゴが面白い。



FSB国境警備部の緑キャップとFSBロゴキャップ。当然パーカーと同様のど派手ロゴ入りもあったのだが「黒地に黒刺繍」という意味深なデザインが気に入ってついこっちを買ってしまった(笑)。  

Posted by Yakov at 17:30Comments(8)

2011年11月17日

生存報告&謎のヤポニスタン

 本日どうにか帰国。今回も一次戦イベントで負傷、洒落にならない激痛に呻いたり、まあいろいろあったにはあったのだがとりあえず無事であるといえないこともない。

そのうえ帰宅してみたらこの春に買った荷物がいきなり180kg届いていたりして、これではもうしばらく地獄の日々が続くと思う。まあ荷物が届かないほうがよっぽど地獄なわけだが。



ここでいつもの「ヤポニスタン」ネタである。以前紹介した報国メダルにはどうやら三等級あったらしく、ソ連の栄光勲章よろしく全体が純金、中心のみ金で周囲が銀製、全体が銀製の3種類があるらしい。
さすがに2,3等級にはダイヤモンドは使用されていないようだ。
・・・リボンプレートに統一性がないのはさすがにどうかと思うがこれも考案者の人柄、いや制定国のお国柄ということで見逃してやっていただきたい。  

Posted by Yakov at 17:42Comments(9)