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Yakov

2010年08月22日

安全第一(5)

 またお手軽にポスターシリーズ。題材はあまり「お気楽」ではないが。

安全第一(5)

60年代後半のポスター、「保護柵が正常か注視せよ!」。
これは管理者の責任ではないのか!なぜ労働者向けポスターにするのだ!とかいいたいのは山々だが、怪我をするのは自分なのだから仕方ない。インパクトのあるデザインではあるのだが、ちょっとこんな諦観めいたものを感じてしまう。

安全第一(5)

生産現場の飲料水設備についてのポスター(70年代)。噴水式飲料水や密閉型(蛇口)のほかに、灼熱状態の現場向けに塩入炭酸水の給水設備が義務付けられていたり、給水器は現場から75m以内の場所に設置する、等の情報が盛り込まれていて興味深い。

安全第一(5)

70年代、顔面および眼球保護具の例示ポスターなのだが保護具の形式名や使用目的がこのようにはっきり書いてあるのは(マニア的に)きわめて危険というかなんというか・・・。
まったくこんなことがきっかけで、筆者が中古の労働用具(ほぼガラクタにしか見えまい)まで集め始めることになったらどうしてくれるのだろうか。謝罪とb(以下逆切れ発言が延々と続くので略)。





Posted by Yakov at 16:44│Comments(4)
この記事へのコメント
>保護柵 結局最初に実際に設置するのも作業員ですし、管理修復するのも然り、また仮設柵の場合には作業都合でその度外したり復旧したり…なので、毎日の保護柵チェックは欠かせないのですよハイ。
飲料水に関しても、大体「塩分不足」の弊害知られてきたのが1930年代からですんで、建設現場での飲料水・塩分(日本の場合には塩タブや塩飴)の補給は法制化されてる場合多いですね。
溶接も放っとくと職人連中が勝手に保護具ナシでおっ始めたりしますし…多分朝礼で毎回ポスター示しながら「この作業の時はコレ」ってしつこくやってるんだと思います。
Posted by あたがわ at 2010年08月23日 01:01
日本の安全ポスターですと五七五調の標語が多いのですが、ロシア・ソ連ではどうなんでしょうね?
「プーシキン風に韻を踏んだ」安全標語なんかがあったりすると面白いのですがw
Posted by イケシビリ at 2010年08月23日 01:12
おお、ありがとうございます。
学生時代からこっち、(品質管理とかはともかく)生産系の仕事に無知なままこの歳になってしまったのでこういうときにコメントいただくと非常に助かります。
廃工場とかでイベントするとき、小ネタ仕込みに生かせるかも・・・(<結局それか)。
Posted by YakovYakov at 2010年08月23日 01:14
入れ違いでした・・・。
標語の語調とか、年代で結構変わってそうですね。国家規模で謳われるスローガンをもじった奴なら山ほどありそうですが、押韻とかに凝りまくって「褒められる」場合と「プチブル主義」とか非難を受ける場合と両方ありそうで「空気読」まないとなかなか苦労しそうですな。

・・・ま、時代が下るにつれ、結局「何でもあり」になっていくのでしょうけど(笑)。
Posted by YakovYakov at 2010年08月23日 01:19
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