2022年06月30日
ソ連襟章雑記(2)
今回は収容所管理総局の襟章を。
1934年式の最下級職員襟章。43年まで使われ続けたタイプで、上はウール製、下はバイカ生地(起毛木綿)だが特に使い分けられていたわけではない。収容所の看守や武装警備員が付けていたものである。真ん中のラインは専用の紐を上から縫い付けたもので、中上級職員は銀、高級職員は金の紐が付く。
階級章としては赤いラインが垂直に2本、3本と足されていくシステム。
映画用として作られたのだろうが入手した2000年代初めは殆どなかった収容所形の映画、「戦火のナージャ」を機にどんどん作られるようになっていった。
1934年式の最下級職員襟章。43年まで使われ続けたタイプで、上はウール製、下はバイカ生地(起毛木綿)だが特に使い分けられていたわけではない。収容所の看守や武装警備員が付けていたものである。真ん中のラインは専用の紐を上から縫い付けたもので、中上級職員は銀、高級職員は金の紐が付く。
階級章としては赤いラインが垂直に2本、3本と足されていくシステム。
映画用として作られたのだろうが入手した2000年代初めは殆どなかった収容所形の映画、「戦火のナージャ」を機にどんどん作られるようになっていった。
Posted by Yakov at 22:41│Comments(0)