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Yakov

2022年07月16日

ソ連勲章雑記(9)

 映画会社から出た夏服から取り外したもの。

ソ連勲章雑記(9)

ソ連陸軍主計大尉の35-43襟章、というわけだが幅が狭いのに気が付かれたと思う。1943年コート等襟章(これにボタンが付く)をベースにして拵えてしまった代物だ。戦前ソ連の白い夏服はウールの襟章から染料が染み出るのを防ぐため取り外して洗うことが多い。そのため簡単に外せるように縫い付けられているので外した次第。ベースの襟章もそこそこ古いので本来の用途に戻してもいいのだが。この場合、実物の主計将校エンブレムが付いていたので(階級章は適当な複製っぽい)取り外して保管したいところだ。

・・・余談だが、二次大戦時の軍事特派員(記者)で正規の階級を持っていないものは特別な基準で主計将校の制服と階級を与えられてセンチに出ることが多かった。作家同盟の重鎮K.シーモノフは主計中佐の階級で写っている記録写真が多い。主計課は戦争後期には歩兵科に似た配色(支援兵科銀ベースとエンブレムで区別)になるわけだが。




Posted by Yakov at 23:39│Comments(0)
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