ロシア着倒れ食い倒れＲ

　現ウクライナの街で。



この前同様「古代市章シリーズ」の一環で、現在チェルニーゴフ州のサスニーツア市章である。語源的に「松の木」だと思うのだが、熊が木の上のミツバチの巣を狙ってミツバチに包囲されている、というなんじゃこれは？な市章である（現在も盾の形が少し違う以外ほぼ同じ）。漫画ロシア昔話みたいな市章はたまにあるが、ご丁寧にミツバチの群れまで描いてあるのはなかなか珍しい。熊と比べると巨大すぎるが。
街は1234年位で来たということだが、リトアニアやポに支配された時期も長く、ゲットマンが支配されていたりで帝政ロシアにしっかり組み込まれたのは18世紀終わりくらいになる。2001年調査では言語分布的に非ロシア語圏に分類されそうである（通じないという意味ではない）。