2025年04月07日
観光地(170)
北の方で。

ロシア北西、コラ半島にあるカンダラクシャの1971年ソ連時代の市章である。カンダラクシャは1517年に歴史に登場する当初は小さな町で1526年にサーミ人向けの教会ができた事をもって街の誕生とされている。いくつかの教会とともに重要な港であることからクリミア戦争の時に英仏軍に攻められたこともある。大規模な開発は帝政末期であり、ソ連時代に本格的に発展した街といえる。1938年に正式に「市」となった。
ソ連時代のこの意匠はRSFSRの配色のもと、エネルギーと工業のシンボル、有名な鳥獣保護区があることから飛ぶ海鳥が描かれている。現在は1526年の船と金の鳥の紋章が採用されているのだが、その金の鳥がガガという「海鴨」であることからこの紋章の鳥は「カモメ」ではなく「海鴨」なのかもしれない。
ロシア北西、コラ半島にあるカンダラクシャの1971年ソ連時代の市章である。カンダラクシャは1517年に歴史に登場する当初は小さな町で1526年にサーミ人向けの教会ができた事をもって街の誕生とされている。いくつかの教会とともに重要な港であることからクリミア戦争の時に英仏軍に攻められたこともある。大規模な開発は帝政末期であり、ソ連時代に本格的に発展した街といえる。1938年に正式に「市」となった。
ソ連時代のこの意匠はRSFSRの配色のもと、エネルギーと工業のシンボル、有名な鳥獣保護区があることから飛ぶ海鳥が描かれている。現在は1526年の船と金の鳥の紋章が採用されているのだが、その金の鳥がガガという「海鴨」であることからこの紋章の鳥は「カモメ」ではなく「海鴨」なのかもしれない。
Posted by Yakov at 20:41│Comments(0)