QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 11人
プロフィール
Yakov

2011年07月12日

認識票

 一部旧ブログで紹介したものもあるが、ロシア・ソ連の認識票についてちょっとおさらいを。

認識票

上と下はソ連冷戦期の認識票だ。1950年代に採用されたタイプで本人が一枚携帯、本部の身上書に一枚綴じ込んでおくのが普通である。ちなみに整理が悪くて戦争映画用にブランクに刻印したものと軍の基地流れとが混在している(笑)。中央はロシア軍の正規品(おそらく90年代前半)で、PXで売っているような個人管理の名札的なものとは少々位置づけが異なるのだ。
筆者は非常事態省や税関の正規品も持っているが、前者などは菱形に近いシルエットをしているなど規格には省庁でかなり差がある。

認識票

認識票

第二次大戦時のベークライト製カプセル。この中に個人データと戦死・不明時の連絡先を記した紙片を丸めて収納してある。

認識票

認識票

昨年入手した認識票。1925年に赤軍が導入したものと帝政期(第一次大戦中)に制定されたものとはほぼ同型で実はどちらか判然としない。中身を見ればわかる気もするが何しろ発掘品で・・・。開けたら崩壊はほぼ間違いないと思う。




Posted by Yakov at 17:18│Comments(2)
この記事へのコメント
ユーゴスラヴィア軍の認識票は、帝政ロシアの物とそっくりですね。
なるほど、起源はロシアでしたか・・・。
Posted by 林鳥巣 at 2011年07月13日 21:48
おお、そうなのですか。
バルカン戦争とか第一次大戦とかの装備でもセルビアやモンテネグロなんかはかなり帝政ロシアの影響受けてますからねえ。ちょっと位ソ連と仲が悪くなってももはや「民族的な血肉・伝統になってるんでしょうかね。
Posted by YakovYakov at 2011年07月14日 09:50
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。