2011年09月22日
袋物(17)ロシア型RD54
久々の野戦系ネタ。RD54の息の長さは相当なもので旧型も同裁断の迷彩型も今尚現役といっていい。徐々に出てきた新型もサイドポケットなど基本レイアウトはそのまま踏襲しているものが多くやはりこのデザインはこのまま引き継がれていきそうだ。

これは2002年生産品だが、まったく同型のものは1998年ごろ、フローラ迷彩が出たとほぼ同時に出回ってきた。軽量でそこそこ丈夫なナイロン生地だが防水性は今ひとつなのが残念である(撥水性は多少ある)。国家規格番号には93年の記号が振ってあるが旧迷彩(俗称ショフィールド)のものは一度も見たことがない。

これもまったく同型の2005年生産品で薄手ナイロン製、防水性は先のものよりさらに低くて水がダダ漏れダダ透過である。生地自体は弱くはないのだろうが腰がないので皺が寄りやすいのもマイナスである。

2008年から軍に某メーカーが納入しているもので化繊混紡とはいえ強靭なキャンバス型生地で耐久、防水性とも向上している。正規品とはいえすべてこれに切り替わったとも思えないのでどこの製品が回ってくるかは運なのだろう。PX品が売れるわけである。

主計局提出用に作成された部品サンプル(メーカー関係から流れてきた)。キャンバス生地のタイプだが、これも国家規格番号は93年基準のままになっている。
・・・この春95年改定規格のRD54を一式入手したが荷物がまだ届いていないので後日。これは迷彩ではなくソ連型ほぼそのまま(縁取りテープは黒)で市場でもよく見かけるものだがナイロン製品の番号"93"と前後しているところが興味深い。

これは2002年生産品だが、まったく同型のものは1998年ごろ、フローラ迷彩が出たとほぼ同時に出回ってきた。軽量でそこそこ丈夫なナイロン生地だが防水性は今ひとつなのが残念である(撥水性は多少ある)。国家規格番号には93年の記号が振ってあるが旧迷彩(俗称ショフィールド)のものは一度も見たことがない。

これもまったく同型の2005年生産品で薄手ナイロン製、防水性は先のものよりさらに低くて水がダダ漏れダダ透過である。生地自体は弱くはないのだろうが腰がないので皺が寄りやすいのもマイナスである。

2008年から軍に某メーカーが納入しているもので化繊混紡とはいえ強靭なキャンバス型生地で耐久、防水性とも向上している。正規品とはいえすべてこれに切り替わったとも思えないのでどこの製品が回ってくるかは運なのだろう。PX品が売れるわけである。

主計局提出用に作成された部品サンプル(メーカー関係から流れてきた)。キャンバス生地のタイプだが、これも国家規格番号は93年基準のままになっている。
・・・この春95年改定規格のRD54を一式入手したが荷物がまだ届いていないので後日。これは迷彩ではなくソ連型ほぼそのまま(縁取りテープは黒)で市場でもよく見かけるものだがナイロン製品の番号"93"と前後しているところが興味深い。
Posted by Yakov at 17:40│Comments(0)