2013年04月09日
続・近隣国(62)
久しぶりに海外ネタを。


何とも珍妙な帽子だと思うが…。チェコかどこかのフィールドキャップと思われた方もおられるだろうが(おそらくソ連で生産した)キューバ軍の防寒キャップなのである。
1960年代にフィデル・カストロがこの帽子(赤星付き)を被っている写真をご記憶の方も多いと思うが(当社比)、のちのソ連マブタ戦闘帽の原型になったかのようなデザインである。ソ連独自の分厚いウール製なので盛大に虫に食われそうだ。
まあ南方の国なら十分に防寒帽になると思う。


キューバの女性英雄(対スペイン独立戦争時)Ana Betancout勲章。軍事貢献も含め国際主義、革命発展に対する高位の勲章である。キューバ製の常で裏面はキューバ国章のみとあまりデザインに凝ってはいない気がする。
何とも珍妙な帽子だと思うが…。チェコかどこかのフィールドキャップと思われた方もおられるだろうが(おそらくソ連で生産した)キューバ軍の防寒キャップなのである。
1960年代にフィデル・カストロがこの帽子(赤星付き)を被っている写真をご記憶の方も多いと思うが(当社比)、のちのソ連マブタ戦闘帽の原型になったかのようなデザインである。ソ連独自の分厚いウール製なので盛大に虫に食われそうだ。
まあ南方の国なら十分に防寒帽になると思う。
キューバの女性英雄(対スペイン独立戦争時)Ana Betancout勲章。軍事貢献も含め国際主義、革命発展に対する高位の勲章である。キューバ製の常で裏面はキューバ国章のみとあまりデザインに凝ってはいない気がする。
Posted by Yakov at 17:37│Comments(1)
この記事へのコメント
>キューバ軍の防寒キャップ
類似の帽子は50年代の革命戦争写真でも良く見ますよ。
ゲリラ戦の舞台となったシエラ・マエストラ(マエストラ山脈)は標高1,000~2,000m級の山脈なので、フィールドジャケットや毛布といった防寒装備も必要だったそうです。
詳しくはチェ・ゲバラの「ゲリラ戦争」をお読み下され。
類似の帽子は50年代の革命戦争写真でも良く見ますよ。
ゲリラ戦の舞台となったシエラ・マエストラ(マエストラ山脈)は標高1,000~2,000m級の山脈なので、フィールドジャケットや毛布といった防寒装備も必要だったそうです。
詳しくはチェ・ゲバラの「ゲリラ戦争」をお読み下され。
Posted by いけしびり at 2013年04月10日 23:18