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Yakov

2008年11月23日

兵士の娯楽(1)・トランプ

 大体どこの国の兵隊も娯楽といえば飲む・打つ・買う(ソ連時代に売春は法律上存在しなかったので「自由恋愛+プレゼント」という表現になるのだろうか)と相場は決まっているが、このブログで紹介する以上「打つ」ためのネタが中心になるのもやむを得まい。表向きは健全な娯楽であるトランプネタでも。

兵士の娯楽(1)・トランプ

ブログの成人規制に引っかからないように姑息な撮り方をしているが、温泉地で売っているようなエロトランプ。中古軍服のポケットから発見した。
製造は60~70年代だろうか。見るからに密造品くさいトランプで、原版写真の紙焼きをそのままトランプにしたような代物(ハートやダイヤの赤はペンで塗ってある)。ТとかУとかДの符号でお判りのことと思うが西側の53枚規格ではなくロシア式34枚(だったと思う)のトランプである。・・・品質からしてなんとなくドイツ・東欧圏で駐留軍向けにこさえたもののような気がするが。
まあもともとソ連の「ポルノ」認定基準はよく判らず、「必然性」があれば映画のヌードシーンとかは全然OKだったりするのだが、この場合は「エロ」だからではなく「密造・裏購入品」ゆえにやっぱり上官に没収されそうな代物だ。

兵士の娯楽(1)・トランプ

大手軍装ショップ・SPLAVが製造販売しているミリタリートランプだが、やっぱり小エロっぽいところが笑える。あんまり露骨なデザインでなく着エロ(笑)っぽいのが今時の流行か。

あまりブログで取り上げる気がしなかったので写真とかは撮っていないのだが、PXではよくこうした軍ネタトランプが売られている。80年代の規定本イラストを使ったネタ的なもの、軍艦や戦車の写真をあしらったオーソドックスなもの、デフォルメした風刺画的なコミカル版など、気がついたらまた集めて紹介するかもしれない。




Posted by Yakov at 17:54│Comments(4)
この記事へのコメント
これは興味深いですね。ソ連時代の「お色気系」の軍用グッズを見たのは初めてです。
彼らだって人間だし、繁殖期のオス(ヲイ)なのですから、この辺はどうしていたのか疑問だったのですが、
やっぱりそれなりのことはしていたようですね(といっても密造酒のレベルか)。
ミグで函館に亡命したベレンコの手記を見ると、基地内では女の写真はもちろん、「女の絵を描くこと」自体が禁止されていたそうで、
そんなんで政治士官はどうやって士気を維持してたんだか。
Posted by 津久田重吾 at 2008年11月23日 23:54
最近のロシア映画だと実は基地内にも結構お尻の軽いお姉ちゃんが・・・という展開になるのですが、それなりの階級でないとあんまり(三次元の)チャンスはめぐってこない気がします。
元ドイツ駐留軍戦車兵が知り合いにいるのですが、金属加工が得意でよくエロ意匠の小物(スプーンとか薬莢利用の飲酒カップ)を作ってくれます。大戦中のトレンチアート(シガーケースとか)みたいに私物の意匠としてもぐりこませてたりして。

>政治士官:
性欲をスポーツに昇華しろ!とかいうのはさすがに日本だけでしょうからね。
・・・関係ないですが、その理論(?)で食欲をスポーツで発散させたらすぐ死にますよねえ・・・。代行不可。
Posted by YakovYakov at 2008年11月24日 00:41
>食欲をスポーツで

僕など、学生時代はよく食欲を物欲で代行していたような(ただの無計画)

SPLAVのは現行品なんですね。
・・・欲しいなぁ
Posted by 林鳥巣 at 2008年12月02日 00:25
>食欲を物欲:
よくある話です。でもそれに行き詰ってくると物を食品と交換する、という原始回帰状態に陥ることもありますが・・・。

>SPLAV:
キワモノ好きですねえ・・・(<人のことは言えない)。今度また何個か買ってきますよ。
Posted by YakovYakov at 2008年12月02日 01:21
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