2009年08月24日
甘味。
今回は民芸ネタで。似たようなマイナーネタも残してあるのだが。


ロシア蜂蜜に木製民芸調ケースを付けたもの。ロシア人の蜂蜜好きは有名だが、甘味好き以外に飲兵衛にとっても(蜂蜜を発酵させて作った)蜜酒というのがあるのでこれまた気軽に飲まれている。観光地(まあВДНХとかのことだが)でビール、いやクワスのように売られているので試してみたが、ビールよりかなり強めの度数だった。
このモチーフになった熊(メドベージ)という言葉はもともと「蜜を食べる奴」という隠語(直接「熊」と名前を呼ぶと出てきてしまうから)だったらしいが、そのもともとの「熊」という言葉(古語)はほぼ消滅してしまった(私も知らない)という念の入れようである。
・・・しかしこの職人が作った熊の顔はあまり似ていない。正直ロバかなんかにしか見えないのだが、昔新聞に「風刺漫画」(ともいえないくらいの低レベルな落書き)を載せていた故横山泰三の描いた熊(大抵「ソ連」とふり仮名が書いてあった)よりはマシかもしれない(<超じじいネタ)。
どうでもいいが、どうしてマトリョーシュカを抱いているのだろうか。蜜酒の肴に喰われてしまいそうな危険な匂いが(笑)。


ロシア蜂蜜に木製民芸調ケースを付けたもの。ロシア人の蜂蜜好きは有名だが、甘味好き以外に飲兵衛にとっても(蜂蜜を発酵させて作った)蜜酒というのがあるのでこれまた気軽に飲まれている。観光地(まあВДНХとかのことだが)でビール、いやクワスのように売られているので試してみたが、ビールよりかなり強めの度数だった。
このモチーフになった熊(メドベージ)という言葉はもともと「蜜を食べる奴」という隠語(直接「熊」と名前を呼ぶと出てきてしまうから)だったらしいが、そのもともとの「熊」という言葉(古語)はほぼ消滅してしまった(私も知らない)という念の入れようである。
・・・しかしこの職人が作った熊の顔はあまり似ていない。正直ロバかなんかにしか見えないのだが、昔新聞に「風刺漫画」(ともいえないくらいの低レベルな落書き)を載せていた故横山泰三の描いた熊(大抵「ソ連」とふり仮名が書いてあった)よりはマシかもしれない(<超じじいネタ)。
どうでもいいが、どうしてマトリョーシュカを抱いているのだろうか。蜜酒の肴に喰われてしまいそうな危険な匂いが(笑)。
Posted by Yakov at 18:20│Comments(2)
この記事へのコメント
久しぶりに覗きにきましたよ。お元気ですか?
女の子はカゴというかつづら?に入っているので「マーシャとクマ」のマーシャちゃんだと思いますよ~。
女の子はカゴというかつづら?に入っているので「マーシャとクマ」のマーシャちゃんだと思いますよ~。
Posted by ロシア雑貨店パルク at 2009年08月26日 17:17
おお、お久しぶりですね。そちら様も体調も回復されたようでなによりです。
>マーシャと熊:
わはは。こちらは(育ちが悪いもんで)つい発想が邪悪になっていけませんね(ちょっと反省)。
可愛い(時々カルチャーショックあり)民芸品を素直に愛でたいものですがキワモノばかり買ってきてしまうせいか「可愛いグッズ」が全然集まりません。
>うちの読者の方々:
正統派の可愛いものをお求めでしたら阿佐ヶ谷「パルク」へどうぞ。
・・・パルクさん、これでお客が増えたらキックバックよろしく~(嘘)。
>マーシャと熊:
わはは。こちらは(育ちが悪いもんで)つい発想が邪悪になっていけませんね(ちょっと反省)。
可愛い(時々カルチャーショックあり)民芸品を素直に愛でたいものですがキワモノばかり買ってきてしまうせいか「可愛いグッズ」が全然集まりません。
>うちの読者の方々:
正統派の可愛いものをお求めでしたら阿佐ヶ谷「パルク」へどうぞ。
・・・パルクさん、これでお客が増えたらキックバックよろしく~(嘘)。
Posted by Yakov
at 2009年08月26日 18:07
