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Yakov

2025年04月13日

観光地(174)

 いろいろ思い出があるヴャジマについて。



また写りが悪くて文字が見えないがスモレンスク州の栄光ある戦場の街・という称号を持つВязьма(ヴャジマ)の紋章である。1239年に歴史に登場した古都なわけだが15世紀にリトアニアの侵攻を受け占領されたが15世紀の末にロシアの街として再生を遂げた。
この市章は1780のものだが(18世紀にはすでにヴャジマはすでにスモレンスクよりも大きな都市であった)その意匠はスモレンスクのものとよく似たものであり、大砲の上に金色の『天国の鳥』(脚があるので極楽鳥ではない)が止まったデザインのスモレンスク版は以前紹介した。そのデザインの上の方に水色のタイトル(布を拡げたような形)があるのが特徴である。

あとは余談だが2002年の劇場襲撃事件の直後、クラブRKKAの面子でここの戦場跡を発掘する3泊4日の野宿旅行をしたことがあった。トラックの荷台に乗って移動していたら運転手の風体が怪しすぎてテロリシトと誤認、民警に車を止められて2-3時間情報照会をされたことがあった。これで時間をとられて深夜移動していたらトラックが泥にハマり、林の木にビニールシートを釘で打ちつけて簡易テント野宿と相成った。翌日通りかかった住民の力を借りて泥から脱出、結局第33軍エフィーモフ中将戦死場所の横で2泊して発掘作業をしたのであった。とりあえずそこまで寒くもなかったのでソ連88迷彩冬服を4日間着たまんま、新品の服が中古になったのである。  

Posted by Yakov at 21:07Comments(0)