ロシア着倒れ食い倒れＲ

　バッジなのだが…。



ロシア国章の双頭の鷲・・・・にしてはどうも似ていないと思われると思う。これはまだソ連時代、94年のロシア国章が定まる前の全ソコサック協会？連盟？のバッジのようなのだ。ソ連末期のお土産コーナーでレーニン勲章や赤旗勲章を模したバッジ（サイズは近いが扁平で見ればすぐわかる）とともに1ドルくらいで売られていたのを覚えている。以前見たコッサック記章の資料では正式なもの、と紹介されていて、失くさなくてよかった、と思うばかり。最も当時の記録写真を見ていると「とりあえず胸につけている」感じで名誉賞というよりむしろ「会員章」のようなイメージであった。
その後ドンやクバン、オレンブルクなどの各組織が発展するうちに「共通記章」の意味がなくなっていったのかもしれない。
ちなみに後ろのピンはきわめて貧弱で、ひっかけたりしたらすぐ紛失したであろうと思う。胸の真ん中の聖ゲオルギー像が円の中にあったりゲオルギー勲章を持っていたりシルエットが長細かったり、まあ独特なデザインではある。、