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Yakov

2014年01月23日

国境警備ポスター(2)

 今回は「哨所・巡察・自動車化機動班」のものを。念のために言い添えておくとイラストの説明は「見ればわかること」しか書かれていない。筆者が重要情報を秘匿しているわけではないのでご理解いただきたい。

国境警備ポスター(2)

全体図。下には注釈として「(二列のうち)下段の装備は黒海沿岸保養地勤務装備」と記されている。

国境警備ポスター(2)

お馴染みの通称「79迷彩初期型」を着用している。左は一般地域、その次が亜熱帯地域の服装でパナマを着用、迷彩服もちゃんと開襟になっている。3番目は「野戦装備ベルトをつけた夏服」とあるだけでベレーでなくクラッシュキャップになっている理由等は不明。これは資料を読まなくてはなるまい(未入手)。右は上に防水コートを羽織っているのだがなぜかシングル裁断である。半民生品によくある形ではあるが詳細不明だ。

国境警備ポスター(2)

左は以前に実物(博物館収蔵品)を紹介した冬服、中央が例の「半シューバ」である。右は冬季偽装服だが、これも軍用と同一と思われる。

国境警備ポスター(2)

この段からは「黒海保養地装備」である。左は夏季礼・外出服(ムンディール)、その次が夏季礼・外出服(上着なし)、三番目も記載は同様である。まあこれもTPO(略)。右は勤務服(キーテェリ)着用例。

国境警備ポスター(2)

左は上に防水コートを着た夏服。これはダブルブレストである。中央は冬季コート着用例。右は冬季綿入れ着用例だが、軍用とは微妙に裁断が異なっている(しかも迷彩ではない)など謎が謎を呼ぶイラストである。




Posted by Yakov at 17:55│Comments(2)
この記事へのコメント
フラーシュカにシャツ&ネクタイ。乗馬ズボン、ブーツは一般的だけど、これにバヨネットの組み合わせってちゃんとあったんですね。
陸軍でしたけどハバロフスクの軍事博物館で守衛やらされてた兵隊さんがこの格好でしたわ。
バヨネット自体は旧式のAK-47のものだったのでカテゴリーCとかの人だったんかな。
Posted by 津久田重吾 at 2014年01月23日 18:19
礼・外出服とはいっても勤務用衣服のカテゴリー違いですからねえ。(これは直訳ですが)制度の異なる国の用語は翻訳が難しいです…。
Posted by YakovYakov at 2014年01月23日 19:32
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