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Yakov

2014年04月02日

海軍礼装(2)

 旧ブログでは何回かとりあげたが海軍の1945年ビクトリーパレード服を改めて。30日のビクトリーショーで「投げ売り」されていた服を購入したのだ。

海軍礼装(2)

どこぞのコレクターの放出らしいが日本に入るルートも限られているのでおそらく90年代初頭にKING-2さんあたりが入れたものかと思う。
ご覧のとおり海軍沿岸防護部隊の佐官服である(肩章は陸軍型5角形だが6角形が正しい)。このダブル以外に「海軍歩兵用シングルブレスト版」が規定書に出てくるが実物を一度たりとも見ていないので実在するかは何とも。
2013年1月28日にこれを「リスペクト」したユダシキン制服(海軍艦船要員用)を紹介したが、こちらの方が遥かに洗練されたデザインである。

海軍礼装(2)

背部のスカート部分はポケットになっている。帝政時代の服にも言えることだがこのポケットはダミーになっていることが多く、この服のようにポケットがライブなものは「特に高級な仕立て」の部類と考えていいと思う。




Posted by Yakov at 17:46│Comments(2)
この記事へのコメント
>この服のようにポケットがライブなものは「特に高級な仕立て」の部類と考えていいと思う。
ソ連(帝政ロシア)に限らず古い時代の海軍外套にも同様のパーツがついてますが、こちらは多くの場合スリットになっていて、外套を脱がずに中の上着のポケットにアクセスできると書かれた資料を読んだことがあります。側面のポケットには手が届かないんじゃ?と思ってたんですが、なるほど同じ位置にあれば道理に叶いますね。
Posted by 津久田重吾 at 2014年04月04日 11:11
外套の上から…というのはアウトドアライフ(笑)では必須の機能なわけですしねえ。帝政ロシアの外套側面ポケットにサーベルの柄を出すスリットが開いているのですがソ連時代に廃止されたのが残念です。
まあ一般将校のサーベル携帯自体が廃れたためでもありますが、騎兵将校が外套の中からすらっとサーベルを抜き放つ、なんて身震いするほど格好いいのになあ。
Posted by YakovYakov at 2014年04月04日 17:28
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