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Yakov

2016年07月29日

再録12・海軍歩兵戦後・補足

 何しろ行き当たりばったりで更新しているため、前回少々積み残しがあったことに気がついた。ソ連解体直後の事情も加え、再度海軍歩兵の回を続けることにする。

再録12・海軍歩兵戦後・補足

前回の積み残し、海軍歩兵兵下士官用ブーツである。規定で海軍歩兵用に「短縮型ブーツ」が制定されており、これは本皮および「кирза」と呼ばれる防水合皮で出来ている。写真は民生品だが通常軍用との(丈の)比較には充分なので掲示しておく。将校については通常型野戦ブーツの使用例も多く(基本的に自弁であるため)、必ずしもすべて短いブーツを着用しているわけでもない。
足元に見えるのは海軍歩兵専用の将校図嚢である。

再録12・海軍歩兵戦後・補足

次は95年ごろ私の知人が実際に着用していた迷彩服。1993-4年ごろから使用されている通称「スコフィールド迷彩」とは明らかに異なる。当然その後はまったく使用されておらず、実地試験用に使用されたものらしい。
モスクワの軍事博物館には英軍のDPM迷彩に類似した(配色は似ても似つかないが)海軍歩兵用迷彩服が展示してあったが、小編成で様々な任務が要求される海軍歩兵部隊は、新迷彩服トライアルの場として重宝されたと見える。

再録12・海軍歩兵戦後・補足

その次は袖に付ける部隊パッチ(黒海艦隊および太平洋艦隊)だが、現在よくみられるビニールプリントと異なり布に直接印刷されている。ロシア軍最初期のものだが、同様のデザイン(アンドレア十字を欠く)で白熊がシンボルマークの部隊章はすでにソビエト時代、1991年から存在している。現ロシアの部隊章はさすがに紹介するスペースがない。

再録12・海軍歩兵戦後・補足

前回省略するつもりだった88年規定の4つポケ迷彩も比較のため載せておく。
(2006/7/19)




Posted by Yakov at 14:34│Comments(0)
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