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Yakov

2016年07月29日

再録15・民間商船隊2

 前回紹介した(戦後すぐの)河川艦隊はかなり特異な肩章を使用していたが、海洋船舶隊については1949年に新規定の階級章が制定されたとはいえ基本的に戦前のシステムを踏襲しており、制服自体も(肩章を外した)海軍の制服と殆ど変わらないものであった。
だがこれが1964年になると、民間商船独自の趣が感じられてくる。

再録15・民間商船隊2

写真のダブルブレスト制服は当時の背広の流行だろうか、かなりゆったりとした裁断となっている。ちなみにこの服には中級・上級勤務員用のボタン(ドイツ海軍用を思わせる)がついているが、下級勤務員の(ソ連海軍式)ボタンを使用している中級勤務員もよく見られる。

再録15・民間商船隊2

次のジャンパータイプも1964年採用の略服で、海軍用とは明らかに裁断が異なる。小判型の肩章もこの頃の特徴といえる。

再録15・民間商船隊2

写真容量の関係で次回紹介する69年、77年式制服用と一緒にまとめて制帽の写真を掲載しておく。左列下から海洋船舶上級士官用、夏用上級士官用、革製の中級士官用。船長クラスは細部に凝った(イレギュラーな)特注品を好むため収集を始めると本当にきりがない。右列は下から河川艦隊中級、河川艦隊夏用上級、同高級管理官の制帽となる。
(206/7/22)



Posted by Yakov at 14:47│Comments(0)
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