楽しみながら強くなれる!田村装備開発(株)の『ガチタマTV』!
2016年08月01日
再録602・情操玩具(9)



久々に玩具を取り上げるが、例によって倉庫発掘ネタなのである。
左は1985年の戦勝記念に生産されたもので、かつてメダル部分に40の文字が入っていた。実は1989年の正月、レニングラードのプリバルチカホテルの売店に(4年間も)売れ残っていたのを見たことがあるのだ。これ自体は95年くらいにボロ市で買ったものですでに「40」のシールは剥がれ落ちていた。右の短髪バージョンは製造してから勝手に髪の毛を(子供が)切ったのかとも思ったが顔の造作が違うのでもともと「男の子」として生産したものだと思う。ある程度のポーズが付けられて決して悪い品質ではないのだが、もらった子供が嬉しいかどうかはいささか疑問である。
ポンチョやピロートカの出来はかなり良い。さすが本国製である。
これはさらに後の時代のものらしく横にすると目を閉じるギミック付き。ボタンやポケットなどが塗料で描いてあるところは省力生産モデル、というところだろうか。なぜか兵長の肩章が付いていたり凝っているところも多いが。調理班のエプロンがついているので頭にはもともとプラトークか何かがついていたのだろうか。
…実はこの人形は友人からもらったものなのだが、どうやらロシア人(いや、私の友人たちだけかもしれないが)にもイヤゲものという文化があるらしい。誕生日とかの度に「これは絶対喜ばないだろう」というようなジョークグッズやら本人に似ているもの(ささやかな悪意を感じるレベル)をボロ市で探してはお互いに贈り合っているのである。…そのうち日本製のイヤゲものを贈ってやらないと…(張り合ってどうする)。
追記・今や3体ともゴスロギである。
Posted by Yakov at 16:42│Comments(0)
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