2023年12月04日
観光地(53)
ツァールスコエセロで。

ペテルブルク近郊、ツァールスコエセロ(夏の宮殿所在地)のエカテリーナ庭園にある泉の像、「水瓶と少女」(乳搾りの娘その他異名多数)のバッジである。18世紀後半に工事がなされたきれいな水を引いて来た飲用の泉に19世紀初めに彫像ができたもの。かなり複雑な歴史があり、原型の像、青銅の新造、皇帝贈答用のミニチュアなどいろいろな資料がある。テーマはロシア民話とかではなく、皇帝を巡る女性の追悼という個人的色彩が強いようだ。ツァールスコエセロといえば映画「おろしあ国酔夢譚」のクライマックス撮影場所でもあり筆者にも思い出深いが、ナチドイツ占領中はこの像は土に埋めて隠されており、盗難を免れたという。
ペテルブルク近郊、ツァールスコエセロ(夏の宮殿所在地)のエカテリーナ庭園にある泉の像、「水瓶と少女」(乳搾りの娘その他異名多数)のバッジである。18世紀後半に工事がなされたきれいな水を引いて来た飲用の泉に19世紀初めに彫像ができたもの。かなり複雑な歴史があり、原型の像、青銅の新造、皇帝贈答用のミニチュアなどいろいろな資料がある。テーマはロシア民話とかではなく、皇帝を巡る女性の追悼という個人的色彩が強いようだ。ツァールスコエセロといえば映画「おろしあ国酔夢譚」のクライマックス撮影場所でもあり筆者にも思い出深いが、ナチドイツ占領中はこの像は土に埋めて隠されており、盗難を免れたという。
Posted by Yakov at 20:35│Comments(0)